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「虚無感」◆HSPさんにもおススメ記事です◎何をしても楽しくない…原因と対策方法を紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「虚無感」◆何をしても楽しくない…原因と対策方法を紹介◆についてお話します。

あなたは「虚無感」と聴くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

「強い無気力な状態のことかな?」

「何をしても虚しく感じるときかな?」

「今現在、強い虚無感を感じていて辛い…」

と、無気力になってしまったり、何をしていても心が空っぽに感じてしまうことをイメージされた方が多いのではないでしょうか。

また今現在、強い虚無感を感じてやる気も起きなくて困っているという方もいらっしゃるかと思います。

私自身過去に、燃え尽き症候群で休職していたときに強い虚無感を感じました。

「周りはしっかりやっているのに、自分は虚しい存在だな…」

「自分だけ上手く生活できていない…強い不安を感じるな…」

と、何をしても楽しいと感じることもなく、毎日無気力な状態を経験していました。

今回は虚無感の心理・原因についてや、虚無感を感じたときの対策方法を紹介していきます。

1.「虚無感」とは?

◆「虚無感」◆
「すべてが空しく感じ、何事にも意味や価値が感じられないような感覚」

「虚無感」とは「すべてが空しく感じ、何事にも意味や価値が感じられないような感覚」のことです。

ただ、虚無感とはそもそもどういうものなのかというと、一言で表現するのが難しいことでもありますよね。

人の感情のことなので、感じ方は人によって大分違ってきます。

共通している虚無感の最大の特徴と言えば、「何をしていても心が空っぽに感じてしまう」ことではないでしょうか。

例えば仕事では、仕事のやりがいを自分で見つけたり、プライベートの人間関係を大切にしたり、人生の目標や目的を考えて行動していきます。

虚無感を感じていると、それができなくなくなります。

好きな事をしていても楽しくない状況なので、結果的に楽しみを見い出せなくなり、余計に虚無感が強くなるという悪循環に陥ってしまう場合もあります。

そのように虚無感は自分の人生に目標を見失っている状態なので、人生でやりたいこと、夢がある人はその目的を見失ったときに虚無感を抱くことも少なくないです。

私自身、燃え尽き症候群で休職していた時は自分の先の人生を考えることもできず、目標や目的も持てなくなっていました。

人間は何か目標や目的がないと、どこに進んで良いのかわからなくなります。

私達が感じる虚無感の正体は、この「目に見えない人生の道そのもの」なのかもしれません。

2.「虚無感を感じやすい人の特徴」とは?

