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Brisbane 俺にとっちゃここが始まりの街

この写真は、オーストラリア第三の都市と言われているブリスベンのサウスバンクという所を写したものです。

川がゆったり流れてて気楽な街だったな。

さて、『光の中を旅してた』-第一章 オーストラリア編-シーズン1が始まっています。

今回は僕の短期留学していた時の話が書かれています。

俺もこの辺りからずっと旅の中にいたし、こういう海外の思い出をゆっくり話したりすることもなかったから、noteを書く事で、皆さんと海外の旅の話を共有出来る良い機会になったらいいなぁと思っています。


今回はちょっと長めですが、読んで頂けるとありがたいです。


こんばんは、みんな!!

そうそう、日本編の第三版を発表しました。フェイスブックでも投稿したんですよ。そこで俺が電子書籍を書いていたというのを初めて知った人もいるんだろうなぁ。

今年は燃えてる!! 何度も更新する。よろしくね。

noteでもシェアしてるから、少し審査に時間がかかったけど、無事にアップロードされています。

なかなか審査おりないから、ちょっと心配してました。


春だよなぁ。僕が働く職場にもフレッシュな新人の方々が研修でいらっしゃっています。もう何度も迎えたり、見送ったりしてる。

遠くからずっと応援しています。


行こうか、オーストラリア。

日本を旅した青年は、ブリスベンでの短期留学にやってきました。

楽しくやってたのかな。いってらっしゃい。

Brisbane 俺にとっちゃここが始まりの街

ゴールドコースト空港に着いてからブリスベンまでの道のりも、飛行機の中で会った子が空港の人に聞いてくれて俺はわけなく辿り着けた。

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それから予約していたブリスベンのセントラル駅の向かい側にあるXbaseというバックパッカーズハウスにチェックインした。
デポジットを払うってことが全然理解できていなかった俺はフロントで泣きそうになっていた。

そこもやっぱりドミトリーで、同じ部屋には日本人のけいちゃんという女の子がいた。

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その日は土曜日で、仕事が休みだというので、少し話して荷物を整えて落ち着いた後、ブリスベンの街を一緒に散歩することになった。

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ブリスベンはあまり大きな街じゃないから、散歩するのにちょうどいい。

けいちゃんもブリスベンの語学学校に通っていたらしい。みんな最初は学校に通うのかな、それから働きだしていくっていう流れかな。

英語を話せない日本人が仕事を探すのはけっこー大変みたいだ。

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僕等は街を抜けて、サウスバンクの公園から川に掛かる橋を渡って、ボタニックガーデンを通ってまた街に戻って来た。

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そして日曜、「ホームステイ」先のトムの家に行ったんだ。スマホ片手に見知らぬ海外の街を一人で、なんとなく勘も頼りに行って迷うことなく見つけることが出来た。千葉の宅配寿司屋で寿司を届けていただけの事はある。


少し緊張しながら部屋番号を押して名前を告げる。
さぁ、はじまるぞ。俺の新しい生活。

コール音が鳴る。「ズッ」と電子音がして、相手が話し出した。けど……、何言っているかわからねぇ。俺はただ自分の言いたいことを言うしか出来なかった。

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「ハローアイムHiroaki Morita…」これ以上はたぶん言えてねぇと思う。「あっあっ」って言っていた。あのネイティブなスピードには到底ついていけない。察してくれたのか自動でマンションの入り口の柵が空いたのでエレベーターに乗ってトムの部屋へ、ドアを開けるとそこには色黒の若い男と可愛いくて笑顔満載の女子、トムとビクトリアがいた。

もう何を話していたのかわからない。

最初のインパクトってのは大事で、とにかくもう俺も片言の英語で何とか言いたいことだけは伝えるようにした。

たぶん今考えると何も伝わってなかったと思う。でも僕等には「ボディランゲージ」がある。絶対にそれで大丈夫なはずだ。

なんとかなるもんで、部屋に通されるとそこはオウンルームって言って一人部屋だった。大きくて綺麗なベッド。机、イス、クローゼットと、なんでもそろっていた。

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僕の性格とバッグパックに詰め込んだ荷物の量を考えると、そんなに家具はいらない。なんならなくていいくらいだったから、この部屋は僕には少し贅沢に思えた。

窓の外にはこの大きくて綺麗なマンションの住人専用のプールやジムがある。俺は利用してないけどサウナもあった。

あいつら超良い所住んでいたんだ。

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その日は日曜日だったこともあり、三人でスーパーへ買い物をしに行った後、そのプールで泳いだりしてリラックスをして過ごすことになった。

