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朝起きて、トイレ掃除をしたから今日はもう二重丸
陽のくれる空色を、窓から眺めていた。水彩画のような、やわらかな色が流れ、深夜に見つけた歌声を思い出し、聴き始める。
目を離していた空に、目を戻すと、どこかの入り口に着いたような 空が開いていた。なぜか私は、吊り革に手を伸ばすように、窓の上辺に手を添え、舟に乗ってるような心地。
扉を開けたら
さらさらって ひかり
ハッて
驚いて
見上げた空の 星の砂の星時計
灯りの多い町の空にも 星の光りだす ふゆへの足踏みの音