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キリスト教

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クリスチャントゥデイの編集長が不定期にnote.comを巡ってこれは良いと思ったキリスト教関係の記事をまとめていったものです。
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2024年2月の記事一覧

自己紹介

自己紹介

25歳の誕生日を機にnoteをはじめてみました!

というのも、先日読んだ ”先生、どうか皆の前でほめないで下さい(著:金間大介)” という本に、今の若者は主体的に発案/発言するのがいかに苦手であり、なぜそのようになってしまったのかを分かりやすく説明する内容が書かれています。それは若者が彼らの小さな世界での失敗や責任を負うことを恐れすぎていることが原因なわけですが、その原因を作っているのは大人(著

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結婚前は希望に満ちていた

結婚前は希望に満ちていた

34歳の時に私はNYでクリスチャンになった。 クリスチャンになって当時付き合っていた夫も同じ神様を信じて、私たちの未来は・・・神様の私たちへのご計画はどんなものなのだろう!とワクワクしていた。

私は元々は集英社で少女漫画家をしていたが、27歳でそれをやめ31歳にNYに渡った。 しかし再びケリー篠沢として漫画を出版することになり、結婚後私の描いた漫画は世界中の人に読まれるようになった。

今でも日

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礼拝の退屈な説教に失望する人たち

礼拝の退屈な説教に失望する人たち

 ミッションスクール出身で、キリスト教に触れて好感を持ち、聖書に関心を持っているクリスチャンではない方々のお話を伺う機会を得た。
 それは、とある家庭集会に招かれた時のことだ。既存の地域教会に属している信徒の家庭集会ではなく、クリスチャンである主宰者の方が自宅を解放して知人のメッセンジャー(説教者)を招き、定期的に開催しているオーガニックチャーチである。
 いつものメッセンジャーの方が体調不良との

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「わたしの」救い主イエス・キリスト

「わたしの」救い主イエス・キリスト

「イエス・キリストを個人的な救い主として受け入れる」という言い回しがある。"Accept Jesus Christ as your personal Savior"の直訳だろう。

"personal"を「個人的な」と訳すと個人主義が連想されネガティブな感じ。

「自分にとっての」がより良い感じ。他人事だった救いが自分事になるのだから。

「イエス・キリストを自分にとっての救い主として受け入れる」

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なぜ殺人は許されないのか?ドストエフスキーの入口(改訂)~「百姓マレイ」と「罪と罰」

なぜ殺人は許されないのか?ドストエフスキーの入口(改訂)~「百姓マレイ」と「罪と罰」

今回は、難解なイメージが強いドストエフスキーの『罪と罰』を中心として、彼が貫こうとした「大地主義」とともになるべくわかりやすく解説します。(注:終盤のシーンふくめ、ネタバレありです)

「なぜ殺人は許されないのか?」
普遍的とも言えるこの課題については、古今あらゆるメディアで様々な論が交わされてきました。

「自分がされて嫌なことを人にしてはいけないから」
「家族や知り合いにつらい思いをさせてしま

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地下室のゴミは宝に

地下室のゴミは宝に

よく、人のマイナスばかり見る人がいる。
残念なところに、よく気がつくなぁと思う。

「あの人素敵だよね」
「でも、こうだよ」
だからどうなのだ。
あの人が素敵なのは、変わらない。

人の良いところを見つけるのが、得意な人もいる。
そういう人の傍にいると、安心する。

神様と出会う前の私は、いつも自分にバツをつけていた。
もっともっと頑張らなくてはダメだと思っていた。
だけど、何を頑張ればよいのか、

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ヘブライ語聖書朗読アプリについて

 今までいくつかの聖書アプリを紹介したのだが、ヘブライ語学習者にとって痒いところに手の届く聖書アプリがある。

 原語での朗読が聞けるものとしては以前「聖書」というアプリを紹介した。このアプリで聞けるヘブライ語聖書は旧約聖書のみならず新約聖書のヘブライ語聖書まで登場人物ごとに声が分かれている劇仕立ての朗読で情景が目に浮かぶような朗読で非常にお勧めであり、朗読の速度を変えることもできるので、単語の一

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