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zahirのボーカリストです。 ENTP/ADHD/心理学/思想/ボイトレ/潰瘍性大腸炎/機能性発声障害/テコンドー/同性愛者

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カミングアウト

みなさんカミングアウトという言葉をご存知ですか? 本心を抑圧されている状態をクローゼットの中にいると比喩する表現があってそれを解放する事をカミングアウトと言い、元々は同性愛者が自分の性的指向をオープンにする際に生まれた言葉です。 今から僕もクローゼットの中から出たいなぁとそう思ってこのnoteを書き始めました。 そうなんです、僕はゲイなんですよね と言っても僕は親しい友人に対しては基本的にオープンに生きているので今はそこまで強い抑圧を感じていません。 そんな自分が知らない人

    • 自責のフラッシュバック

      今回は以前書いたこちらの記事とフラッシュバックについて関連付けて書いてみたいと思います。 こちらの記事はざっくり言うと自分を責めるのと他人を責めるのは表裏一体であるというような内容になっています。 つまり自分を責める事に耐えかねると他人を責めてという事です。 また逆に他人に責任転嫁していた人がいよいよそれができなくなると自分を激しく責めるようになるというような原理の話です。 そして「責める」という行為が伴う場合には大抵「反省」が生まれないという話です。 最近トラウマについ

      • トラウマ記憶の解凍とエピソードトーク

        今回はトラウマがある人の冷凍保存された記憶が解凍される時に起こる特有のエピソードトークの話をしたいと思います。 こちらの記事を読んでから読む事をオススメします。 最近トラウマに関する本を読んでいてふと思い出した事があります。 それは亡くなった僕の祖母のことでした。 祖母はお酒を飲むと毎回同じエピソードトークを話していました。 ざっくり言うと昔親戚にすごく嫌な事をされたというような恨み話のようなものなのですが、とにかくその話がしつこいのです。 よくよく考えてみるとあれはきっと

        • 主語が他人になる自他境界の弱い人

          以前から何度もアイデンティティについての記事を書いてきましたが、最近一つ気がついた事があります。 アイデンティティを喪失した人やアイデンティティが弱い人というのは主語がすぐに他人になってしまうという事です。 どういう事かというと自分の話をする場面で主語が他人であったり別のモノになってしまうという事です。 「自分がどうしたいか」 「自分はどう思うか」 「自分はどうして欲しいのか」 こういう場面においてどういうわけか他人の話をしてしまう。 例えば進学についてあなたはどうしたい

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        カミングアウト

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          複雑性PTSDにおけるフラッシュバック

          今回は以前書いたこちらの記事で触れた複雑性PTSDの症状であるフラッシュバックに着目して記事を書きたいと思います。 フラッシュバックとは過去のトラウマを想起するような体験があった際にそのトラウマ体験が今起きているかのように反応してトラウマ症状が起こってしまう事です。 具体的にトラウマ症状というと、過呼吸や動悸や身体や思考の硬直や凍り付き、激しい恐怖、多汗やパニック発作など多岐に渡ります。 たとえば性的虐待を受けた人であれば、性加害者と同じ性別の人間が身体接触をしてきた場合に

          複雑性PTSDにおけるフラッシュバック

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          複雑性PTSD(ChatGPT)

          今回の記事では前回書いた複雑性PTSDについてChatGPTに質問してその回答を載せます。 Q.複雑性PTSDについて詳しく説明してほしい。 C-PTSDは、通常、長期間または繰り返しのトラウマ体験によって引き起こされる精神的な障害です。 主な原因としては、子供時代の虐待、長期間の暴力的な関係、捨てられたり虐待されたりした経験などが挙げられます。 C-PTSDは、通常のPTSDとは異なり、単一の瞬間のトラウマではなく、継続的なストレスやトラウマによって発症します。 C-

          複雑性PTSD(ChatGPT)

