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小説『君と明日の約束を』

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連絡小説『君と明日の約束を』のノートを集めます。
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#長編小説

『君と明日の約束を』 連載小説 第六十話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第六十話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いている京都の大学生。
よろしくお願いします
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
一つ前のお話はこちらから読めます↓

 静かな病院の廊下に、僕とお母さん二人の足音だけが響く。いっそのこと音がなかったらいいのに、いろんなところから足音が聞こえるみたいで、気持ち悪い。

 進む先に、一つ光が漏れている部屋があった。お父さん

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『君と明日の約束を』 連載小説 第四十七話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第四十七話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします!
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています
数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
コメント✍️やいいね❤️いつもありがとうございます。大歓迎です!
一つ前のお話はこちらから読めます↓

「それを流石って言ったんだよ。慣れすぎ」
「まあ、これまで二回もやらかして

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十九話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十九話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします🤲
毎日一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。
最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
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一つ前のお話はこちらから読めます↓

 いつも周りの音なんて耳に入らないくらい真剣な彼女

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十八話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十八話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
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よろしくお願いします🌺
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最後までいくと文庫本一冊分くらいになりますが、1つの投稿は数分でさくっと読めるようになっているので、よければ覗いてみてください!
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 いつもとまるで別人の彼女が、そこにはあった。
 

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十六話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十六話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します🤗
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「え?」
「これ、塩と砂糖入れ間違ってるじゃな

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十四話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十四話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
よろしくお願いします!
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 無事母親が見つかった後に事情を聞くと、ゲームセンタ

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『君と明日の約束を』 連載小説 第三十二話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第三十二話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説家を目指して小説を書いています。
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 そこからバイト終了の時間まで、僕たちほとんどノンストップでフライパンを握り続

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『君と明日の約束を』 連載小説 第二十話 檜垣涼

『君と明日の約束を』 連載小説 第二十話 檜垣涼

檜垣涼(ひがきりょう)と申します。
小説の連載をしています🌻
全部で文庫本一冊分くらいになります。
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「あ」

 後ろで椅子に座っていた慎一がいつもより少しかすれた低い声を発する。

「それ、俺の」

 つまりは、以前使用した時に、パソコンの操作ミスか何かで印刷待機状態になっていたらしい。
 驚いた顔が二

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