いとです。 話したくなるようなことがほぼ毎日のように起こるので、文字にして残しておこう…

いとです。 話したくなるようなことがほぼ毎日のように起こるので、文字にして残しておこうと始めました。 年かな。どんなに楽しくても面白くても、忘れちゃうんです。一緒に笑っていただけると嬉しいです。

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くり返す「写真はどうする」問題

実家の仏間に並んである遺影写真は4枚。 会ったこともない父方の曾祖父母と 30年前に亡くなった父方の祖父と 10年程前に亡くなった父方の祖母。 幼い頃、祖父の肖像写真だ…

絃
3週間前

マイブームは過ぎ去るもの

年長さんくらい時の娘は 買い物をして来た物の中に 気に入ったものがあると、 どこで買ってきたのかを問う癖みたいな習慣があった。 17歳の今の娘に、あれにはどんな意味が…

絃
3週間前
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青春だ、思い切り楽しめ!

朝起きて 久しぶりに太陽を見た。 ここ数日は、降ったりやんだりの雨に悩まされていた。 梅雨だから。 まぁ仕方ない。 が、今回ばかりは「仕方ない」にならなかった。 来…

絃
3週間前
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見えていいもの?

我が家のアイドル 17歳の娘。 この子が喋り始めたころのことだから、15年程前の話になる。 自宅から買い物に向かう途中に高速道路の上がり口がある。 この交差点では、ほ…

絃
1か月前
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おべんとう迷子

娘のお弁当作りも残り数ヶ月になった。 子どもが半日頑張って、 午後、もう一回頑張れるように 「ごちそうさま。よし!がんばろ!」 その声が出るように 高校入学以来休む…

絃
1か月前
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憧れの南の島生活

梅雨。 確かに濡れるのはイヤ。 じっとりと湿度の高いあの空気も心地よいものではない。 それは分かるけれど。 テレビで天気予報を見た後、娘は毎回言う。 「明日、雨で学…

絃
1か月前
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夏の終わりに思い出すこと

娘がまだ保育園に通っていた頃のこと。 聞き逃してしまいそうな一瞬が 我が家では語り継がれる一瞬となった。 お盆を過ぎて、夏の終わりまでをカウントダウンし始める頃に…

絃
1年前
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ちゃんとこの世の人

我が家から高校までの道のりは自転車で45分。 だけど、娘はすぐにこれを諦めた。 「お父さん、連れてって」 入学後、3日目の朝 この一言で主人は3年契約で娘専属運転手を…

絃
1年前
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本日の勝者

今日から8月。 にもかかわらず、 娘はいつもの時間に起き お弁当を持って、学校へ行く。 午前中は夏季講習。 午後は青春をかける部活動。 帰宅時間は1学期も夏休みも変わら…

絃
1年前
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はじめまして いとです。

子育ても もう終盤。 二人目が進学で地元を離れてしまえば、夫婦二人だけの生活が始まる。 そのカウントダウンが既に始まっている今現在。 それに不満はないし、毎日楽し…

絃
1年前
13
くり返す「写真はどうする」問題

くり返す「写真はどうする」問題

実家の仏間に並んである遺影写真は4枚。
会ったこともない父方の曾祖父母と
30年前に亡くなった父方の祖父と
10年程前に亡くなった父方の祖母。
幼い頃、祖父の肖像写真だと思っていたものが
曾祖父の遺影と知ったときは似すぎていて驚いた。
遺影というものの存在を知ったのは、その時だった。

実家にある4枚の中の1枚。
祖母の遺影は 私が作った。
が、作るまでが大変だった。

約10年前のこと。
祖母は

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マイブームは過ぎ去るもの

マイブームは過ぎ去るもの

年長さんくらい時の娘は
買い物をして来た物の中に
気に入ったものがあると、
どこで買ってきたのかを問う癖みたいな習慣があった。
17歳の今の娘に、あれにはどんな意味があったのかを尋ねても
「あの時の考えなんか覚えてない。」
と真っ当な答えしか返ってこなかった。
10年程前のことなのに、
日常過ぎて、記憶からもだんだん薄くなっていた。

ある日、
思いつきで買ったレトルト食品が、娘のお気に入りに殿堂

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青春だ、思い切り楽しめ!

青春だ、思い切り楽しめ!