          トラウマ論〜複雑性PTSD〜

          ※こちらの記事は予告なく加筆修正が行われる可能性があります。 ここ最近の記事でよく話題にしていたアイデンティティの話について調べている過程でトラウマによって自己表現がうまくできなくなる事があると知り、トラウマというものについて調べていました。 そしてそこで複雑性PTSDという言葉を知り、本やインターネットを駆使して情報収集をしていました。 今回はトラウマが理由で生じる複雑性PTSDについて過去の記事の内容も踏まえて話していきたいと思います。 なお、僕は医師ではないのであくま

          トラウマ論〜複雑性PTSD〜

          幼児型と思春期型の関係性

          以前書いた幼児型メンヘラと思春期型メンヘラの記事ですが、付け加えたい事がかなり出てきました。 そこで今回は新たに幼児型と思春期型、そして混合型の関係性について書こうと思います。 幼児型はざっくりいうと幼少期に満たされなかったものを抱えたまま大人になると起こる心の問題群を指しています。 そして思春期型は思春期を乗り越えられずアイデンティティが大人になっても構築できないという状態の事であると書きました。 さらに幼児型と思春期型は混合する場合があり、それを混合型と表現しました。

          幼児型と思春期型の関係性

          結果と過程

          結果と過程のどちらが大切であるかというのはよく話題になる話です。 今回はどちらかと言うと過程の大切さについて話したいのですが、その上でまず結果を大切にするという事の意味を捉え直しながら話を進めていきたいと思います。 結果を大切にするというのはどういう意味でしょうか。 「結果が大切である」側の人間がよく言うのは、結果が出なければ意味がないという事です。 どれだけ努力をして苦労をしたところで結果が出なければ意味がない。 しかしながらこれは何に意味を見出すかという見方によって話が

          結果と過程

          在るという事

          最近アイデンティティとは何かという事を考えさせられているのですが、一つ出た結論があります。 「在る」という感覚がアイデンティティの全てなのではないかと感じたのです。 自分という存在が「在る」という事を感じられる事、これこそがアイデンティティなのではないだろうか、と。 ※アイデンティティについては1月に入ってから何度も記事を書いています。 興味がある方は読んでみてください。 今回の記事はこの「在る」という感覚について書いてみようと思います。 「在る」というのはすなわち存在す

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          在るという事

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          愛とは鏡である

          世の中には愛のない人というのがいます。 愛がないと言っても多くの場合は極悪人というわけではありません。 ただ愛する事を知らない、愛された事がない、あるいは成熟した愛を受け取った事がない人というだけの話です。 成熟していない愛というのは偏った愛(=偏愛) の事です。 良かれと思って行われた過保護や過干渉、あるいはスパルタ教育などが良い例でしょう。 ※偏愛についてはこちらの記事で書いています。 愛のない人というのは愛のない人に落ち着きを覚える事が多いです。 愛のない人にとっては

          愛とは鏡である

          感性と感受性と感情

          「感性が豊か」「感受性が豊か」「感情が豊か」という表現があります。 とある記事を書こうとしている最中にそれぞれの言葉の意味の違いが気になったので、それについて解説したいと思います。 まずそれぞれの意味をざっくり言語化したいので言葉の意味をChatGPTで調べてみました。 【感受性が豊かな人】 感受性が豊かな人は、繊細で直感的な傾向があり、感情や環境の変化に敏感に反応します。 彼らは美的な価値観に富み、芸術や自然に対して深い感銘を受けることがあります。 また、他人の感情やニー

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          同性愛者の生きづらさ

          今回は同性愛者の生きづらさについて解説しようと思います。 そもそも僕がnoteを書き始めたキッカケはこのカミングアウトの記事でした。 この記事を書いてからもう1年以上が経ち、その間に沢山の記事を書いてきました。 今回の記事ではカミングアウトの記事のように自分自身の体験や感情を伝えるというよりも、同性愛者が具体的にどのように生きづらかったり苦労をしているのかを書いてみようと思います。 なお、僕が男性ということもありゲイに限った話になってしまう箇所もあるかもしれません。 過去

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