◆「虚無感を感じやすい人の特徴」とは?◆
①「努力家で真面目な人」
②「敏感気質で周囲の影響を受けやすい人」
③「責任感が強くストレスを溜め込みやすい人」

①「努力家で真面目な人」
虚無感を感じやすい人の特徴としては「努力家で真面目な人」です。

虚無感を感じやすい人はいつでも努力家でもあります。

努力をするというのは、そのことから程度の差はあれ、挫折も経験する機会が多いです。

努力しないと、成長は当然できませんが努力によって発生する挫折も少ないと考えることができますよね。

そう考えるとある意味、努力しないことで挫折を避けることができるので、自分を守っているとも考えることができますよね。

ただ、努力家の人は何とかして状況を打破しようと全力で頑張ります。

自分一人ではどうにもすることができないことであっても、真正面から立ち向かっていきます。

努力をするというのは辛いことでもありますし、抱える苦悩も多くなります。

そのことから、虚無感を抱く人ほど努力家と言えます。

②「敏感気質で周囲の影響を受けやすい人」
虚無感を感じやすい人の特徴としては「敏感気質で周囲の影響を受けやすい人」です。

敏感気質な人ほど虚無感を感じやすいです。

神経が過敏に反応してしまうので、一見すると虚無感は逆に感じないのでは?と思う人もいるかもしれません。

ただ、周囲の刺激に敏感で、普段から常に神経を使っているため、一人になった時に虚無感を感じやすいです。

これはHSPの人にも多いお悩みです。カウンセリングでもよくそのようなお話をお聴きします。

「外では刺激に神経質になって疲弊し、一人になると虚しさを感じます…」

「敏感な気質の自分を責めてしまって、何してるのかな?ってなります…」

と、HSPの気質からくるストレスを感じることで、その自分を責めてしまって強い虚無感を感じてしまいます。

また、状態によっては反対に虚無感を感じやすい人は反応しなくてはならないところで、過度な疲労からあまり反応できないということもあります。

「何だか今日はボーっとしてしまう…」

「いつもなら敏感なのに今日は反対に無気力…」

とHSPの人でも、疲れやストレスによって一時的に敏感気質が弱くなることもあります。

普段から周囲の刺激に身体が反応しすぎていて、バランスが崩れてしまっていることもあります。

◆「HSPの4つの特徴”DOES”のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから


③「責任感が強くストレスを溜め込みやすい人」
次に虚無感を感じやすい人の特徴としては「責任感が強くストレスを溜め込みやすい人」です。

責任感が強いと、自分の関係のない周囲のことまで気にかけてしまい、なんでも自分で請け負ってしまうこともあります。

そのようにすることが習慣化され自分を追い込み、最終的に自分をストレスフル状態へと追いやってしまう人もいます。

「自分が責任をもってやり通さなければいけない!!」

「皆の期待に応えて、完璧に仕上げたい!!」

と、完璧主義の思考の人も注意が必要です。

強い責任感は、時には自分を苦しめてしまうこともあります。

さまざまなストレスは私達の生活に密着していて、すべての人が感じているものだと言っても過言ではないです。

ストレスをまったく感じない人など、おそらく誰もいないのではないでしょうか。

このストレスというのは厄介で、思考能力やモチベーションを低下させるだけではなく後ろ向きな考え方を強くしてしまう傾向もあります。

本人の気づかないところでストレスが蓄積されることで、次第に何もかも嫌になってきます。

適度に自分に休息することを許して、ストレス解消をすることが大切です

◆「完璧主義」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから

3.「虚無感を感じる心理・原因」とは?


◆「虚無感を感じる心理・原因」◆
①「周りと自分を比較して不安を感じる」
②「努力を重ねて燃え尽きてしまう」
③「人生の目標を見失い虚しさを感じる」

①「周りと自分を比較して不安を感じる」
虚無感を感じる心理・原因については「他人と自分を比較して不安を感じる」ことです。

周りと自分を比較してしまう人は、虚無感を感じやすい人と言えます。

競争社会の現代で生活している人間は他人に対して劣等感を抱きやすいです。

他人と比べて自分が優れているか?というところを見つけようとし、優越感に浸ろうとしてしまいます。

他人と比べる時、多くの人は他人の優れたところを見てしまいます。

その結果「自分は劣っている人間だ…」と考えてしまいがちです。

他人と比べてしまうことが多い人ほど、劣等感を感じて、虚無感に浸りやすくなる原因になるので注意が必要です。

また、他人と比べることで、自分の将来に対して漠然とした不安を感じることもあります。

その不安の正体がわからなくて、ずっとモヤモヤしてしまう人もいます。

不安があると、人は常にその不安を抱いてしまい生活も楽しくなくなります。

ただ、不安を持っているというのは悪いことではありません。

そのように感じることも心の自然な働きの一つです。

しかし、あまりにも先のことをあれこれと考えすぎることで虚無感に襲われることもあります。

今は5年、10年で急速に環境が変化していく時代でもありますよね。

「今ここ」の自分を感じて、現状に順応する力を持つことが重要となります。

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②「努力を重ねて燃え尽きてしまう」
次に虚無感を感じる心理・原因については「努力を重ねて燃え尽きてしまう」ことです。

