マガジンのカバー画像

CTO記事つめあわせ

96
CTOの言語化
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

最初期のスタートアップでデータプロダクトを創る3つの戦略

最初期のスタートアップでデータプロダクトを創る3つの戦略

先日、CTO LT 会という会でテッキーに今年1年を振り返る機会があったので、そこでの発表内容に加筆してココにまとめたいと思います。

今年一年を振り返ってみると一番のチャレンジは、創業期の 0 → 1 フェーズのスタートアップで如何にデータプロダクトを創るかってことかなと思うので、これについて書いていきます。

データプロダクトとはそもそもデータプロダクトとは何なのかと言うと、簡単には

のこと

もっとみる
エンジニアの仕事は、プロダクト開発という名の総合格闘技

エンジニアの仕事は、プロダクト開発という名の総合格闘技

こんにちは。クラシルを運営するdelyでCTOをしています、大竹です。

兼任で、クラシルの新規事業であるネットスーパー事業の責任者をしています。先日、イオン様との提携を発表しました。

delyは2014年の設立時に堀江さんと共同創業しました。いくつもの事業立ち上げ・撤退を経て、2016年5月にクラシルをローンチしました。当時はエンジニアは自分1人しかいなかったので、(負債も残しつつ)全てゼロか

もっとみる
レイトステージスタートアップにCTOとして 参画しての10ヶ月

レイトステージスタートアップにCTOとして 参画しての10ヶ月

と、いうわけで今日は CTO っぽいアドベントカレンダー書きます。(この記事はスタフェスアドベントカレンダーのトリです! メリークリスマス!)

今年2月に、執行役員CTOとして、スターフェスティバル株式会社(スタフェス) にジョインしました。スタフェスは参画時点で11期、今年の7月から12期の始まったレイトステージスタートアップです。

さて、そんなスタフェスにジョインして約1年になるので、20

もっとみる
スタートアップのCEOを辞めてスタートアップのCTOとして2020年に考えたことと、これから。

スタートアップのCEOを辞めてスタートアップのCTOとして2020年に考えたことと、これから。

みなさんこんにちは。師走をいかがお過ごしでしょうか。池内です。この記事は、日本CTO協会コミュニティによるAdvent Calendar である CTOA Advent Calendar 2020 23日目の記事として書かれるものです。

昨日は株式会社ハマヤ執行役員CTO、京都デジタル推進室代表 若井 信一郎さんによる記事でした。

長い伝統を持つ企業のデジタイゼーションはまさに我が国の課題であ

もっとみる

50年続く老舗CTOになるということ。

はじめに
株式会社ハマヤでCTOをしている若井(@se_kamo)です。
これは CTOA Advent Calendar 2020 の22日目の記事です。

昨日は株式会社エウレカCTO kaneshinさんでした。お疲れさまでした。
22日目のバトンを受け取りましたので、ざっと書かせていただきます。

元々はデジタルマーケティングのベンチャーでエンジニアとして働き、そこから京都で50年続く卸問

もっとみる
新米CTOになってから4年、社員3人から80人を超えるまでのロールの変遷

新米CTOになってから4年、社員3人から80人を超えるまでのロールの変遷

こんにちは、ミツモアCTOの柄澤(@fmy)です。

この記事は CTOA Advent Calendar の19日目の記事です。 前日のエアークローゼット辻さんの記事では技術選定について書かれていますので、是非御覧ください。

はじめに弊社ミツモアは、創業してからもうすぐ4年のスタートアップです。この4年でシードとシリーズAの調達を行い、社員数は3人から80を超えるまで成長しました。創業からCT

もっとみる
エアクロを支えるシステムの歴史的な経緯とこれから

エアクロを支えるシステムの歴史的な経緯とこれから

こんにちは!エアークローゼットCTOの辻(Twitter)です。Takahiro Fujiwaraさん17日目お疲れさまでした!

この記事は CTOA Advent Calendar の18日目の記事です。これまで17人のCTOが、組織の話や技術の話、採用の話、CTOとは?など様々な記事を書かれてますので、ぜひ全部チェックしてみてください。もちろん19日以降も楽しみにしていただけたら!

