マガジンのカバー画像

備忘録

74
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

徒然草 ものづくりともうけの理想論を語る

徒然草 ものづくりともうけの理想論を語る

私の住む街の図書館では、コロナの緊急事態宣言を受けて、一人4週間、20冊まで借りられるようになった。

ところが、読みたくて借りたのに、いざ山積みになった本を目の前にすると読む気が失せてしまう。

あと、言葉も何だか上手く出てこない。

そういうときは、外に出た方がきっとよい。

昨日は、大分県の中津市まで車で出掛けてみた。とはいえ、人に迷惑を掛けないようにしないといけない。

中津市内をぷらぷら

もっとみる
おばあちゃんのかしわめし

おばあちゃんのかしわめし

私の故郷には、名物のかしわめしがある。

確かにそれも美味しい。でも、それよりも、もっともーっと美味しいのが祖母が作ってくれた、かしわめしだ。

それは、きっと敵う人はいないと信じている。

私の母方の祖母は歯に衣きせぬ物言いをする人で、だいぶん変わった面白い人だった。

面白いということは、どれだけここで描いたとしても、本人がいなければ、その面白さは決して伝わらないと思うので止めておく。

祖母

もっとみる
徒然草 知らない夜の世界

徒然草 知らない夜の世界

私が、S県T市の比較的大きな建設現場で働いていたときのお話です。

そこは、街並みは歴史を活かしてきれいに整備されてはいましたが、山間部に近い田舎でした。

その地区から都会へは、だいぶ時間がかかるため、都会に出ることはほとんどありませんでした。そのため、同僚らの楽しみといえば、飲むことだけといっても過言ではありませんでした。

必ず月1回は飲み会でした。1次会の後は、2次会へと続くことがほとんど

もっとみる
最後にもう一度だけ

最後にもう一度だけ

いくらおいしい高級料理店でご飯を食べたとしても、おいしいという感想だけで終わり、記憶に残らないことが往々にしてあります。だから、おいしいは、記憶に深く残る料理に必ずしも繋がらないものです。

そして、最高に美味しく記憶に深く残るご飯は、ほんとうに些細なものであったりします。

私が、忘れられない本当に美味しいご飯であったものは、二つあります。

一つ目は、神話の自然が豊かに残る宮崎県の高千穂町にあ

もっとみる

皆さまのお陰で、本日、初めて、「特にスキを集めた記事」でおめでとうを頂きました。

まだまだほんの小さな一歩ですが、嬉しかったです。

いつも、応援下さっている皆さま、ありがとうございます。

徒然草 伝えるということ

徒然草 伝えるということ

伝えるということは、本当に難しい。

ある人がやってることに対しておかしいと思うことを伝えようと努力しても、全く伝わらないことがある。

伝わらないと、腹立たしくなるが、感情的になってもしょうがないので、どうやったら伝わるか、試行錯誤する。そして、伝え方を工夫する。それでも全く伝わらないことが多々あって、それが会社の場合だと、そのままいくと大事になると気付くので、こそっと先回りして食い止める。要す

もっとみる
大学受験と鼻血と合格発表

大学受験と鼻血と合格発表

この時期になると、随分前に受験したはずなのに、大学受験が苦しかったことを、未だに思い出します。

いよいよコロナ禍の中での入試が始まるとのことで、私自身のことを回想してしまいました。

名称が今年から変わるという、センター試験は、私の高校ではまとめて出願してくれていたので、周りはほとんど同級生で、通っている高校に近い大学で受験することになっていました。

受験当日は、担任の先生が大学の正門に入って

もっとみる
エサをあげずに好かれたい

エサをあげずに好かれたい

私の祖父は、動物が好きでした。

いえ、正確に言うと、動物にエサをあげるのが好きでした。

祖父の隣の家にはクロという、シェパードがいました。当時幼児だった私は、祖父に連れられて、クロにエサをあげに行っていました。しかし、シェパードは幼児よりだいぶん大きく、狂暴です。口が大きく、ヨダレをベロベロ垂れ流し、鎖でしっかりと繋がれた犬は、汚ならしく、私にとって恐怖でしかありませんでした。

祖父は、神社

もっとみる

「溶けてきちゃったね」

「でも、なんだか笑えるね」

「さよなら、さよなら…あはは」

(雪の子らのつぶやき)

「ずっといられて気持ちいいわ」

「そうね、過ごしやすいわ」

「そういえば、ホッホちゃん(犬のこと)が見えないけど、どうしたのかしら」

「あの子、我が物顔で暴れまわってたでしょう? 世に憚るわよ。」

「そうね、雪狼になってでも生き抜く子だわ」

(雪の子らの会話)

冷凍庫のようなこちら。雪は、降ったり止んだり。

おじいちゃんとお孫さんが、公園で雪だるま作っていて、私も作ってみたくなり、薄着で外に出て、素手でちょちょいと作ってみました。

雪だるま作るたびに、しゃべって動いてくれないかなぁ、と思ってたけれど、やっぱり動いてくれませんねぇ。

雪こわい

雪こわい

今日の我が街は、大雪で、こんなことあったろうかというくらい雪が積もっています。

今もシンシンと積もっています。

雪が降ると、外はとても不思議なくらい静まり返ります。その静けさは、とても好きですし、家から見る雪の美しさは息を飲むほどです。

私は、ほとんど雪を知らずに、ずっと福岡県で育ちました。雪の恐ろしさを知ったのは、社会人になってからです。

私は、ダムとか、道路とかの建設に関わる仕事に携わ

もっとみる

明けましておめでとうございます。

本年も、よろしくお願いいたします。

私の今年の抱負は、「不動心」です。今は激動の時で、嘘の情報やきちんと考察することなく現在だけのよい方向に流されそうになります。

落ち着いて、何が正しいか判断する知識と経験を身に付けるよう、精進したいです。