記事一覧
「チャイルドモレスターの行動範囲について」泉南郡熊取町小4女児誘拐事件(15)
しつこく、ネチネチと日々妄想している。誘拐現場にも何度も足を運んでいる。他に、何かヒントはないのだろうか。友梨ちゃんはどこにいるのだろうか。
私が好き勝手に考える犯人像は「男性、誘拐当時20〜30歳代、無職。両親に寄生しており、持ち家がある。引きこもりに近く、友人は少ない。真正のペドフィリアではなく、チャイルドモレスターで、コミュニケーション能力は低い。過去に女児を連れ去ろうとした経歴、もしく
「殺人犯を無罪にするのと、無実の人を死刑にするのと、どちらが悪いのか」飯塚事件(11)
何度も言うように、この事件には「被害者の血液が付着した凶器を所持していた」などの犯人と証拠を結びつける直接証拠が一才見つかっていない。にもかかわらず、6つの状況証拠から有罪となり死刑となった。
近代司法は証拠が全てだ。でなければ、無知で煽動されやすい多数の人間を「コイツがやった」と口を揃えて言わせることに成功すれば、感情的に虚偽や扇動や洗脳で人を合法的に殺せる世の中になる。それがまずいかどうか
「園部にあったヒ素は、くまなく調べられていない」和歌山カレー毒物混入事件(15)
毒薬としてのヒ素の歴史は古い。アレクサンドロス大王の死因とされ、クレオパトラが自殺の道具とし、ネロがローマ皇帝の座に就くためにも使われた。ヒ素は古代から証拠の残らない必殺の毒薬として使われていた。
ローマ・カトリック教会での地位を登りつめるためにヒ素を研究し、効果的に使ったのはスペイン生まれの枢機卿ロドリーゴ・ボルジアを当主とするボルジア家であるのは歴史的にも有名な話だ。17世紀のフランスでは
「偽装された2時間半」番外編 葛尾を歩く 名張毒ぶどう酒事件
名張市葛尾地区を歩いてみました。本当は当時の葛尾公民館が見たかったのですが、37年前に既に取り壊されて現在は存在していません。
この集落から次の集落までは離れており、葛尾地区は限界集落のように周囲を山で囲まれた袋小路のようなところにあります。近くに名張市があるのですが、すぐ近くというわけではありません。どう考えてもここにわざわざ外部から誰かが侵入して服毒を企てるという事は考えづらいでしょう。
拷問殺人ライブストリームサイト「レッド・ルーム」は実在するのか
「赤い部屋」と言われると江戸川乱歩かツイン・ピークスしか思い浮かばないのは私だけだろうか。
日本には「赤い部屋」という都市伝説がある。さらに1990年代末から2000年代初頭に開設されたとみられる同じ名前のFLASHで作成されたホラー動画も存在する。それらは以下のような内容だ。
「主人公は友人から、インターネットを利用中に消すと死んでしまうポップアップが存在する話を聞く。その後も家でネット