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#家庭料理

我が家に群来(くき)がやってきた2022

我が家に群来(くき)がやってきた2022

こんばんは。

今朝オホーツク海から、1ダースものニシンがウチにやって来ました。
まるで群来です。
小樽にやってきた群来のようすはこちらです。

むちゃくちゃ新鮮です。

瞳は澄んでいて、身は硬直中です。
シチリアのパレルモの市場では、魚をテグスでこんな形にとめてプレゼンテーションしていました。さすがです。

さて、これならお刺身もおいしいのですが、こういう状態のニシンでアニサキスを食べてしまった

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かじか汁であったまるしかない日。

かじか汁であったまるしかない日。

こんばんは。

そうなんです。あったかい汁物であったまるしか道はありません。
時折、外で突風が吹き、どーんどどーーーーんと音がします。
今のわたしには、この音が響いてキツイ。やれやれ。

そんな夜にはかじか汁。
ほかいどーでは、寒い日に「かじか汁」を食べると
風邪をひかないという伝説があります。
いえ、あったまるっていう話です。

きょうのわたしのかじか汁に入っているのは、大根、ねぎ、じゃがいも。

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とにかく、あったまる鍋を!

とにかく、あったまる鍋を!

昨日から今日にかけて札幌は、24時間に降る雪の量が観測史上最大だったんですって。

真っ白な時を経て午後晴れたので、外に出てみたら、なんと!!!

歩道の幅30センチくらい。それでも誰かが開拓してくれたんですよね。

こんな日はただただ、あったまるものが食べたいわけで。

あったまるといえば……。酒粕!

常備食材の塩鮭。半端にキープのえのき、エリンギ、しめじ。
そして大根!

台所に長く立つのも

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昭和のタラフライ定食、作りました。

昭和のタラフライ定食、作りました。

きょうは立春。春が立つ、なんていいですね。

樹にはまだ、春の気配はありませんけれど、空は春色っぽいのです。

公園の雪の動物たちに、目がついて、かわいくなっていましたよ。

きょうは、鱈フライが食べたくて。
昭和の食堂で出てきたようなやつ。
カリッとサクッとした衣の中にふわっと真っ白い鱈が。口に入れると両方が崩れていくあの感じ!
実現しました。

最近、小麦粉+卵の代わりに、てんぷら粉ですぐに作

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北海道で、お正月に食べるもの

北海道で、お正月に食べるもの

それは遠い昭和の頃。
道東の小さな港町の大きな木造の家で育ったわたしですが、
お正月のごちそうといえば、母が漬ける飯寿司でした。
11月中旬過ぎのわたしの誕生日に仕込んで、大晦日に食べ始めるのが
毎年のスケジュールでした。

鮭とごはんと麹と野菜を木の樽に重ねて漬けて、じっくりゆっくり低温発酵させます。
水が上がってきたら、その水は捨てます。

その家の環境、きっと常在菌も発酵に作用する、なんだか

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イカの大群がやってきた!

イカの大群がやってきた!

どこに?

ウチに😅。

カラダおつかれモードで帰宅したら、届いていました。

7杯までは数えましたとも!

あとは、たくさんって事で。

こんなにあると、内臓を抜き取るのも時間がかかる気持ちになるので、加工場で教えてもらった方法でさばきます。

こうやって開いて一気にはがします。

現場では、包丁を中に入れて刃を上にしてシャーっと開いていましたが、それは怖くて先っぽから中に向けて包丁を入れてい

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シーズン初イクラ。

シーズン初イクラ。

こんばんは。

秋鮭の季節、つまり!イクラの季節がやってきました!

わたしはイクラの醤油漬けを作るのですが、いかんせん価格が…。高い…。

鮭がとれないから仕方ない、とはいえ、以前のように気軽に作ることはできません。打倒、温暖化!

小ぶりです。g800円。 1400円でした。まだ卵は小さめです。

上は皮面。これは皮がはじけたところから広げたところ。

塩を45度くらいの湯に溶かして、このイク

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きゅうりのコールスローの作り方

きゅうりのコールスローの作り方

こんばんは!

