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私と私の思想

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主に私の経験や生きてきた軌跡を少しずつ紡ぎます。少しでも「泉 明鏡」について知っていただければと思います。
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私と私の思想(3)

私と私の思想(3)

初めて男の子に恋した話

私の小学校のときの所属クラブは野球部。
基本は一塁手で、四番あるいは五番打者であった。
レギュラーメンバーだったことも有り、部活に対する意欲は部内では高い方ではあった。

見出しのように、私が男の子に恋したのは六年生のときのことである。
その子(Kくんとする)も同じく野球部で、初期はエースを務めていた。(イップスとなったために途中からは三番手投手とはなった。)特徴を言えば

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私と私の思想(2)

私と私の思想(2)

初めてついた嘘

前回は誕生〜2,3歳の頃の話だったが、小学一年生の頃の話をば。

それは6月のもう梅雨時。小学校に入学してはや二ヶ月で、昼休みに「歯磨き教室」なるものが開催されるということだった。先生からの言いつけにより、その日は母から手鏡を借りて学校に向かったのだった。

昼休みを迎え、「歯磨き教室」を終えて一息をつく。
後ろの棚─教室の後方にある生徒用の物置棚に手鏡をしまおうとした。

その

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私と私の思想(1)

私と私の思想(1)

誕生

200X年、泉明鏡 誕生
身長体重共に平均より少し大きく生まれるも、仮死状態‥。
すぐさま私は入院したらしく、母は私を抱くことはなかったそうな。
ちなみにその時の入院代は40万円ほど。これは今でもグチグチと言われる(あんたのせいでお金が〜等)。

その後は特に何事もなくすくすくと育った。
然し、喋りだす時期が遅かったらしく、これは知的障害なのではないかと疑われて市内の施設でテスト?を受けさ

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私と私の思想(0)

私と私の思想(0)

自己紹介の通り私は一学生です。
産声を上げてからまだ20数年も経ってはいません。
社会を知らず、まだ狭いコミュニティにしかいた経験しか有りません。
然し、思うことはあるのです。考えることもあるのです。
張り裂けんばかりに胸を満たす様々な感情が、
どこかに駆け出してしまいたいような衝動が、
誰かに”何か”の伝達を欲し渦巻いている塊が、
確かに私の中に棲んでいるのです。
この熱を失う前に、
真の現実に

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