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好きです(*´ ˘ `*) 大切に何回も読み返したくて作りました。
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シロバナタンポポに会いに行く

シロバナタンポポに会いに行く

 「いいですよ。見つけたら、教えてくださいね。私も見たいから!」

 そう言われて、ちょっと安心する。門前払いされなくて、まずはよかった。わたしは、名古屋市立大学の構内にいる。「名市大(めいしだい)」と呼ばれる大学だ。守衛さんに許可をいただいたから、これで安心して、見て回れる。建物内には立ち入らないし、用事が終わったら、すぐ帰る旨も伝えた。

 シロバナタンポポを探しに来ている。

 2年ほど前、

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朝起きて、トイレ掃除をしたから今日はもう二重丸

雨あがる燕も蝶も飛ぶ朝に胸の奥から息を放とう

一流に触れて、心を磨いた日

一流に触れて、心を磨いた日

私の誕生日、ホテルの中にある鉄板焼屋さんに夫が連れて行ってくれた。

まず、カウンターに座って目の前の鉄板を見てびっくり。
なんてピカピカで綺麗な鉄板なのだろう。
14時に予約していたから、私たちが席につく前にもたくさんお客さんが来ていたはずなのに、どういうことだろうね?と夫とこそこそ話した。

〝 紳士 〟という表現がぴったりなシェフが私たちの食事を担当してくれた。

最初にズッキーニとさつまい

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今日はKさんと河津桜と梅を見に行った。梅の木も桜の木も風景も素敵だったんだけど、いちばん目を奪われたのは、梅の木たちのそばにあった茶屋前の梅の花びらたち。儚くて瑞々しくて。心がきらきらしたなあ。

靴紐を白に取り替え寒空を次生まれたら違う星かも

〔詩〕旅人

〔詩〕旅人

途方に暮れるのも悪くない
この美しい星で

壊れたタイムマシンは
もう時空を超えることはない
これも運命なら
受け入れて笑おう

吹き抜ける風は清らかで
流れる水は澄んでいる
この星がこんなにも美しく
こんなにも静かだなんて

現在でも過去でも未来でもない
時の狭間で揺れながら
この星の長い歩みを思い
深い深い息をした

陽のくれる空色を、窓から眺めていた。水彩画のような、やわらかな色が流れ、深夜に見つけた歌声を思い出し、聴き始める。

目を離していた空に、目を戻すと、どこかの入り口に着いたような 空が開いていた。なぜか私は、吊り革に手を伸ばすように、窓の上辺に手を添え、舟に乗ってるような心地。

扉を開けたら

さらさらって ひかり

ハッて
驚いて
見上げた空の 星の砂の星時計


灯りの多い町の空にも 星の光りだす ふゆへの足踏みの音

幸せは連鎖する

幸せは連鎖する

幸せは連鎖する。
と、私は思う。
逆の、負の連鎖はよく聞くけど私はあえて、というかごく普通にこの説を主張する!

世界は自分中心にまわっている。
そう、自分のために周っていると思ってよし。
その自信が次の、そして自分を囲る人様の幸せに繋がるのだ。
だから悪いことを思っちゃいけないし、してはいけない。
自分の負の感情が、世界を不幸に巻き込むからだ。

きょうの自分の一言の励ましが。
きょうの自分の小

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#1,000『万続』

#1,000『万続』

千日を鍛とし
万日を錬とする

それに倣って
千を継とし
万を続としよう

万まで続けることを
満足と呼ぼう

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#1000

ここまで続けられたことへの驚きと嬉しさ。
まだまだ長い道のりへの不安と期待。

続けた先の景色が、どのようなものなのか分からない。
だからこそ、たどり着いてみたい。

そんな好奇心が燃え続けている限

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生き物の不思議な力[詩]

生き物の不思議な力[詩]

生き物の存在は

人と人の間の

空気を

ホカホカにあっためてくれる

なにか不思議な

力を持っているよ