記事一覧
アディンクラ・シンボル
アディンクラ・シンボルは19世紀のアシャンティ地方に起源を持つ紋様で、その紋様ごとに意味やことわざが結び付けられているらしい。布や壁に描かれたり、教育機関のロゴにも使われている。クマシの王宮博物館でいくつか紹介されているのを見て、その存在に初めて気付いたが、実はこれまで見てきた風景の中に隠れていた。以下に記号の表と、私が見つけた記号の写真を載せておく。意味は記号の名前でググると出てくるので、自分
もっとみるサンセバスティアン要塞、オラニエ要塞
ガーナには海岸沿いにヨーロッパ人が15世紀後半〜17世紀ごろに建てた要塞が
点在している。これらの要塞はその地に滞在する彼らを保護し、交易を行う拠点として建てられたもので、ヨーロッパ人は奴隷・金・象などを買い求めると同時に、彼らの国で作られた銅・青銅・鏡などの加工品を販売する目的もあった。
これらは植民地支配が行われる以前の時代のもので、大西洋三角資易の一角を担う悪名高き奴隷貿易において重要な