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Vol80 全国自治体!ユニーク助成金 第9弾 高齢者等に手厚い町 

移住を実現するためには、ある程度の資金が必要です。
その時の強い見方が、国や地方自治体の助成金(補助金)と呼ばれるものです。
そこで、全国自治体を総チェック!お役に立てそうな助成金をご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ はじめに


移住に必要な資金を準備しなければ、移住を実行することができません。
その移住に必要な資金は、個人によって異なります。
「田舎に移り住んで何をしたいのか」「田舎に移り住んでどのような暮らしをしたいのか」
皆さんの移住に対する目的や夢によって、必要な移住資金は異なります。

こうした移住資金の準備で有効な手段のひとつが、国や自治体の助成金(補助金)です。

残念ながら、移住を希望していたが、途中であきらめる人の一番の理由が、移住資金の準備不足です。

そこで、全国の自治体が移住者等を対象に実施する助成金をテーマ別に紹介していきます。
なお、ここで紹介する助成金は2023年度におけるものです。
一般的には、助成金は年度毎に見直されますので、最新の情報は自治体にご確認ください。
もちろん、ここで紹介をする町以外にも、同様の助成金制度を実施する自治体もありますのでご理解をお願いします。

2⃣ 高齢者等に手厚い町


① 北海道雄武町

「防犯用電話自動応答録音装置購入助成」

電話による高齢者を狙った振り込め詐欺などを防ぐため、自動で警告メッセージが流れるほか通話内容を録音する機器の購入費を助成

「居宅老人交通費助成」

居宅において生活を営む高齢者の通院等に要する交通費を助成されます。
ハイヤー券(基本料金分)を地区により定数枚を配布

「高齢者等入浴優待券交付」

オホーツク温泉ホテル日の出岬の入浴優待券を交付されます。
入浴優待券 年間12枚

② 北海道美瑛町

「移送サービス事業」
   
一般車両の利用が困難な在宅寝たきり高齢者が、車いす用リフト付き特殊車両にて医療機関へ通院する際の送迎費用の一部助成。

「除排雪サービス事業」

独居又は高齢者世帯等における冬期間の屋根の雪下ろし及び排雪作業費用の一部を助成されます。

③ 北海道 幕別町

「自動車改造費助成制度」

重度の身体障害者が就労等のために自動車を取得する場合、その自動車の改造に要する経費の一部を助成されます。

「自動車運転免許取得費助成制度」

重度の身体障害者が普通自動車免許を取得する場合、その自動車免許の取得に要する経費の一部を助成されます。

④ 茨城県常陸太田市 

「運転免許証自主返納支援事業」

運転免許証を自主返納した方を対象に、市内路線バスICカード(1万円分)もしくは市内タクシー等利用権(1万円分)を3年間支援が受けられます。

⑤ 鹿児島県肝付町


「おでかけタクシー」

交通弱者等を対象としたAI(人工知能)を使用した乗合タクシー。

AIはエリア内の主要施設および既存路線のバス停、利用者自宅を乗降ポイントとし、電話やWeb版アプリでの予約を受け、AIが最適なルートや乗合マッチングを自動計算するシステム。
定額(片道1回200円)。

3⃣ 高齢者等に手厚い助成金の注意点


シルバー世代にとっては、田舎移住に対するハードルも高くなります。
特に、田舎は車社会ですので、運転が困難になった時の不安があります。
また、健康面の不安から、医療機関までの距離や通院の方法についても気になるところです。

地方自治体の高齢者支援も充実をしていますが、様々なリスクを考慮して移住地を決めてください。

特に、万が一の時の距離をチェックしてください。
例えば、高齢になれば葬式等も増えてきます。
こうした葬式等は時間を待ってはくれませんので、実家等までの距離も大切です。
高齢になれば移動も大変になりますので、こうした距離は大切となります。

4⃣ TOPの画像


最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

三重県志摩市

市全体が伊勢志摩国立公園の中にある志摩市は、リアス式の美しい海岸線が魅力の町です。
大阪からは、近鉄電車を利用すると、終点駅「賢島」が志摩市になります。
ここ志摩市にある国府の浜は、昔から関西人にとって「サーフィンの聖地」として有名です。
ちなみに、「国府の浜」と書いて「こうのはま」と読みます。
また、隣接する阿児の松原海水浴場は、波が穏やかで多くの家族連れが訪れます。
志摩市に来たら、横山展望台に上って、美しい英虞湾の風景を楽しむのがおススメです。
標高140Mながら、リアス式海岸と60個の小島が一望できる展望台です。。
ここの景色をみたら、住みたいと思うこと間違いなしですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。