インターネットにより人と人は簡単に繋がることができるようになった。これまでは生身の人間同士が、社会的にある程度の隔たりのある環境下の中で出会い、知り合い、共通性や相違性を見つけながら恋に落ちる必要があった。 しかし、ネット上では距離や社会的隔たりを無視することができ、肉体的で直接的なコミュニケーションは必要としない。貼り付けられた外見上の好みを元にプロフィールから共通性を見つけ、タップやクリックで繋がりを形成することができるようになった。 これはある意味ルッキズムの台頭
※この記事は性的で刺激的な内容を含みます。不快に思われる方は記事を閉じていただければと思います。 ソドミーとは肛門性交(アナルセックス)のことだ。ソドミーは創世記に登場する堕落した街ソドムが語源とされている。 ソドムとゴモラの時代、つまりは紀元前5世紀より前からソドミー(アナルセックス)は行われていた。また動物にもアナルセックスを行う種は存在する。キリン、ヒツジ、パイソンでその報告がある。 動物の性活動としてはそれなりにあることだが、神は許してはくれなかったようだ。ソ
最近また「ゾンビ・ドラッグ」や「ゾンビ・タウン」の名を聞くようになった。ゾンビ愛好家としてはこれは調べずにはいられない。 「ゾンビ・ドラッグ」と言えば2016年、マイアミで「バスソルト」と呼ばれる危険ドラッグを摂取した男が全裸となって、道脇に座っていたホームレスの男性に襲いかかり、顔の75%を「喰った」という事件があった。この事件は「マイアミ・ゾンビ事件」と呼ばれ、男は18分間に渡って顔を貪り、捕まった際には「口の中に何か入ってるよ〜」と叫んでいたらしい。その映像を捉えて
しつこく、ネチネチと日々妄想している。誘拐現場にも何度も足を運んでいる。他に、何かヒントはないのだろうか。友梨ちゃんはどこにいるのだろうか。 私が好き勝手に考える犯人像は「男性、誘拐当時20〜30歳代、無職。両親に寄生しており、持ち家がある。引きこもりに近く、友人は少ない。真正のペドフィリアではなく、チャイルドモレスターで、コミュニケーション能力は低い。過去に女児を連れ去ろうとした経歴、もしくは軽犯罪を犯していた可能性がある。犯行時クラウンには乗っていたかもしれないが、自
何度も言うように、この事件には「被害者の血液が付着した凶器を所持していた」などの犯人と証拠を結びつける直接証拠が一才見つかっていない。にもかかわらず、6つの状況証拠から有罪となり死刑となった。 近代司法は証拠が全てだ。でなければ、無知で煽動されやすい多数の人間を「コイツがやった」と口を揃えて言わせることに成功すれば、感情的に虚偽や扇動や洗脳で人を合法的に殺せる世の中になる。それがまずいかどうかは私にはわからないし、法律家でも何でもないが、この事件の証拠を調べてみるとどうも
平成29年7月の九州北部豪雨の影響により旧八丁峠は現在(令和6年8月時点)通行止めとなっているようです。実は既に八丁峠道路は新しい別の道路が完成しています。 死体遺棄現場も遺留品遺棄現場も見ることができず残念でしたが、問題の三叉路を訪れてみました。 八丁峠から誘拐現場とされる問題の三叉路まで車で行くと1時間ほどかかりました。8時30分ごろに誘拐したあと、11時に八丁峠に着こうと思うと、かなりタイトなスケジュールであれこれしないといけないと感じました。 第一印象とし
この記事は以下の記事の続きです。 五条堀美咲さんのアパートから電波が途切れたとされる交差点まで歩いてみました。彼女は、失踪した日の前日に自宅で深夜に友人とLINEした後、その行方がわからなくなりました。 彼女が住んでいたとされるアパートは車通りのある道路から道をひとつ入ったすぐにあります。このあたりは住宅地であり、車一台分の道幅で、周辺の道はあまり広くありません。近辺に駐車してストーキングするのも結構目立ちそうです。 彼女の自宅近辺で朝6時ごろに男女の争う声を聞い
※性的に偏りのある刺激的な内容のため、不快な方は読むのをご遠慮ください。 私が1ミリも興味が湧かない性癖としては「スカトロ」がある。とにかく、食わず嫌いはいけないと思い、何度か動画など観たことはある。いったい何処に興奮ポイントがあるのだろうと注意深く観察したが、注意深く見れば見るほどただただ嫌悪感と吐き気しか催さない。排泄物を性に扱う楽しさは自分の遺伝子には組み込まれていないのだろうと、やや残念に思う。 ここで好きに語りたいのは正式には「コプロフィリア」についてだ。「ス