とうきびとカレイ、そして、たくさんあったキュウリで毎日を過ごしています。

きゅうりはこうして脱水して、最近は砂糖と酢での味付けでなく、もっとズボラに飯尾醸造のすし酢を振っておくのがスタンダードになっています。4日から5日は持ちます。

とうきびとカレイを小麦粉+片栗粉+炭酸水の衣でカリッと揚げて。
キュウリはスタンダードで。

その翌日。カレイは焼いて、とうきびとキュウリはコール

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ほかいどーのアーティチョークのこと。

ほかいどーのアーティチョークのこと。

フランスではアーティショー、イタリアではカルチョフィ。

下ごしらえが面倒でも愛されている野菜。日本の筍を思います。味もなんとなく似ています。

北海道では栽培が難しいようですし、すぐにアクが出るし売りにくいからか、北海道産に会うことはまれなのですが、なんと!

カブより一回り小さい、丸ズッキーニより小さいのが、今金町のシゼントトモニイキルコトからの野菜に入っていました。

ちっさーーい!かわいー

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鰊いろいろ。鰊のおいしさ。

鰊いろいろ。鰊のおいしさ。

こんばんは。

今日の札幌は、なんと気温18.5度。3月にこんなになったのは130年の観測史上初めてだそう。やれやれ。

さて、昨日の鰊ですが、いい感じに水分が抜けました。

昼ごはんに焼いてみました。

皮はカリッ。身はふわふわ。

こんな食感の魚って鰊だけじゃない?

夜は家族が食べやすいようにちょっとがんばった仕事です。片栗粉をはたいて揚げ焼きして、甘辛いタレに漬けました。砂糖と醤油、味醂と

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数の子を塩漬けしてみる。

数の子を塩漬けしてみる。

突然、鰊がたくさん届きました。

パッキパキです。新鮮です。

新聞紙の出番です。

アタマと尻尾を落として、袋状に折った新聞紙を入れたゴミ袋に入れていきます。

鱗を落として冷水で魚体を洗います。

ゴミは、新聞紙に包みながらゴミ袋に入れていくとにおいも少しは出にくいと思います。

粗塩と半分の量の砂糖を振って脱水します。

美味しそうに下ごしらえができました。

さて、今回は数の子の塩漬けを作

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春キャベツの細切り三変化の巻。

春キャベツの細切り三変化の巻。

このところ、キャベツの細切りとエノキダケの組み合わせっていいなと思っていて。そこから、キャベツの細切りが流行っています。
個人的に(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
きょうは、三変化をご紹介しましょう。

まず、炒め物。
キャベツは細切りにしてフライパンへ。エノキダケはいしづきを切り取り、長さを2つか3つに切って合流させます。サラダ油かごま油を回しかけてざっくり混ぜたら中強火にかけます。
じゅわじゅわ言って

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明日の朝か昼かおやつにどうかしら?ロスティの作り方

明日の朝か昼かおやつにどうかしら?ロスティの作り方

中学1年生になりたてのときにロスティを知りました。スイスの料理。茹でたじゃがいもを炒めたタマネギとあわせてチーズを入れて焼く。
スイスへの憧れの気持ちを育てながら、何度も何度も作ったことを覚えています。
がしかし、大人になって、チーズおろし器を使って、生で作るほうが簡単でおいしいことがわかりました。にんじんしりしり器でもいいです。
包丁で切るより、こうした道具を使うほうが早いし、楽しいです。

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♪春色の汽車にのーって♪るつもりのサラダ

♪春色の汽車にのーって♪るつもりのサラダ

♪赤いスイートピー♪
知っていますか?

春めく日には、電車にのって小樽に行きたくなるこのごろ。
アタマの中でリフレインするのは決まって赤いスイートピーです。(笑)。

そんな日に合うなぁと思っているサラダがこちら。

らんらんカルボナーラに続いてらんらんサラダでございます。

作り方は、こうです。

👉ジャガイモは皮をむいて1.5センチ~2センチのサイコロに切ります。
ブロッコリは房に分けます

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