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LGBT

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記事一覧

同性愛者の解離

今回は心理学における解離という現象と同性愛の関係性について書きたいと思います。
※解離についての解説はこちらになります。

また心理学における解離という現象を社会現象として捉えるという内容の記事がこちらになります。
こちらも今回の記事と関係が深いので読んでみてください。

まず初めに伝えなければいけない事は僕がゲイであるという事です。
そもそもこのnoteを始めるキッカケはnoteで自分がゲイであ

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同性愛者の生きづらさ

今回は同性愛者の生きづらさについて解説しようと思います。
そもそも僕がnoteを書き始めたキッカケはこのカミングアウトの記事でした。

この記事を書いてからもう1年以上が経ち、その間に沢山の記事を書いてきました。
今回の記事ではカミングアウトの記事のように自分自身の体験や感情を伝えるというよりも、同性愛者が具体的にどのように生きづらかったり苦労をしているのかを書いてみようと思います。
なお、僕が男

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境界性パーソナリティ(実体験編)

今回は境界性パーソナリティ障害の特徴に該当する人とのエピソードを書いてみようと思います。
なお、その人が境界性パーソナリティ障害に該当すると判断したのはあくまでも僕自身で医師に診断されたわけではないのはご了承ください。
構成としては実際に起きた出来事を極力客観的に伝えた上で、最終的にはその人の行動がどういう原動力や心理状態によって引き起こされたものなのかを全て分析して解説していくというような流れに

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ドーパミン的愛情とオキシトシン的愛情

ドーパミン的愛情とオキシトシン的愛情というのを聞いたことがあるでしょうか。
今回はこの2つの愛情を通じて恋愛や結婚などのパートナーシップについて話していきたいなと思います。
まずはこの2つの愛情の概要をChatGPT聞いてみましょう。

【ドーパミン的愛情】
ドーパミン的愛情は、興奮や刺激を伴う情熱的な愛情を指します。
ドーパミンは、報酬系として知られる脳の領域で活動し、快感や喜びをもたらす役割を

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マイノリティ問題

かなり久しぶりの投稿になります。
最近は書きたい事を書き尽くした感がありまして記事にするほど書きたい事というのがなくなっていましたが、久しぶりに書きたい事が浮かびました。
今回はマイノリティ(少数派)についての僕なりの見解を書き綴っていこうかなと思います。

何故僕がマイノリティについて書きたいかと言うとその原動力は自分がマイノリティであるからというのが第一に来るでしょう。
ゲイである事もそうです

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性的指向と性自認の問題は別

最近、トランスジェンダーの人たちの性別をどう判断するかというような話から発展してトイレや温泉などの利用について様々な議論がされています。
中にはあまりにも馬鹿げた程度の低い議論もあり、正直なところ見ていて不快に感じるものも多いです。

さて今回はタイトルにもある通り性的指向と性自認の問題は分けて考える必要があるのではないか?という話をしていきたいと思います。
特に今回の記事では今までnoteで書い

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ゲイは父性愛飢餓説の総括

最近、頻繁に父性愛について書いていますが、今回はそのまとめの記事にしようと思います。
過去の記事の内容も含めながら自分の思考を整理しつつ、その過程でもっと多くの人にこの記事を通じて父性愛について知ってほしいなと思っています。

なお話の内容上、性別に関する話が多くなります。
僕は男はこうだ、女はこうだと一概に決めつけるつもりはありません。
しかし男性にはこういう傾向がある、女性にはこういう傾向があ

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ゲイは父性に飢えている?

前々回の記事

前回の記事

前回は愛情バランス説(偏愛)について、そして前々回は母性愛と父性愛についてと立て続けに書いてきましたが、今回は僕自身がゲイである事と父性愛の話を絡めて書いてみたいなと思っています。
今回はタイトルにもある通り、ゲイは父性に飢えているのではないか?という仮説の話になります。
(経験則による分析になるので科学的根拠は期待しないでください)

今までマッチングアプリ等でたく

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ゲイの世界は閉鎖的

まず初めにこのnoteを始めるキッカケになった記事がありますので、先にそちらを読んでから読んでいただけるとありがたいです。

近年LGBTの権利を認めようというような動きが活発になっています。
婚姻制度の導入などの話も出ており、結婚に近いパートナーシップ制度の導入が進んでいる地域もあります。
しかし昔よりは良くなっているとはいえ、未だにLGBTの人たちがオープンに生きるという事は実現できていないよ

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ゲイから見たセックス恐怖症と依存症

今回のテーマはセックスです。
セックス恐怖症の人やセックス依存症の人などのセックスにトラブルを抱える人の背景には何があるのかを考えてみたいと思います。

僕がセックスにトラブルを抱える人たちに対して何らかの共通項があるのでは?と思った理由は僕自身が同性愛者である事と関係があります。
僕はゲイでレズビアンの事情に関してはあまり詳しくないので、ゲイに限った事として書かせていただきますがレズビアンの人に

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後天的なバイセクシュアル

性的指向は先天的に決まっているという考えが根強い中、もしかしてこの人は後天的に同性を好きになったんじゃないか?と感じる人に何人か出会った事があるのでそれについて書きます。

人様のことをあまり詳しく書くのも良くないかなと思うのでざっくり説明します。

「誰でもいいから愛してくれ」こういう状態になった人というのは性別を問わなくなる場合があるんじゃないかと感じたのです。

つまり彼らは非常に強い愛情飢

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カミングアウト

みなさんカミングアウトという言葉をご存知ですか?
本心を抑圧されている状態をクローゼットの中にいると比喩する表現があってそれを解放する事をカミングアウトと言い、元々は同性愛者が自分の性的指向をオープンにする際に生まれた言葉です。

今から僕もクローゼットの中から出たいなぁとそう思ってこのnoteを書き始めました。
そうなんです、僕はゲイなんですよね
と言っても僕は親しい友人に対しては基本的にオープ

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