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ヤドカリ放浪記2012〜杉戸-小山宿編〜

5月16日
AM6:13
道の駅庄和

朝、目覚めて厠に行った帰りに何気に情報館に展示されている日光道中の宿場町マップを見る
そこには粕壁宿にまつわる言い伝えが書かれており、ちょいと読み更ける
しかし前日の雨と打って代わり晴れたな♪
気持ち良い朝だ
AM6:45
すき家16号春日部八丁目店
久し振りにたまごかけ朝食を注文する
やっぱ粗食は旨いな♪
AM7:18
杉戸宿

日光街道五番目の宿場町
古くから利根川の渡し場があり鎌倉街道、御成街道、奥州街道を有する 交通要路であった宿場町である
とりあえず散策する
AM7:22
関口酒造

街道沿いに建つ宿場町時代の風情を残す佇まいの酒造
清酒・豊泉を作っている
外観だけ楽しみ、宿場町散策を続ける
AM7:35
近津神社

御祭神に武甕槌命・経津主命・岐ノ命を祀る神社
鳥居を潜り、参道をまっすぐ行くとそっぽを向いた狛犬と巨大な夫婦銀杏の木が目に止まる
その奥に社が建つ
また境内に無造作に積まれた岩に文字が刻まれ石板が配置されているのが俺的に好き♪
AM7:49
巴湯

100年続く銭湯
凄い古い佇まいについ目を奪われる
ちと鑑賞する♪
AM7:53
杉戸宿本陣跡

宿場町の中心地にある古い門
見事な松に見守られている
AM7:58
八島さん宅

まっすぐ続いた街道筋のカーブ口に建つ旧家
この一軒だけが時代に取り残されたかの様に現在も建っている
これを見るだけでも価値のある杉戸宿であった
AM8:35
幸手宿

日光街道六番目の宿場町
アニメらき☆すたの舞台になった事から一躍脚光を浴びた町
しかし旧街道は商店街となっており、当時の名残りは、たまにある旧家のみくらい
AM8:43
一里塚跡

幸手宿の北口に置かれていた一里塚
当時は目印に榎など生えていたのだが今は何もない
AM8:49
正福寺

御本尊に不動明王を祀っている寺
日光参詣に将軍や勅使が休んだ将軍の間や勅使の間がある由緒ある寺だ
左甚五郎作と伝わる彫刻や絵画も残されている
AM9:08
栗橋宿

日光街道七番目の宿場町
利根川沿いに面した宿場町である
AM9:14
八坂神社

埼玉の自然百選に選ばれた境内に生える御神木の悠々たる姿は一見の価値あり
神輿が有名らしい
慶長年間の頃より鎮守の神社として祀られ1742年に本殿が復興された
AM9:21
栗橋関所跡

日光街道で唯一の関所を有していた栗橋宿
利根川の土手に構えていた関所は東海道の箱根・中山道の碓井と並び関東三大関所と呼ばれた
しかし草の香りが気持ち良い
AM9:32
栗橋宿本陣跡

池田鴨之助を先祖とする池田家が務めていた本陣跡
現在も跡地に子孫と思われる方が住まわれている
家屋は建て直されている
AM9:47
茨城県突入
AM9:48
中田関所跡

日光街道八番目の宿場町にして茨城県最初の宿場町・中田宿に建っていた関所跡
設置されている説明板には、当地と対岸の栗橋の川の流れの部分を房川といい、ここに房川渡中田関所が設けられた。。やがて関所は対岸の栗橋側に移されたと書かれている
また房川渡しでもあった此処は1924年に利根川橋が出来るまで続けられていた
とまぁ〜中田宿の観る所はこんなもんかな
元々は利根川と挟んで栗橋宿と一Kmしか離れていない中田宿とは一つの宿場町として見られていたって
後は素朴な町並みを見ながら北上するとします
AM10:02
茶屋新田松並木

宿場町と宿場町の間にあった松並木でそこにあった茶屋跡地
現在は県道原・中田線に歩道を整備し松並木を復元している
AM10:14
古河宿

日光街道九番目の宿場町
結構宿場町として観光地になっている日光街道の数少ない宿場町
勿論散策をする
AM10:19
鷹見泉石記念館

古河藩家老・鷹見泉石の最晩年の居宅
現在は改修され無料開放されている
また古河出身の南画家・奥原晴湖が晩年に用いた画室繍水草堂も同敷地内に移築され無料開放している
何とも気持ち良いスポットか♪
向かい側には古河歴史博物館が建つ
AM10:32
ぬた屋

江戸時代、日光街道の城下町として栄えた古河
台町に池田家という屋号のおつま店があり一八四五年頃から家伝食とも言える鮒の煮付けを旅人達に提供し始めた
余りの美味さにたちまち世間に広まり砂糖や醤油が手軽に入手できる頃には甘露にが生まれた
その味に魅了され、おつま店に手伝いに入り技術を盗み立ち上げた店
現在は古河名物として日本一の生産量を誇り約170年の歴史を持つ老舗
買わないけどw
AM10:40
古河城御茶屋口門跡