朝起きて
久しぶりに太陽を見た。
ここ数日は、降ったりやんだりの雨に悩まされていた。
梅雨だから。
まぁ仕方ない。
が、今回ばかりは「仕方ない」にならなかった。

来月から始まる高校野球。
今はその予選で、全国どこも盛り上がっていることでしょう。
残念ながら 生まれてこの方 高校球児とは縁遠かったもので、
今年ほどヤキモキしたことはない。

高校三年生の娘は入学以来吹奏楽部で頑張っている。
その先

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見えていいもの?

見えていいもの?

我が家のアイドル 17歳の娘。
この子が喋り始めたころのことだから、15年程前の話になる。

自宅から買い物に向かう途中に高速道路の上がり口がある。
この交差点では、ほぼ毎回と言って良い程 信号で止まる。
すると当時の娘は言う。
「くるくる回ってる」
毎回なので、これがもう怖くて仕方なかった。
何がくるくる回っているのか私には分からないからだ。

幼い子どもには、大人には見えないものが見えるとも聞

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おべんとう迷子

おべんとう迷子

娘のお弁当作りも残り数ヶ月になった。

子どもが半日頑張って、
午後、もう一回頑張れるように
「ごちそうさま。よし!がんばろ!」
その声が出るように
高校入学以来休むことなく作ってきた。

時には 冷食に頼りながら
時には 面倒くさいリクエストに応えながら
ここまでやって来た。
それが突然・・・。

先々週のことである。
1学期の終わりも見えてきたこのタイミングで
彼女がある要望を言ってきた。

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憧れの南の島生活

憧れの南の島生活

梅雨。
確かに濡れるのはイヤ。
じっとりと湿度の高いあの空気も心地よいものではない。
それは分かるけれど。
テレビで天気予報を見た後、娘は毎回言う。

「明日、雨で学校休みにならないかな」

あったね、そんな歌詞
♫風が吹いたら遅刻で
♫雨が降ったらお休み・・・やったっけ。

残念ながらここは南の島ではないので
お休みにはなりません。
今朝も

「お弁当作らなくて良いよ。今日はお休みにする。」

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夏の終わりに思い出すこと

夏の終わりに思い出すこと

娘がまだ保育園に通っていた頃のこと。
聞き逃してしまいそうな一瞬が
我が家では語り継がれる一瞬となった。
お盆を過ぎて、夏の終わりまでをカウントダウンし始める頃になると
毎年 思い出す。
今となってはとっても素敵なエピソード。

夕方、娘を保育園に迎えに。
園までは自宅から歩いて数分。
仕事帰りの車ではなく、自宅から歩いて行くことも多々。

その日、お迎えの時間に自宅にいた私は、歩いてお迎えに向か

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ちゃんとこの世の人

ちゃんとこの世の人

我が家から高校までの道のりは自転車で45分。
だけど、娘はすぐにこれを諦めた。

「お父さん、連れてって」
入学後、3日目の朝
この一言で主人は3年契約で娘専属運転手を受け入れた。
中学の三年間、文化部だったから
チャリ通でちょっとは体力付けてくれたらな
なんて思ったのに、
私の期待は秒で消えた。

暑い日も寒い日も
雪の日も雨の日も
彼女は車で登下校している。

先日、お迎えコール無しに
娘は突

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本日の勝者

本日の勝者

今日から8月。
にもかかわらず、
娘はいつもの時間に起き
お弁当を持って、学校へ行く。
午前中は夏季講習。
午後は青春をかける部活動。
帰宅時間は1学期も夏休みも変わらない。
よって、私の
朝の弁当作りも
1日のスケジュールも
変わらない。

私の高校時代の夏休みなんて、バイト三昧だったような。
最近のJKって、大変なのね。

ほぼ毎日教室で会うのなら、
2学期最初の日の朝。
「久しぶり~!」「焼

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はじめまして いとです。

はじめまして いとです。

子育ても もう終盤。
二人目が進学で地元を離れてしまえば、夫婦二人だけの生活が始まる。
そのカウントダウンが既に始まっている今現在。
それに不満はないし、毎日楽しく過ごしているけれど
備忘録的な感じで、まとめておこうと 
ふと思い立ちnoteを開始。

というのも。
最近 時々娘に尋ねられる。

「小さい頃の私、どんなだった?」

「可愛かったよ。」と答えてはみるが、
これは、娘が期待している答え

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