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映画の感想をつらつらと書き記す
今年映画館で観たもの限定で。ブラッディ・エスケープは前回、書いたのでそれ以降。
・ガンダムSEEDFREEDOM
一応、種世代の身なので、半ば義務感で観に行った。種運命はこの世界にあってはいけないレベルの駄作だったから、あまり期待はしていなかった。
結論だけ言えば、エンタメ映画としてはよく出来ていた。文句は多々あるが、言うても、種世代の大人に向けた同窓会みたいなものだから、そういうことを
しかしね、現実にそんなものはないのだから……
俺の世界にはなぜ、いい声をした女性がいないのか。
急に発生した仕事をしながら、俺は考えた。
いや、世の中には声優という素敵な声を持つ人たちがいて、確かにいい声がこの世界にはあるのだと、証明してくれている。
しかし、俺の生きている世界にはいないのだ。
自分が生きている世界と、自分が見ている世界は異なる。前者はどうしたって自分という起点を持たざるを得ないが、後者はそんなものに縛られることな
BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇を見た雑記
今年初の映画として、これでよかった! と思える出来だった。という感想を最初に言っておきたい映画である。映画らしい映画で、そりゃダメな所もあるんだけど、そういうものを勢いと迫力で薙ぎ倒していくような感じで、俺のような映画にはエンタメ性と、細かいことが気にならなくなるくらいの勢いを求める人には、実にいい映画だったと思う。
とはいえ、このアニメの前日譚というか、世界観を深く掘り下げたテレビアニメの
メモリーズをオフする第三夜
シェフの気まぐれサラダくらいに気まぐれに書くアレ。
さてメモリーズオフシリーズである。前回は5までを振り返ったが、それ以降はKIDが倒産した後に、別のメーカーが版権を買って出したものなので、正確にはメモリーズオフシリーズではない、と言えるかもしれない。可能な限りオリジナルスタッフを集めていたし、6に関しては原点回帰をしようという意思を感じさせた作品だった。
……まぁ、それが裏目に出た形に終
Remember11は誰を癒したのか
そういうタイトルのゲームがある。
凄まじき名作ADVであることに異論を述べる人が少ないであろう、「Ever17」のinfinityシリーズの三作目であり、その終わりとなった作品だ。精神的続編と呼べる作品はあるのだが、本家はここで終わってしまった。
いくつか理由があるが、Remember11は未完成で発売されたからである。その辺りの事情は、PSP移植版の特典のスタッフインタビューを読めばわか
メモリーズオフを想い出す夜の時間
第二弾。別に前の文章は読まなくても、つまりは、メモリーズオフシリーズという変な方向に尖った結果、受けたようなコケたようなそんな感じになったということだけを前提として把握しておけばいいのである。
さて、四作目の「それから」だ。個人的には一番好きな作品だが、世間的には凡作、くらいだと思う。同時に、メモリーズオフらしくない、とも言われる。というのも、前作「想い出に変わる君」でぶっ飛んだものにしたら
アリスとテレスのまぼろし工場に関するなんやかんや
恋を知ったんだ! 死ぬもんか!
タイトルの映画の内容は、その一言で語れる。いやこのセリフはGのコレンギスタのものであり、それは、この映画の監督を務めた岡田磨里が降板させられたと噂のある作品のものなのだが、まぁ、大体はこれだったというしかないものだ。
どんな世界でも少年少女を恋をして、世界を変える。それは時に、命の危険さえも考えずに前に突き進む原動力になるものだろう。
それがずるいと嫉妬
星の海を駆ける二つの物語だと思った
スターオーシャンセカンドストーリーの話である。
PS1全盛期に発売されたRPGであり、開発したAAAのゲームの中でも有数の人気を誇る作品だ。ちなみにPS版ではおまけでアストロノーカというゲームの体験版が入っていて、それなりに評価されたし、実際にやってみれば面白いゲームだったのだが、こちらはシリーズ化しなかった。まぁ一発ネタの塊みたいなゲームだったので、それは正しいかもしれない。
ともあれ。