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はじめまして いとです。

子育ても もう終盤。
二人目が進学で地元を離れてしまえば、夫婦二人だけの生活が始まる。
そのカウントダウンが既に始まっている今現在。
それに不満はないし、毎日楽しく過ごしているけれど
備忘録的な感じで、まとめておこうと 
ふと思い立ちnoteを開始。


というのも。
最近 時々娘に尋ねられる。

「小さい頃の私、どんなだった?」

「可愛かったよ。」と答えてはみるが、
これは、娘が期待している答えではないらしい。
例えば一緒に夕飯の買い物に出ている時。
どこかからか聞こえてくる小さな子どもの泣き声。
角を曲がれば、お菓子コーナーでママとケンカ中のおそらく3歳くらいの男の子。
怒られたのかな?あのお菓子欲しかったのかな?と思われる光景。
もう一つ角を曲がれば、

「ねぇ、私、これが欲しいって、スーパーで泣いたりしていた?」

娘の質問はこのタイミングでやってくる。
「もぅ、頑固で泣いて大変だったよ。買い物なんて毎回大騒ぎ!」
とか。
「今日はだめ。我慢しようねって言ったら、分かったって納得してたよ。」
とか。
きっと彼女はどちらかのような答えを待っている。
のだと思う。

で、私が答えられる正しい答えはというと、

・・・・・・・・。

覚えてない。ごめん。


モノを書くことは嫌いじゃないし、成長記録や日記は付けている時期もあった。どこかを探せば手帳は出てくるだろうし、大切な記録は書いてあるはず。
でも、その場ですぐは答えられない。
あの頃は子育て真っ最中。
しかも 日々過ぎていく日常の様子なんて、
毎日生きていくので精一杯で、

あら?
そもそも 書き留めているだろうか。

やっぱりごめん。
記録も記憶もない。


一方で
最近の娘の言動が面白くて仕方ない。
誰に笑ってもらえなくても、
きっとこれは10年後も夫婦で笑って話せるネタになると思えた。

娘の3歳の日常は思い出せなくとも、
これからの娘の日常はずっと話せるようにしておきたい。
これがきっかけ。


高校生になってからの娘の趣味嗜好がよく分からない。
イケメンも好きだけど、同等にホラーマンも好き。
ショクパンマンさまじゃなくて、ホラーマンらしい。
そして無類のサル好き。
黄色いおじさんと一緒に暮らしているあのおさるが大好き。
それがいつからか自分をサル扱い。
ニュースで山から街に出て来たサル情報を見かけると
「なんか、私の友だちがごめん」
と毎回私に謝る。
よって私も、愛情を持って娘を「おさる」と呼ぶ。
それで会話が成立するのほほんとした家庭。
幸せでありがたいこと。
彼女から発せられる言葉を残していきたい。


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