オージーの家族連れがプールで遊んでいる。裕福なんだろなぁ、幸せそうに見えた。そこにはぬるめのプールもあって、そこで泳ぐというか、もうそこは風呂みたいだった。

日本を旅していた時でもそうだったけど、湯船が無くて風呂に入れない日々ってのはけっこーあって慣れるまでは大変だったけど、この頃にはもうシャワーで済ませることのできる体になっていた。でも、っていうか、だからっていうか、風呂のあの感じが最高に幸せな気分をもたらしてくれるんだ。もうこのぬるま湯にずっと浸かっていたい気持ちでいっぱいだった。

トムがくれるからプールサイドでビールも一緒に飲んだんだ。オーストラリアライフ、出だしっから超気持ちよかった。

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そして「第一章」を書いている今といえば、俺はインドのガンジス川で有名なヴァラナシという所にまだいる。気の向くままに日本人宿という所に泊まっている。ずっと日本人に会っていなかったからたまに恋しくなる。日本語を話せて、体験を細かく共有できるってことはめっちゃ素晴らしいことなんだなぁとしみじみ今は思う。
日本人のナイスなガイのみんなとも出会った。まっ、宿の外は牛の糞だらけなんだけどさ。いや、牛だけでない。ヤギ、犬、鳥、サル、馬、もうここはワイルドパークかと、インドって動物園なのっていうくらいふざけていて、ゆるい良い感じになっている。
明日はなんとガンジス川で「沐浴」をしてみようと思う。本当にここに来るまでは汚いだろうし、入る気になんてなってなかったんだけど、今日の夜「プジャ」っていう儀式をガンジス川に見に行ったんだ。それからもうなんだか、神聖なものを見たような気分になってしまって、こんなにインドの人達を虜にするっていうか、そういうなんて言うのかな。「文化」に強烈に惹かれてしまったんだ。久しぶりかもしれないこの感じ。
最近の俺は長旅の疲れも出てきていたし、なんなら少し飽きてきていた。そんな気分にはなりたくないし、コントロールもうまく出来ない。でもね、今になってはっきりと俺はもっと「生きたい」と願っていることがわかったんだ。
「プジャ」を行う「バラモン」や、その周りに集まって熱心になにやらお祈りをする人、音楽に手を合わせてはしゃぐ人、その子供たち。
みんながみんな笑顔で、僕もこの人達ともっと遊ぼうと思ったんだ。
そろそろ寝ようか。
今日は朝からガンジス河に入ってきた。長い一日だった。もう、だいぶ疲れている。

ブリスベンでの出来事を思い出している。とても濃く充実していた毎日。

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トムの家でゆっくり新しい生活に備えた僕は英語の習得の為、月曜から近くの学校に通いだした。

シャフストンというその学校は、ブリスベン川沿いにある割と大きな学校で、中にはいろんなレベルのクラスがあり、留学してきた人達はみんな同じ場所で勉強していた。

僕は入学する時、自分ではなんとなく英語に慣れてきたかな程度のレベルだったんだけど、クラス分けをする試験管との面接や、筆記テストでは散々な結果に終わった。なんとも上手く出来ない。やっぱり英語が全然わからないんだ。

たくさん勉強してきたはずなのに、僕のレベルは下から二番目のクラスだった。それが僕のレベルで、自分の能力のなさを嘆いている暇もなかった。

それから入学する際の説明や顔合わせなどが行われた。

僕と同じ週に入った人は、同じ千葉からの、たいきと、大学生のしゅん君、京大に行ってる、ゆりちゃんだった。
僕とたいきとしゅん君は同じクラスで授業を受けた、他には、台湾や、コロンビアからきている生徒が多かった。可愛い子もたくさんいたなぁ、久しぶりの学校っていう生活がとても楽しかったんだ。

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僕も大学に行っていたら、愉しかったのかもしれないな。そういえば、高校、超楽しかったもんな。今でも、もう最近は夢にも見ないけど、ちょっと前まではよく夢に見ていた。

起きると嫌でも現実ってのが待ってるんだけどさ。

昨日の夜は頭が少し重くてさ、朝方薬を飲んだから今大丈夫だよ。
ちょっとしたら外にでも行こうかな。インドの昼間はあついなぁ。
語学学校のエピソードは何がいいかな。学校のイベントで、ナイトクラブに行ったこととか。

全部英語で行われる授業には、全然ついて行けなかった。先生が喋っている言葉をマネて口元もごもごしてたら怒られるし、テストやっても進級できないし。やっぱり急には語学力は伸びないね。

休み時間に留学しているみんなと話していた時の方がよっぽど楽しかった。

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いつだか、学校に営業しに来ていた銀行の人の話を聞くことがあって、さっぱり訳が分からなかったけど、どこも一緒だろうと思って銀行のカードを作った。そこは「コモンウェルス」っていう黄色の銀行で、オーストラリアではメジャーの銀行だったから、その後も何も困ったことはなかった。

