アリシア

文章を書くのが好きです。 クリスチャン。介護職。懐古趣味。 エッセイ。

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文章を書くのが好きです。 クリスチャン。介護職。懐古趣味。 エッセイ。

最近の記事

神様が何とかしてくれる

仕事の時も、好きなものを身につけようという気持ちになってきた。 昨日は、こんな感じ。 ピエールカルダンのエプロン。 昔、古着屋で未使用品を購入して、ずーっと引き出しにしまっていた。 中国の刺繍の靴。 赤とか履きたくなるけど、結局黒が一番合わせやすい。 職場の人に、ムーミンをいただき、助手席に乗せて帰る。 窓から外の景色を楽しむムーミン。 今日は、礼拝だった。 午後は婦人会の修養会。 二十年前、私に洗礼を授けた牧師先生を他の教会から招いて、説教していただく。 話す時間も

    • 最後の時間に寄り添えること

      今日は、病棟時代に一緒に働いていたメンバーとランチでした。 今でも会って楽しく話せること、感謝です。 昨日は、利用者さんが天に召されました。 食事量が少なくなってきて、昨日は水分も取れなくて、それでも午前中は名前を呼ぶと、こちらを見てくれました。 午後、呼吸が止まりました。 眠っているような穏やかな顔。 まだ柔らかい手をそっと握って、お別れをしました。 利用者さんたちは、昔は若くて、バリバリ働いたり、元気だったと思うのですが、私はその頃を知りません。 出会った時は、疾患が

      • 介護職

        昨日は仕事だった。 医療や介護系の職場はどこもそうだと思うけど、私の働いているグループホームも職員が足りない。 足りない状態で働くというのは、ものすごく疲れる。 あっちもこっちもトイレに行きたくて、身体があと二つぐらい欲しい。 一人でフロアを任されていて困るのが、トイレにこもって便失禁などの対応している時、フロアが全く見えないこと。 誰かが転んでいたらどうしよう、と思う。 ふと思い出したのだが、「介護とかやってる人って、気持ち悪いと思う」と言っていた友人が居た。 気持ち悪い

        • 最近のことなど

          気づいたら三週間ぐらい経っていて、季節はすっかり夏。 こたつもしまった。 猫がいるので、ギリギリまで粘っていたけど、さすがにもういいよって猫も思っていただろう。 先日は職場の飲み会だった。 今の職場は、三年めなのだが、飲み会に参加したのは初めてだった。 コロナがあったり、休職していたりで、そうなってしまったんだけど、今が一番職場の雰囲気がいいので、心から楽しめたから良かった。 インドネシアの人が辞めるので送別会と、ネパールの人たちの歓迎会も兼ねて。 みんなで言葉を送り合って

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          ゴムのスカート

          昔から、ウエストゴムのスカートが好きだった。 食事をすると、若干ウエストが変わると思う。 若い頃「ゴムのスカート、大好き!」と言ったら、ある男性に「ゴムのスカート履くようになったら、女性は終わりだよ」と言われた。 終わりで結構。 私のゴムのスカート愛は変わらない。 古着のファスナーホックのスカートを買って、自分でゴムに直して履いたりしていた。 一昨年、開腹手術をして、締め付ける服が無理になった。 ゴムでもキツイものは、自分で、緩いゴムに取り替えて履いている。 勝手なイメー

          ゴムのスカート

          佐多稲子祭り

          最近、佐多稲子の新しい文庫本が出た。 生誕120年だそうで、今、読んでるところなのだが、冒頭の「キャラメル工場から」は、高校三年の国語の教科書に載っていた。 大人になって読むと、キャラメル工場で働いてる女の子たちの親たちも気になるし、彼女たちの未来も心配になる。 他の作品も、タイムマシンで過去へ連れて行ってくれてるような臨場感。 なぜ、我が家で佐多稲子祭りを開催しているかというと、母の佐多稲子研究は、大学の卒論の時から現在に至るまで、ライフワークとして続いている。 ご本人

          佐多稲子祭り

          腰痛、そして私の旅

          今日は、朝から腰が痛かった。 湿布を貼って出勤した。 ある方の介助中に、腰がピキっとなり、その後はかなり辛いことになっている。 介護の現場は、みんな順番に腰を痛めている。 一回の介助は大したことないのだけど、それが重なると、緩やかに崩壊していく感じ。 病棟で働いていた時は、身体の大きな患者もいて、二人や三人で移乗介助していた。 寝たきりの方をストレッチャーバスに移乗する時、一人は頭、一人は腰、一人は足を持って、せーの!でスライドシートの上を滑らせる。 お風呂当番が二人しか

          腰痛、そして私の旅

          私の仕事着

          今日も疲れました。 明日は休みのはずだったのですが、職場でコロナが出て、いろいろとシフト変更があり、上司に頼まれ、出勤することになりました。 今のメンバーはわりと助け合える人たちなので、人数が少なくても、疲れても、やりがいがあります。 職場に制服はなくて、ずっとポロシャツを着ていたけど、最近は、買ったのに着てなかったTシャツを着ています。 キャラクターものが好きなので、ムーミンとか、ペコちゃんとか、ポムポムプリンも着るし、その日の気分で。 下はジャージのズボンを履いてます。

