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鹿児島放浪記2012〜喜界島南部編〜

3月17日
AM0:28
喜界町公民館
一時間もしない内に目覚めた子の刻…
全く眠くないΣ(ω‖
それでも何とか寝ようと寝袋の中で目を瞑るが二時間くらいゴロゴロしていただけ…
その後、何とか寝れたが、三十分置きぐらいに目が覚める
何故に眠れない…
AM5:07
起床
結局熟睡出来ず、起きる事に…
とは言ってもまだ暗いから行動はせず、寝袋の中でゴロゴロする
やっと辺りが明るみだした頃、寝袋から出る
なんやかんやとして六時半くらいまで時間を潰す
そしていざ行動開始
微妙な天気の中、喜界島観光が始まる
AM6:42
湾天神貝塚
大型打製の石斧や中型磨製石斧・土器・骨片・貝製刃等が発掘されている塚
草木がボウボウと生えているだけ
AM6:44
高千穂神社

廃仏棄釈令の施行より仏寺は壊され、それに代わるものとして五穀豊穣と悪疫災禍の御利益を受ける神社を1870年に創建
境内に入ると僅かながら気持ちの良い気を感じた
AM6:59
仮家跡
元禄六年の薩摩藩の統治下、藩の役所である仮屋が置かれた場所
明治八年の藩所廃止まで九十代の代官が詰めていたとか
そんなビルと民家の間…
なんの面影もない
AM7:04
朝日酒造

何やら良い香りがしてきたなと思ったら酒造あり
もちろん開いているはずもないが、工場前のショーケースに母校への想いを繋ぐと銘打った、この年で閉校してしまう十二校の小中学校の外観と校歌をプリントしたラベル焼酎に惹かれた

これ良いね♪
俺の母校もことごとく統廃合しちまったからね
AM7:11
前田本店
酒ビールと書いてあったので、てっきりパンとか扱っている商店的な店と思ったら金物屋だった
仕方なく朝食を諦めて店を出ると、おっちゃんが追い掛けて来た
どうやら空腹の俺を哀れんでくれたらしく、家に買っていたパンをワザワザ持って来てくれた
店に再び招き入れ、この島産のタンカンと缶コーヒーまで頂く
更に炊き込みごはんのおにぎりまでワザワザ温めて俺に食べさせてくれた
なんて優しい人達なんだ(´;ω;`)
そんな店の中で頂き物を食べている最中、ずっとおっちゃんは話し掛けてくれて本当優しい心遣いをありがとうございました
重々にお礼を申し上げて店を後にする
パン美味しかったです
AM7:31
金刀比羅宮

海に向かって建つ白き神社
境内は緑地公園になっており、ベンチが四席ある
長閑な神社だ
AM7:57
喜界空港東部

湾港と空港の間、空港寄りの空き地に特攻花の看板あり
和名はテンニンギク
第二次世界大戦の時、この島には海軍航空基地があり、沖縄戦線への中継点だった
そんな戦場へ向かう若き特攻隊に贈った別れの花・特攻花…
戦争の悲惨さを語り継ぐ花だ
この空き地に毎年花を咲かせ続けているらしい
AM8:21
空港臨海公園

海軍航空基地戦没者慰霊之碑が建つ緑地公園
海水浴場もあり、ちょっとした憩いの広場
今回の放浪で一番強い雨が降ってきたのでちょいと雨宿り
ズボンべちょべちょで一時間ほど雨宿り
少しだけ雨が止んだので先に進む
AM9:33
ショッピングセンターふくり

地元の方が多く買い物に来るスーパー
汐さばおにぎりを購入する
AM9:49
スポーツショップハヤカワ
元々はスポーツ用品店なのかな?
普通の靴や草履も扱っている他、アルコール類・玩具・釣具も販売しているちょっとした何でも屋
AM10:06
俊寛の墓

平安時代後期の真言宗の僧
1177年、京都鹿ヶ谷にて平清盛討伐を企てたとされこの島に流刑される
そして断食の末、自害
今、建っている墓石が俊寛の墓ではないかと言われているが推定でしかない
その墓の前に俊寛僧都座像が安置されている
AM10:28
さとうきびの碑
この町を支えるさとうきび産業を讃える碑
AM10:31
メンハナ公園
広い緑地公園
東屋に大きな木も多くピクニック向けな公園
キャンプ場としても利用はOKみたいだが火気厳禁
AM11:25
遊歩道休憩所

荒木中里遊歩道の途中にある休憩ポイント
いきなり休憩所から入ってしまった(^ω^;
遊歩道の入口から入って全長二.二kmを歩きたかった
とりあえず一休みする
AM11:40
荒木中里遊歩道
夕日の遊歩道とも呼ばれ夕日スポットとしても人気がある場所
晴れた日には奄美大島も見る事が出来る
金色で染められた落日の景観は感動的だとか…
熱帯植物に包まれている遊歩道だから様々な蝶の姿が観られる
その中には日本最大のオオゴマダラの姿も…
AM11:53
降り井戸

