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高井宏章 雑文帳

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徒然なるままに。案外、ええ事書いてます
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2020年5月の記事一覧

2冊の聖書と日本語の自由

2冊の聖書と日本語の自由

文筆家で詩人の真帆沁さんのnoteを愛読している。

クリスチャンとして内面を真っすぐな文章で綴られていて、同じくらいの頻度と熱意で美味しそうな食事を紹介している。

よく読まれているこの投稿のように、心が洗われて食欲がわく一粒で二度おいしい素敵なnoteだ。
「それにひきかえ自分のnoteは……ニントモかんともニンニン」と苦笑しつつ、読んで魂のプチ洗濯に活用している。

さて、私はまったく信仰心

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地上15階のチキンラン

地上15階のチキンラン

人間、50年近く生きていれば、何度か死にかけたことがあるものだ。
私が死に最接近したのは、中学1年の夏だった。
15階建ての高層ビルの屋上から落下しかけたのだ。
それも、たった100円のために。

私が育った名古屋市北西部の町には、日本初の高層アパートがあった。
「又穂団地」がそんな大層な代物とはこちらのブログを見るまで知らなかった。建ったのは1967年らしい。私が生まれる5年前だ。

15階建て

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一足先に模様替え かわいいヘッダーを娘が描いてくれました

一足先に模様替え かわいいヘッダーを娘が描いてくれました

noteのマイページのヘッダー画像を変えた。下の投稿でお知らせがあった変更に一足先に対応した形であります。タイトル画面がそれ。

とても、とても、気に入っている。
次女画伯に「いい感じにして」と丸投げしたら、ものの数時間で納品された。
タダではありません。
強制児童労働(って16歳も該当するの?)でもありません。
ちょっと前、なかなか値の張る某アニメの設定画集(?)を買うか悩んでいると聞きつけまし

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子どものころ、父に置き去りにされたこと

子どものころ、父に置き去りにされたこと

こちらのエッセイでちょっとふれたように、私は子供のころ、よく父に置き去りにされた。

自分にとってミステリーというか、いまだに「なんでやねん」という記憶だ。PCを切り替えていて、ファイルを整理していたら「オヤジネタ」を書き溜めたメモのフォルダが見つかったので、少し推敲してシェアします。

置き去り子供のころ、よく父に置き去りにされた。

たとえばこんな具合。
小2くらいの頃のある週末、トラックで父

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人前で話すの、苦手ですか?

人前で話すの、苦手ですか?

公私ともに、人前で話す機会がわりと多い。「公」ってのは本業、「私」ってのはペンネーム・高井浩章さんです。
話すのは得意というか苦にならないたちで、だからこそ、そういうお役が回ってくるという面もある。
世間には「人前で話すのは苦手」という人もいる。
苦手な人は別に無理しなくていいような気がするが、どうしても自分がやらなきゃ、という場面だってあるでしょう。
そんな方に、私のコツというか、苦にならない理

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反面教師から学ぶ「バズるかもしれない」noteの書き方

反面教師から学ぶ「バズるかもしれない」noteの書き方

反面教師って誰かって、そりゃ私です。
「バズらなさ」には定評があります。この投稿がバズることも、絶対にない。安定感抜群。
まぁ、記念エントリーなので、サクッと書いちゃいます。

累計50万ビュー!タイトル画像のように、9日にnoteの累計ビューが50万を超えた。
おめでとう、俺。
比べるものでもなかろうが、『おカネの教室』が5万部なので、その10倍。すごいなー。
8500回も誰かが「スキ」を押して

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皆さんの善意 私の偽善 サポートの「国境なき医師団」への寄付のご報告

皆さんの善意 私の偽善 サポートの「国境なき医師団」への寄付のご報告

私のnoteは基本、すべて無料公開だ。
無名の新人作家さんなので、noteで宣伝して『おカネの教室』の印税で回収した方が実入りは多かろうというそろばん勘定による選択である。

なのだが。
世の中には奇特な方がおられて、たまに無料記事にサポート、いわゆる「投げ銭」をいただく。
ありがたいことでございます。
この記事の最後にもくっつくと思いますが、サポートについてはこういう方針を明記している。

「国

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「おうちにいよう」は「マンガを読もう」だ! 今こそ読みたい傑作20選

「おうちにいよう」は「マンガを読もう」だ! 今こそ読みたい傑作20選

本稿は新潮社のニュースサイト「Foresight」に掲載されたコラムを再構成したものです。編集部のご厚意で転載しています。

新型コロナウイルスの影響で、学校は長期休校、大人も在宅勤務と、誰もが自宅で過ごす時間が激増しています。生活のリズムが狂い、日々のニュースを見れば気持ちも沈む。
「コロナ疲れ」は深刻です。

でも、今、我々にとって「おうちにいよう」は、文字通り、日本と世界を救うための使命です

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「おうちにいよう」なら、LEGOをすればいいじゃない?

「おうちにいよう」なら、LEGOをすればいいじゃない?

LEGOは、素晴らしい。
そんなことは誰でも知っている。
「LEGOは素晴らしいことは誰もが知っている」という事実ぐらい、誰でも知っている真実だ。
だからこの前の休み、具体的には4月29日は丸一日、LEGOをした。
期待通り、素晴らしい一日になった。
タイトル画像はその日のバカバカしいほど出色の傑作である。
以下、顛末と作成過程をツラツラと。
その後、フォトギャラリーへと続きます。
当社比9割増し

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