          私の仕事着

          神様の食卓

          今日は、カレーの日。 利用者さんと一緒に料理を作る日が、月に二回ぐらいある。 職員は希望者だけ、500円を払って食べることができる。 春雨サラダは、中国の職員が作ってくれたので、パクチーが入っていたり、異国の味がした。 コロナ前は、教会で、みんなで集まって、よく食事をした。 カレーは定番メニュー。 最近少しずつ、食事も再開されて、みんなで食卓を囲むっていいなぁと思った。 その食卓は、あたたかい場所であってほしい。 イエス様は、孤独で、拗ねたような人と、食事をされた。 イ

          神様の食卓

          刈り取りは必ず

          今日は、体調が優れず、礼拝を休んだ。 zoomで説教を聞くことができるので、便利な時代になったと思う。 あなたの敵を愛せよ。 実行するのが難しい、神様のことばである。 生きていれば合わない人もいるし、ビックリするような嫌がらせをしてくる人もいる。 大人の世界にも、イジメは存在する。 私は人間関係で、12月から仕事に行けなくなった。 3ヶ月休んで復帰できたのは、幸いだったと思う。 原因の人たちが、みんな異動や退職でいなくなったので。 それでも部署は違えど、同じ建物で働いて

          刈り取りは必ず

          ラストダンスは私に

          利用者さんの影響で、最近、越路吹雪を聴いている。 レコードも欲しいけど、取り敢えずCDから。 その利用者さんには三人の息子さんがいて、それぞれ、よく面会に来てくれる。 部屋で越路吹雪のCDを聴けるように、プレイヤーを頼んだら、三男さんがすぐ持ってきてくれた。 私も仕事の合間に、一緒に聴いたりして、岩谷時子の歌詞もいいなぁと思う。 「ラストダンスは私に」が好きなんだけど、元歌の歌詞を書いた人は、車椅子に乗っていたと、越路姉妹のボーカルの人がいつかMCで話していた。 元歌は、

          ラストダンスは私に

          ライオンキングと詐欺体験

          ゴールデンウィークも終わってしまったけど、劇団四季の「ライオンキング」を観に行った。 劇団四季は二回めで、毎回ワクワクする。 親子連れが多かった。 開演前に母親が子供に「一緒に歌わないでね」と言い聞かせてるのが聞こえてきた。 芝居のパターンみたいなものも少しずつ分かってきた。 悪役の人や、少しおどけた役の人も、歌が上手くて聴き入ってしまう。 浅利慶太の訳詩もいいなぁと思う。 シンバがかわいくて、帰りにベビーシンバのぬいぐるみを購入。 通勤の車では「ライオンキング」のサントラを

          ライオンキングと詐欺体験

          ふるさとに帰る

          私は若い頃、機関銃のように喋っていた。 エネルギーもあったし、友人たちに伝えたいことが沢山あったのだろう。 そして、誰かと繋がってないと不安だった。 誰かとずーっと繋がってるなんて不可能だし、人間は所詮一人なんだと思う。 子供は、いつも自分のことを見て欲しいし、いつも自分の話を聞いて欲しいと思っている。 そのまま大人になったような人もいる。 そういう人は、相手をしてくれる誰かを常に探しているし、心が満たされることはない。 24時間無休で、自分に付き合ってくれる人間なんていな

          ふるさとに帰る

          最近のお買い物

          昨日は、夕方、買い物に出かけた。 久しぶりに、ファッションセンターしまむらへ。 楽な下着と、5本指靴下、仕事用のジャージのパンツ、Tシャツ、カゴバッグなどを購入。 その後、マツキヨへ。 洗剤の詰め替えや、白髪染め、シミが気になるのでコンシーラーなども購入。 濃いシミが目立つようになり、様々なコンシーラーを試してきたけど、なかなかしっくり来るものがなくて、でも今回買った色はいい感じ。 歳を取ると、こういうものが必要になるんだなぁと、しみじみ思う。 若い頃は、年配の方から、白

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          天の御国が近くなった人

          私の所属してるキリスト教のグループの名誉牧師なる年配の牧師先生が、時々うちの教会でも説教をしてくださる。 たまにしか会わないので、先日お見かけした時、年を取られたなぁと思った。 初めて先生を見たのは20年前なので、それはそうなのだが。 その先生の働きは偉大で、私のクリスチャンの先輩も、すごい先生だと言っていた。 でも、現役でバリバリ働かれてた時の先生より、天の御国が近くなって、現役から退かれた今の先生の方が好きだなぁ、と言っていて、深いなぁと思った。 私は仕事柄、日々高齢者

          天の御国が近くなった人

          しがみつく所

          職場に、ネパールの若い女の子が入職した。 ネパール。 エベレストの国。 介護って大切な仕事だと思うんだけど、日本人の若い人は、なかなか入ってこない。 大変さもあるし、お給料も他の職種より安いからなのか。 先日近所の公園へ行ったら、高齢者と職員の団体が来ていて、職員は殆ど外国の方だった。 私の職場も、半分は外国の方たち。 文化も違うけど、一緒に働くことになったのは何か意味があると思うので、協力して働ければいいなぁと思う。 昨日の帰り、利用者さんとネパールの子が二人で話して

          しがみつく所