日光社参に伴い将軍の休憩所として設けられた御茶屋の入口
その石碑が街道沿いに建っている
AM10:46
肴町

米や茶、酒等の食料品を供給する商店が建ち並んでいた市場的スポットでこう呼ばれていた町
江戸時代から続く老舗が今も密集しており、時が止まった様な空間である
AM10:49
お休み処坂長

江戸時代初期から商家を営んでいた建造物を利用した観光拠点施設
お食事処も併設している
敷地内の蔵の見学は無料
此処で観光マップを手に入れる
AM10:54
文庫蔵

日光街道と日光社参や映像で見る古河が楽しめる
関東最大級の三尺玉の展示もある
AM11:07
古河城下高札場跡

当時は親を大切にとか商いは正直にとかキリシタンは禁止だとか掲げられていたんだって
現在は本町二丁目交差点の四つ角に石碑が建つのみ
AM11:12
古河城下本陣跡

この辺りは問屋場や脇本陣などが密集していたらしい
現在はジョイパティオなる複合施設が建っている
二階のフィリピンパブが気になるなw
AM11:23
古河提灯竿もみ祭り発祥の地

関東の奇祭らしい記念碑
一緒に若杉鳥子文学碑も建つ
その祭り見てみたいな
AM11:27
武家屋敷通り

江戸時代を偲ばせる風景が残る通り
うん…まぁ〜少しだけどそうだね…
AM11:34
作家永井路子旧宅
県道沿いに現れる白壁造りの旧家
現在改装中らしく見学出来なかった
AM11:37
古河街角美術館

無料の美術館
明日を見つめる芸術展と手塚八郎日本画展が開催されていた
八郎さんの雀が描かれている作品は好きだな♪
AM11:50
鷹見泉石生誕之地

本名は十郎左衛門忠常と言い、泉石は引退後の名前の彼が産まれた地である事を知らしめる碑
ちょっとかっこいい碑じゃないか
PM0:10
野木神社

いつの間にやら栃木に入っていた
静かな気の流れる清い神社だ
境内に生える大イチョウの木は、とちぎ名木百選に選ばれている見事な大木である
またケヤキの木も聳え立つ
大イチョウとケヤキの間には御神木だったのだろうか倒れた木が石台に置かれている
そんな日光街道十番目の宿場町・野木宿の入口にある神社だ
PM0:39
野木宿本陣跡

野木宿について書かれている看板がある所が本陣跡らしい
ちなみに道路挟んで向かい側には脇本陣が建っていた
野木宿自体小さな宿場町だったらしく観光出来そうな場所はほとんどない
PM0:56
龍昌寺

間々田宿に位置する寺
不動明王を御本尊に祀っており寝起不動尊明王と呼ばれている
また江戸時代に住職が間々田の蛇祭りを発案した由緒ある寺だとか…
そんな祭り知らない
此処から旧街道でもある国道4号線を北上すると所々にだが旧家が残る
PM1:09
間々田宿問屋場跡

現在は砂利駐車場
奥に古い門が建っている
PM1:14
間々田宿本陣跡

問屋場跡から約百歩北に歩いた場所にある本陣跡
駐車場になっているが説明板が立っているが本陣の役目程度しか書かれておらず間々田宿本陣としてのエピソードが書かれていない…
残念
PM1:18
足利小山信用金庫横旧家
最近まで利用されていた雰囲気が残る旧家
多分昔のままの佇まいで家屋の後ろには蔵もそのまま残っていた
う〜ん味がある
PM1:59
小山宿

ずっと国道4号だった日光街道が初めて県道に入った
県道265号線に沿って延びる日光街道十二番目の宿場町
何軒か旧家が残っているだけなんだが不思議と情緒を感じる
PM2:11
小山宿脇本陣跡

小山宿にも本陣はある筈なのだが史跡名所として残っているのはこの脇本陣のみ
小山宿で唯一宿場の名残を留める脇本陣高橋家である
当時の玄関を残っており、明治天皇御駐輦之碑と明治天皇小山行在所と刻まれた碑が建てられている
此処を中心に本陣も問屋場もあったらしいけどまぁ〜観る所は此処ぐらい
PM2:42
道の駅思川

意外にも初訪問なり道の駅
レストランと物産館から成り立つ施設
とりあえず物色。
ジェラード屋に凄い行列が出来ていた
何でも、はとむぎジェラードが人気だとかw
かなり惹かれたがジェラード気分じゃなかったので見送り
車に戻り、ルートを考える



う〜ん、これ以上進んでも寝床を確保出来なさそう(´・ω・`)
それ以前に日光街道巡り二日目にして半分到達してしまっている
少しペースを抑える為に今宵は此処でP泊する事にする
しかし車の量に対して道の駅の客は少ないな…
そんな事も気にしつつも呑む昼下がりの午後
そんないつもより早い一日の終わり
まったりマッタリのほほ〜んな午後♪

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