遊歩道の傍らに掘られた井戸
今も水は湧いている様子だが、ガジュマルに覆い被されて守られている感じ
PM0:15
荒木港
何気にハマヒヨドリを見てたら見た事ない動きで、もう一羽のハマヒヨドリに近付いて行く
近付かれたハマヒヨドリが急にさえずりだす
どうやら求愛行動が始まったらしい
しばらく見てたが今回は上手くいかなかったみたいだ
PM0:23
パティスリーいくみ

トマトのチラシに惹かれて入った店
喜界島はトマトが美味しいと聞いていたので、一個食べたくて立ち寄る
電子トマトと言うブランドトマト

ランチ等もやっていたけどトマトだけを注文
またこのトマトの生産者のおっちゃんがいたので色々お話しさせてもらう
あと趣味で作ってらっしゃるCDを頂く
ホントは千二百円で販売している品物です
いつ聴けるかなw
おっちゃんの話を聞いていると注文していないランチが出てきたΣ(ω‖)

まぁ〜昼飯食ってなかったからいいけど…
チキンとエビとエリンギのトマトソース煮と牡蠣のソテースクランブルエッグ添えのフレンチ

なかなか美味しかった
食後おっちゃんと話を続けてたら満足したのか畑仕事に出掛けて行った
なので店の経営者の娘さんとそのお友達と話をして過ごす雨の昼下がり
十四時を過ぎた頃に雨が上がったので、これを機に店を出る事にする
するとトマトを土産に持たせてくれて、尚且つランチ代を取らないと言う意外な結末が!
CDやら食事やらで俺ここで二千円以上得している
なんか申し訳ない…
時間があったらまた来てみよう♪
別府のまぁちゃんで〜す的な居心地の良さだったよ
PM2:21
保食神社
由緒不明の朱色鮮やかな神社
境内には戦没者慰霊の碑が建つ
PM2:54
遺跡発掘現場
喜界島は無数の遺跡がある事でも有名
そんな現代でもまだ調査中の遺跡があるって、一体どんだけ遺跡があるんだよって話だ
またちょっと話が逸れるが、さっきパティスリーいくみの経営者いくみちゃんの友達・与田ちゃんが話していたのだが、この島近郊に海底遺跡もあるとか…
全くどんだけ遺跡があるんだよってばw
余談の余談だが海に零戦の残骸が沈んでいるらしい
見てみたい(≧ω≦)
PM2:56
ガジュマル巨木

樹齢百年は越えるらしい巨大なガジュマルの木
近年発見された島民も知らなかった喜界島の新しいスポット

町の天然記念物に指定されている
どこぞで見た日本一のガジュマルより断然見応えあるガジュマルだ
木の精霊が現れても不思議ではない凄さである
PM3:05
花尾神社

ちょっと山道に入るとある一見、一軒家みたいな神社
本殿に○に十文字の家紋が刻まれている事から島津藩ゆかりの神社ではないかと思われる
また境内には小さな祠に黒石と法螺貝が祀られていた
PM3:56
フナンデー石

唐人が宝物を大袋に入れて杖をついて背負っていたが、立ち止まった途端に唐人共々石化してしまったという伝説が残る石
併し道路拡張で紛失してしまった集落でも崇められていた石だが1994年に復元した物を建立し祀っている
PM4:23
こーえんはな公園
県道619号線にある公園
手頃な東屋があったので、雨宿りす?
ってか今宵の寝床なり公園
朝も早かったし、雨も降っているし、寝床になる様なトコを当てもなく歩くより、確実に雨を避けれて寝れる場所を確保する方が優先なのである
なのでかなり早いが、寝床決定
問題は夕食だが、土産で貰ったトマトで済ます事にしよう
何はともあれ休む
PM5:28
雨上がり

何気に空を眺めていて何となく夏空だなぁ〜と思っていたら虹がかかっていた
でも虹が消える瞬間って初めて見たかも
ビフロストの橋…
いつか渡ってみたいね♪
PM6:30
集落商店(仮)
やっぱりトマトだけでは物足りなく探してたらあった店
品数は少ないけどカップ麺があったので、UFOとカップスターのカレー南ばん味を購入
わがままを言ってお湯を入れてもらう
PM6:38
こーえんはな公園
再び戻って来てカップ麺を食う
UFOから食う
軽くのびのび(^ω^;
カップスター食う
完全にのびのび…
しかしカップ麺二個は食べ過ぎだったな💦
PM7:53
星空

ふと東屋から出ると満天とまではいかないが、星空が広がっていた
やっぱ星を観ると心が和むね〜
星を眺めた後は寝る
そんな早い夜…
そんな九州にいながら何故かみちのく一人旅がメインテーマだった一日w
ふ〜腹一杯(´ω`*)

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