いとです。 話したくなるようなことがほぼ毎日のように起こるので、文字にして残しておこう…

いとです。 話したくなるようなことがほぼ毎日のように起こるので、文字にして残しておこうと始めました。 年かな。どんなに楽しくても面白くても、忘れちゃうんです。一緒に笑っていただけると嬉しいです。

最近の記事

くり返す「写真はどうする」問題

実家の仏間に並んである遺影写真は4枚。 会ったこともない父方の曾祖父母と 30年前に亡くなった父方の祖父と 10年程前に亡くなった父方の祖母。 幼い頃、祖父の肖像写真だと思っていたものが 曾祖父の遺影と知ったときは似すぎていて驚いた。 遺影というものの存在を知ったのは、その時だった。 実家にある4枚の中の1枚。 祖母の遺影は 私が作った。 が、作るまでが大変だった。 約10年前のこと。 祖母は突然旅立った。 90歳を越えて大往生とは言われたが、あまりに突然だった。 その

    • マイブームは過ぎ去るもの

      年長さんくらい時の娘は 買い物をして来た物の中に 気に入ったものがあると、 どこで買ってきたのかを問う癖みたいな習慣があった。 17歳の今の娘に、あれにはどんな意味があったのかを尋ねても 「あの時の考えなんか覚えてない。」 と真っ当な答えしか返ってこなかった。 10年程前のことなのに、 日常過ぎて、記憶からもだんだん薄くなっていた。 ある日、 思いつきで買ったレトルト食品が、娘のお気に入りに殿堂入りした。 私が仕事で留守の時、時間的都合でご飯を用意してあげられない時、 未だ

      • 青春だ、思い切り楽しめ!

        朝起きて 久しぶりに太陽を見た。 ここ数日は、降ったりやんだりの雨に悩まされていた。 梅雨だから。 まぁ仕方ない。 が、今回ばかりは「仕方ない」にならなかった。 来月から始まる高校野球。 今はその予選で、全国どこも盛り上がっていることでしょう。 残念ながら 生まれてこの方 高校球児とは縁遠かったもので、 今年ほどヤキモキしたことはない。 高校三年生の娘は入学以来吹奏楽部で頑張っている。 その先に高校野球の応援があるなんて、私はすっかり忘れていた。 そういえば、学生時代の

        • 見えていいもの?

          我が家のアイドル 17歳の娘。 この子が喋り始めたころのことだから、15年程前の話になる。 自宅から買い物に向かう途中に高速道路の上がり口がある。 この交差点では、ほぼ毎回と言って良い程 信号で止まる。 すると当時の娘は言う。 「くるくる回ってる」 毎回なので、これがもう怖くて仕方なかった。 何がくるくる回っているのか私には分からないからだ。 幼い子どもには、大人には見えないものが見えるとも聞く。 だから私は、毎回その交差点で停止している時間 思考も停止させることで切り抜

        くり返す「写真はどうする」問題

          おべんとう迷子

          娘のお弁当作りも残り数ヶ月になった。 子どもが半日頑張って、 午後、もう一回頑張れるように 「ごちそうさま。よし!がんばろ!」 その声が出るように 高校入学以来休むことなく作ってきた。 時には 冷食に頼りながら 時には 面倒くさいリクエストに応えながら ここまでやって来た。 それが突然・・・。 先々週のことである。 1学期の終わりも見えてきたこのタイミングで 彼女がある要望を言ってきた。 「揚げ物が食べられなくなった。ごめんやけど入れないで。」 冷食を含め、フライ系

          おべんとう迷子

          憧れの南の島生活

          梅雨。 確かに濡れるのはイヤ。 じっとりと湿度の高いあの空気も心地よいものではない。 それは分かるけれど。 テレビで天気予報を見た後、娘は毎回言う。 「明日、雨で学校休みにならないかな」 あったね、そんな歌詞 ♫風が吹いたら遅刻で ♫雨が降ったらお休み・・・やったっけ。 残念ながらここは南の島ではないので お休みにはなりません。 今朝も 「お弁当作らなくて良いよ。今日はお休みにする。」 と言いながら顔を洗いに向かい しっかりお弁当を持って出掛けていきました。

          憧れの南の島生活

          夏の終わりに思い出すこと

          娘がまだ保育園に通っていた頃のこと。 聞き逃してしまいそうな一瞬が 我が家では語り継がれる一瞬となった。 お盆を過ぎて、夏の終わりまでをカウントダウンし始める頃になると 毎年 思い出す。 今となってはとっても素敵なエピソード。 夕方、娘を保育園に迎えに。 園までは自宅から歩いて数分。 仕事帰りの車ではなく、自宅から歩いて行くことも多々。 その日、お迎えの時間に自宅にいた私は、歩いてお迎えに向かった。 玄関でサンダルを履きかけて、 時期的にさすがにもうサンダルは恥ずかしいか

          夏の終わりに思い出すこと

          ちゃんとこの世の人

          我が家から高校までの道のりは自転車で45分。 だけど、娘はすぐにこれを諦めた。 「お父さん、連れてって」 入学後、3日目の朝 この一言で主人は3年契約で娘専属運転手を受け入れた。 中学の三年間、文化部だったから チャリ通でちょっとは体力付けてくれたらな なんて思ったのに、 私の期待は秒で消えた。 暑い日も寒い日も 雪の日も雨の日も 彼女は車で登下校している。 先日、お迎えコール無しに 娘は突然バスで帰って来た。 何かあったのではないかと、要らぬ心配をしてしまう。 私:

          ちゃんとこの世の人

          本日の勝者

          今日から8月。 にもかかわらず、 娘はいつもの時間に起き お弁当を持って、学校へ行く。 午前中は夏季講習。 午後は青春をかける部活動。 帰宅時間は1学期も夏休みも変わらない。 よって、私の 朝の弁当作りも 1日のスケジュールも 変わらない。 私の高校時代の夏休みなんて、バイト三昧だったような。 最近のJKって、大変なのね。 ほぼ毎日教室で会うのなら、 2学期最初の日の朝。 「久しぶり~!」「焼けたねぇ~」 なんて会話はないんだろうな。 ここまでササッと書いたけれど、 玄

          本日の勝者

          はじめまして いとです。

          子育ても もう終盤。 二人目が進学で地元を離れてしまえば、夫婦二人だけの生活が始まる。 そのカウントダウンが既に始まっている今現在。 それに不満はないし、毎日楽しく過ごしているけれど 備忘録的な感じで、まとめておこうと  ふと思い立ちnoteを開始。 というのも。 最近 時々娘に尋ねられる。 「小さい頃の私、どんなだった?」 「可愛かったよ。」と答えてはみるが、 これは、娘が期待している答えではないらしい。 例えば一緒に夕飯の買い物に出ている時。 どこかからか聞こえてく

          はじめまして いとです。