はじめ

もっとみる
ZOZOのテックカンパニーへの変遷、CTOとしての取り組みを振り返る

ZOZOのテックカンパニーへの変遷、CTOとしての取り組みを振り返る

こんにちは、ZOZOテクノロジーズで執行役員CTOをしている @kyunsです。

本記事はCTOA Advent Calendar2020の 16日目の記事となります。

この記事ではZOZOでの2年半を振り返り、テックカンパニーを目指す中でCTOとしてどのようなことに取組み、結果としてどういう変化が起きたかについて紹介したいと思います。
同じような立場のCTOやこれからエンジニアリング組織を強

もっとみる
CTOの頭の中:技術投資を最適化する

CTOの頭の中:技術投資を最適化する

ざっくり年収1,000万円のエンジニアが10名いる会社では、年間1億円の技術投資がなされているわけですが(地代家賃、ライセンスフィー、PC代など含めるともっと)、年間1億円を正しく詳細に把握して、投資をコントロールできている会社は少ないと思います。会社が創業期であれば、最低限作らなければならない機能などは分かりやすく見えていたりするのでまだしも、そのプロダクトでしっかりとした収益が成り立ち、上場企

もっとみる
4年間CTOとしてどんなことを考え/どんな意思決定をして組織をつくってきたか

4年間CTOとしてどんなことを考え/どんな意思決定をして組織をつくってきたか

Scoville CTOのいわーく(@iwark02)です。ちょうど4年前になる2016年12月にCTOとして入社して以来、0からエンジニアチームの構築をしてきて、2020年にはエンジニア/デザイナーだけで40名近い規模となりました。
この記事はCTOA Advent Calendar 2020 の8日目の記事になります。

理想的なエンジニア組織を作ろうとするとどうも考えることは似るようで、最近

もっとみる

CTO不在の企業で開発組織を作っていくために大事なこと

おはこんばんちは!!尾藤 a.k.a. BTO です。

これは CTOA Advent Calendar 2020 の5日目の記事です。

今までウノウとUUUMの2社のスタートアップでCTOを足掛け10年近くやってきました。経歴柄、CTOのいない企業から開発組織の作り方の相談を受けることが多いですが、やはりCTOが不在で開発組織を作っていくのは非常に困難です。とはいえ、転職市場に都合よく即戦力

もっとみる
小さな会社のCTOの存在意義

小さな会社のCTOの存在意義

こんにちは、M&AクラウドでCTOをしていますかずへいです。
CTOA Advent Calendar 2020 の4日目に参加させていただいています。
錚々たるメンバーのアドベントカレンダーに枠を頂いて大変恐縮です。

はじめについ最近以下のツイートを見てまさに自分のことだよな〜と思って考えていました。

ここで書かれているたくさんのCTOですが、ここ最近のスタートアップ投資の増加によってたくさ

もっとみる
ベルフェイス2代目CTOとしての任を終えて

ベルフェイス2代目CTOとしての任を終えて

なぜ書こうと思ったか?元来あまり表に出るのが好きでは無くTwitterも鍵垢ですが、CTO務めていた中で色々な方に出会い、時には助けて頂いたのでこのエントリーで退任のご挨拶&禊としてまたツチノコに戻ろうと言うのと、12/1のベルフェイスCTO就任のプレスリリースに対して元々CTOおったやろ!みたいな感じでちょっと界隈が燃えていたからです。

2代目?初代は?ベルフェイスには創業メンバーに初代CTO

もっとみる
CTOがどれだけ素晴らしい職種かという話

CTOがどれだけ素晴らしい職種かという話

エンジニアの波多野(@hatamasa1988)です。

Qastというナレッジ共有SaaSを開発・運用しているany株式会社に入社してCTOやってます。

CTOってどんな職種のイメージ?自分は以前は「技術力モリモリで何でも作れちゃう魔法使い」みたいなイメージを持っていました。

確かに技術に精通している人も多いし、一定のレベルで技術力を持っているのもそれは確か。

ですが、実際は本当にいろんな

もっとみる