毒薬としてのヒ素の歴史は古い。アレクサンドロス大王の死因とされ、クレオパトラが自殺の道具とし、ネロがローマ皇帝の座に就くためにも使われた。ヒ素は古代から証拠の残らない必殺の毒薬として使われていた。 ローマ・カトリック教会での地位を登りつめるためにヒ素を研究し、効果的に使ったのはスペイン生まれの枢機卿ロドリーゴ・ボルジアを当主とするボルジア家であるのは歴史的にも有名な話だ。17世紀のフランスでは、ヒ素は「相続の粉薬」の異名をとり、遺産を相続するために血縁者に対して使われた。
名張市葛尾地区を歩いてみました。本当は当時の葛尾公民館が見たかったのですが、37年前に既に取り壊されて現在は存在していません。 この集落から次の集落までは離れており、葛尾地区は限界集落のように周囲を山で囲まれた袋小路のようなところにあります。近くに名張市があるのですが、すぐ近くというわけではありません。どう考えてもここにわざわざ外部から誰かが侵入して服毒を企てるという事は考えづらいでしょう。 これが事件のあった60年前となると、何だか諸星大二郎の漫画に出てきてもおか
「赤い部屋」と言われると江戸川乱歩かツイン・ピークスしか思い浮かばないのは私だけだろうか。 日本には「赤い部屋」という都市伝説がある。さらに1990年代末から2000年代初頭に開設されたとみられる同じ名前のFLASHで作成されたホラー動画も存在する。それらは以下のような内容だ。 「主人公は友人から、インターネットを利用中に消すと死んでしまうポップアップが存在する話を聞く。その後も家でネットサーフィンをするが例の広告はなかなか現れず、そのことも忘れかけていたときに噂のポ
※再審請求抗告審は少し視点を変えて、判決文を<検察><弁護><裁判所>の3者の主張を切り分けて考えてみます。あくまで、私が読み解いたように書き直していますので、稚拙な部分に関してはご了承いただきます。不要だと思いますが、さらに<ポヲ>の独り言も記載してみました。 ●T田の目撃供述について <検察> T田さんは、森林組合の仕事の関係で八丁峠に向かう道を運転しており、2月には女児の失踪した20日以外に12日にも目撃現場付近を通行していました。そして、不審車両を目撃した時に運転
※この記事もややブラックなユーモアの表現を含みつつ考察することをお許し下さい。 さて、ものすごく開かれること自体が難しい再審請求だが、再審を開始できるためには以下の要件を何か一つでも満たす必要がある。 これらのどれかを満たさなければ再審が開始されることはない。つまりは正攻法でいくならば新しい証拠を示し、裁判で認定された証拠をひっくり返すほかない。そのため、無罪にできるほどの完璧な証拠が出てこない限り、日本で再審が開始されることはないのだ。そう考えると、状況証拠だけで構
※ここからはややブラックなユーモアの表現を含みつつ考察することをお許し下さい。 さて、控訴審から弁護側は様々な実験や検証データを突きつけるが、ことごとく意味不明な返り討ちにあう。検察側の反論の数々を読んでいる何ともいえない気持ちになる。この方々は六法に精通し、とても賢い方々なのだから、一生懸命に屁理屈を展開せずもっと他のことにそのスマートな頭を使えばいいのに、とちょっと不憫な気持ちに包まれる。 それらを読んでいるとやや悪意にも似たものを感じるので、私も真正面から検討せず
調べれば調べるほどに証拠の数々と久間氏にはそれほどの強い結びつきを感じないのだが、いまだに久間氏を犯人とする説は根深くある。確かに調べてみるとなんというか、彼は印象というか心象がとにかく悪い。 久間三千年(くま みちとし)氏は事件発生当時54歳、福岡県山田市(現・嘉麻市)生まれ。地元の県立高校定時制を中退後、1957年6月から山田市の職員として、市長の公用車の運転手などを担当した。1973年から総務課管財係をしていたが、1977年に依願退職している。退職後は、小口の貸金
飯塚事件の4年前にも飯塚市では7歳の女児が行方不明になっている。この事件では女児も犯人も見つかっておらず、事件なのか事故なのかも分かっていない。 1988年12月4日(日曜日)午前9時30分ごろ、福岡県飯塚市明星寺の市営団地に住む潤野小学校1年生の松野愛子ちゃん(当時7歳)が、弟と一緒に自宅から約100メートル離れた弟の友人宅に遊びに行った後に行方が分からなくなった。彼女は無職の母親と弟の3人暮らし。 愛子ちゃんは失踪当時、赤地に白色の横じまのトレーナーに赤いジャンパ