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きもの備忘録

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着物の記事をまとめてます。お出かけ、エッセイなどジャンル問わず。
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記事一覧

着物始め2024

着物始め2024

今年の正月は2回着物を着ました。

夫の正月休みは去年よりも長かったのでもう少し着てお出かけ出来るかな?と思っていたけれど、案外三ヶ日の疲れが残っていて2回になりました。

まず1日の朝、家から少し離れたところにある神社へお参り。草履で歩くのに慣れていないので足が疲れて大変でした。

チラホラとお着物のご婦人がいらしてちょっと嬉しかったな。おみくじも引かずお参りだけで帰りました。その後洋服に着替え

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2023年買ってよかったもの|着物まわり編

2023年買ってよかったもの|着物まわり編

今年はチラホラと着物関係の小物を買いました。壊れたので新調したものもあれば新しく買ったものも。小物だけではなく着物も含めて書いていこうと思います。
着物に興味ない方もチラッと見て頂けたら嬉しいです。

ウールの着物楽天市場の履歴を遡ってみたら今年はウールの着物を2着買ってました。ウールの着物はお家でお手入れ可能なので、ずっと欲しいなあと思っていたもののなかなかリサイクルではお目にかかれません。

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やっぱり好きだと気付く

やっぱり好きだと気付く

久しぶりに着物の虫干しをした。

虫干しというのは要は着物を干すこと。
着物の天敵は湿気なので、その湿気を飛ばして乾燥させるのが目的。比較的に湿気が少ない梅雨入りの前と秋口に行うのがいいとされている。最低でも年に1回は干しておかないとカビのリスクが上がる。

着物は着るのがいちばんの虫干しになるという言葉があるくらい、しまいっぱなしが1番よくない。なので年に1回は着て出かけたいところなのだが、最近

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着物は好きだけどお呼ばれは洋服派

着物は好きだけどお呼ばれは洋服派

私は着物が好きでたまに着るが、結婚式に呼ばれたときは洋服と決めている。
これを言うと割と驚かれる。何故だ。
別に何を着てもいいではないか。

そもそも、私の家は都市部から離れていて式を挙げる場所まで最低1時間はかかる。
場所によってはもっとかかることも。
その時間に合わせて、着付けやヘアセット‥考えただけでゾッとする。
着たい気持ちがないわけではないが、いかんせん労力が洋服よりもかかるのだ。

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着物日記|着物マルシェ

着物日記|着物マルシェ

着物マルシェなるものに行ってきました。

女優の吉田羊さんが着物のスタイルブック、ヒツジヒツジを出版したことに伴い各地でイベントが行われているのだが、今回割と近くでやっていたので覗いてみることに。
ちなみに吉田羊さんはアンティークの着物が好きらしく、色々工夫しながら楽しんでらっしゃるとか‥。
羊さん美人なのでどんな物でも素敵にきこなしてそう。
スタイルブック買うか悩んでましたが、やっぱり買おうかな

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着物日記|まさかの着物警察?

着物日記|まさかの着物警察?

久しぶりに着物で京都へ行ってきました。

お昼はちょっと暑いかも?と思い長襦袢は筒袖に。普通の長襦袢と違いTシャツの袖みたいになってるので、少し涼しい。

目的は着物パスポートを使い、お茶をすること、明日のお楽しみ用のお菓子を買うこと。

京都きものパスポートは着物でお店や神社などを利用すると、料金が少しお得になったり、プレゼントなどが貰えるキャンペーン。
色々利用できる場所があるので今回利用して

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着物を着る準備に勤しむ日

着物を着る準備に勤しむ日

久しぶりに日記的なのを書いてみる。

今日はなんだか体が怠い。
昨日夫がカレーを作ってくれたので、晩ご飯を作らなくていいのが救い。
こいつらカレーばっかり食ってんな!?と思ったソコのあなた。正解です。

しかも朝兼お昼はカレーパン。
もはやカレーまみれやないか。
あ、ちゃんと夫作のカレーも少し食べました。
一晩寝かせると味がまとまって最高。
ということで、しばらくカレーが続きます。

10月になり

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趣味への熱が冷めたと気付く

趣味への熱が冷めたと気付く

最近、趣味の着物に対しての熱が冷めてきた。
別に嫌いとか着たくないわけではなくて、なんとなく手に取らなくなった。
以前は隙あらば着ていたけれど、今は別にそこまで。
自分でもこの心境の変化に驚いたけれど、そもそも着ていた理由の一つにSNSの存在があったと気付く。

趣味用として始めたSNS。
同じような趣味の人たちと繋がり、コーデやお買い得な情報、イベントなど色々私が知らない情報を得ることが出来た。

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着物エッセイ|お下がりは特別

着物エッセイ|お下がりは特別

私の着物ライフを支えているのは
ほとんど母や祖母からのお下がり。
仕立てたものの、結局着ないまま数十年‥
そのまま放置するよりはと貰った。

仕立てた着物もリサイクルで買った着物も気に入っている。これが欲しい!と思い選んだものだから。
だけど、お下がりはまたベクトルが違う気がして。大事にしていたのが分かるからこそ、自分も大事にしようと思うし、着ていきたいと思う。

なんていうか、想いを繋ぐというの

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着物エッセイ|着物から遠ざかる夏

着物エッセイ|着物から遠ざかる夏

毎年毎年、最高気温を更新する日本でわざわざ
着物を着るなんてある意味自殺行為に近い。
着物好きの人たちも夏は厳しいという声も多い
私も例外なく暑さに弱いので着物から遠ざかってしまっている。

だが、今年は去年とは違い着る回数を
増やそうと画策していた。

まず、夏に着る物は自分で洗えるもので揃えた
お手入れが〜を理由にしないためである。
そして、着物ではなく浴衣を選択。
これは少しでも涼しく過ごせ

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着物エッセイ|あんなのは幻想とその人は言う

着物エッセイ|あんなのは幻想とその人は言う

たまたま見かけたリサイクル着物のショップ
小さいけど、どんなものが置いてあるのか見に行った

奥から年配の店員が見ていってくださいね〜と一言。あとは事務作業をしていた

特に買うものは決めてなかった
ふらっと入っただけだったから
とりあえず、小物でもと物色

店員が「若いのに着物着るの?」と聞いてきた
「お下がりを貰ったのでたまに着てます」と
答えると「あら!そうなの!?良いわねえ!」
と喜んでく

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やわらかもの、かたもの

やわらかもの、かたもの

着物を着る様になって聞く言葉
「やわらかもの」「かたもの」

一般的に綸子(りんず)や縮緬(ちりめん)
などの着物を「やわらかもの」
これはフォーマルの着物に多く
紬(つむぎ)やお召しなどの
着物を「かたもの」と呼ぶそう。
こっちはカジュアルな着物が多い。

大体どちらが好きかに分かれてくるのだとか。

着物を始めてまだ2年ほど。
どちらが好きかの質問には
答えられそうにない
強いて言えば紬は軽く

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着物ミニマリストを目指したい

着物ミニマリストを目指したい

こんにちは。
今回はタイトルにある通り
着物ミニマリスト目指すことについて。

着物は着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げ‥
着るために必要なアイテムが
実は沢山あります。

我が家は恥ずかしながら
収納が広い方ではなく
アイテムが少なくなれば嬉しいなと。

着物にも袷、単衣、薄物‥
洋服で言う春服、夏服のように季節毎にあり
畳んでも場所を取ってしまって地味に困る
専用のタンスを置く場所もない

あゝ

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