俺もいろいろ超心配していたけど、簡単なのはやってみる事だ。

他にも有名な銀行はいくつかあって、赤い色の「nab」とか、青い色の「ANZ」とか。細かいことほっといたらどこも似たような感じだと思うよ。

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たまの学校終わりにシティキャットに乗ってブリスベン川を渡って街に出てみんなで遊んだりしていた。
一月のオーストラリアは夏だから暑かったんだ。

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洒落たカフェでビール飲んだり、カジノ覗きに行ったりしていた。

俺としゅん君とでナイトクラブに行ったことあったけど、やっぱり学校のイベントでナイトクラブ行った時の方が知ってる人たくさんいたから楽しかった。

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コアラを抱っこしたいからって、いつだかローンパイン・コアラ・サンクチュアリっていう動物園にも行ったんだ。

コアラとか、カンガルー、タスマニアンデビル。リアルオーストラリアのアニマル達はめっちゃ可愛くて、ここらへんからだんだんアニマルが好きになっていった。

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別の休日にはブリスベンの街を散策した。

ローマストリートパークランドや、美術館、教会なんかを見て回った。あの時からもっと英語を話せてればなぁ。

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トムに誘われて夜中トムの友達の家に遊びに行ったり、近くのミュージックバーに行ったりして、バンドの演奏見て飲みまくった。

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よくわかんないけどトムとケンカしたのか、ビクトリアが家出てっちゃって、なんだかホームステイっていうよりはシェアハウスって感じだったなあの家。

毎日快晴で天気は良かったんだけど、いつかの週末ハリケーンがブリスベンを襲った。

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その日、俺は間違えて美術館の横の図書館へ勉強しに外出してしまっていて、帰り外に出たらびっくりするくらい強い風雨で、とても帰れたもんじゃなかった。

家でじっとしてりゃよかったんだ。


編集後記

今日もどうもありがとうございます。

写真をたくさん載せてみました。

今も僕はメディテーションミュージックを聞きながら編集していて、オーストラリアの思い出に浸りながら気持ち良い時間を過ごしています。

やっぱり、短期でも留学に行って良かったなぁって身に染みて感じてます。

コロナ禍ではございますが、いつか気兼ねなく海外に出ていけるようになったら、みんなで行こうか留学 笑 

学ぶって楽しいですよ。(あっちゃんのYutube大学に影響うけてる)

本当に、note書いている方々って本好きですもんね。

お勧めの本があったら教えてください。

そっか、今日はオーストラリアに興味のある方にいろいろリンク貼ろうか。

俺が一番初めに泊ったバックパッカーズハウスは……

オーストラリアとか、NZに、何店舗もあるみたいですね。

それから、シャフストンと言う語学学校? 大学だったのかな。

参考までにちょっと思い出を探る感じで行ってみよう。

HPの最初の動画がかっこいい。

こんな感じだったのか。

これがこれから留学を考えている方々にとって何かのきっかけになったら嬉しいですね。


それと、オーストラリアの銀行の事も本編で話してますね。

俺は当時、コモンウェルスの黄色いカードを持っていました。

なんだか、懐かしい。


さらに、こちらはローンパイン・コアラ・サンクチュアリと言う、コアラのいる動物園のサイトですね。

中身、TOEICの問題に出てきそうなHPのデザインしてる 笑


オーストラリア好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

これで、僕は上手くいっているので、安心してください。


ここからが大事な話なんだ。

今日長いな。もう少しお付き合いください。

noteの自己紹介にも書いてるんだけど、俺にいろいろ挑戦するために時間をくれた今の職場の上司がいるんだけど、その方が退職する事になってさ、このnoteをアップロードする頃には、職場で小さくやる送別会が終わってる頃なんだ。

どんなタイミングであれ、あの時時間を貰えてなかったら年末に缶詰めになって電子書籍の第二版を全章アップロードできてなかった。

もうここの所、ずっと空いている時間があったら全部自分の熱中していることに注ぎまくってきた。

電子書籍制作もそうだし、それとは別に今、仕事の方面でも挑戦していることがあって、そう、実は今ガリ勉したい時期に突入してる。

時間が来てるのがわかるんだ。

とにかく、今の上司にはお礼を言いたいし、自分の言葉でどうしていくかも伝えたい。

職場のみんなにも恵まれてるからちゃんと話したいし、落ち着いたらここでもシェアできるかな。そういう時代だよね。おもしろいね。

ふわっとした感じで、今日は終わります。

次回は、留学が終わってまた少し旅に出るようです。

またね。スキとか、フォローとか、コメントも嬉しいです。

ありがとうございます。今って時は一瞬で過ぎていくので、感じた時に感じたままに体動かせたらいいですね。よろしく!!

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