燃え尽き症候群の人も虚無感を感じやすい人だと言えます。

虚無感を抱く理由は人によって違うのですが、真面目で一生懸命な人だからこそ、何事にも全力で取り組んでしまうことが多いです。

また、周囲の頼まれごとも断ることが苦手であることが多いのです。

本当は少し肩の力を抜いてやっても良いことなのに、自分の持つすべてで全力を尽くしている人もいます。

私自身がそのようにしていて、気づいた時には心も身体も全く動かない状態となってしまったからです。

人は限界を超えて走り続けてしまうといつか心も身体も動かなくなってしまいます。

そうなると当然、燃え尽きてしまいますよね。

自分に休息を許せず、小休憩しながら自分のペースでできない人ほど虚無感を感じやすい人になってしまいます。

◆「燃え尽き症候群」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから

③「人生の目標を見失い虚しさを感じる」
次に虚無感を感じる心理・原因については「人生の目標を見失い虚しさを感じる」ことです。

人は仕事のやりがいや目標を見失ってしまい虚しさを感じます。

また、一生懸命に頑張っても結果が出なかったり、夢が破れてしまったりすると目的・夢などを見失ってしまうこともあります。

そういう人生の希望とも言えるものを失った人は、実は虚無感を強く抱きやすいです。

自分の力が足らないと感じるなら本来は努力によってカバーしようとします。

しかし、虚無感を感じやすい人は完璧主義的で真面目な人でもあるので、すべて自分の思うようにこなさないと満足できないのです。

私自身も今までそのように自分の気持ちと現実の状況に折り合いを上手くつけることができないことがありました。

挫折感を感じて、長期間強い虚無感を感じていたことがあります。

「私はなぜできなかったのだろう…何を今しているのだろう…」

「皆は継続しているのに、自分はできなかった…情けない…」

と毎日通勤のバスの中で、一人強い虚無感を感じていたこともあります。

まずは、小さな希望を見つけてそれを叶えていくことが重要となります。

4.「虚無感を感じたときの3つの対処法」とは?


◆「虚無感を感じたときの3つの対処法」◆
①「睡眠と軽い運動を心掛ける」
②「感情を出しストレスを発散する」
③「カウンセラーに相談してみる」

①「睡眠と軽い運動を心掛ける」
虚無感を感じたときの対処法としては「睡眠と有酸素運動を心掛ける」ことです。

どんなことでもそうですが、まずは睡眠時間をしっかり確保することは重要です。

寝不足な身体にとってはもちろん、心にとっても大きな負担になります。

寝不足になると本来ポジティブ思考の人でも、ネガティブ思考になってしまうことが多いので、睡眠時間はしっかり確保することです。

次に軽い運動を心掛けて身体を動かすと、血流も良くなって、脳の回転が良くなり前向きな気持ちになります。

また、晴れている日などに散歩や軽いジョギングをすると、太陽光によってセロトニンの分泌を活性化させることもできます。

このセロトニンは幸せホルモンとも呼ばれており、身体にも心にも良いです。

◆「セロトニン」についてのラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから


②「感情を出しストレスを発散する」
次に虚無感を感じたときの対処法として「感情を出しストレスを発散する」ことです。

虚無感を感じているときはストレスを発散することも重要です。

ストレスが溜まっていくと、楽しい、幸せなどを感じる感情の容量をも虚無感が埋め尽くしてしまって、心がモヤモヤしてしまいます。

悩んでいる時間を少しでも減らすことができるように、何か熱中できる趣味や時間を作ることです。

そこで感情を出すには、思いっきり泣くというのも虚無感を抑える方法として有効です。

感情を普段から抑えている人ほど、虚無感に襲われてしまうことがあります。

そのため、泣きたい時には泣くのが良いです。

泣ける映画を観たり、泣ける音楽を聴いたりして、自分の感情を包み隠さず外へ放出します。

実際に私は、自分が感動できる映画を観て思いっきり泣いてストレスを発散することを今でもしています。

③「カウンセラーに相談してみる」
次に虚無感を感じたときの対処法として「カウンセラーに相談してみる」ことです。

今現在強い虚無感を感じて、辛いと感じるときは心理カウンセラーに相談してみることも良いです。

虚無感を感じやすい状況になっている原因は、もしかしたら心が疲弊しているサインかもしれません。

そのような時は、一人ではなかなか持ち直すことが誰でも難しいです。

人に話をしてみて、安心感を感じたりホッとすることで気持ちを切り替えることもできます。

心理に精通しているカウンセラーに相談してみることで自分の心の状態と向き合ってみるのも一つの選択肢です。

話を聴いてもらうだけでも、心の整理ができるので感じるカウンセリングの効果も大きかったりしますよ。

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5.まとめ

今回は虚無感の心理・原因についてや、虚無感を感じたときの対策方法を紹介してきました。

虚無感を感じやすい人は原因や理由も人によって違ってきます。

ただ、虚無感を感じやすい人は、とにかく真面目な人が多いです。

カウンセリングをしていても、普段から一生懸命でとても頑張っている方が虚無感を強く感じているなと実感します。

また過去の私のように、真面目を通り越して完璧主義になっていることも原因です。

完璧な自分になれないからこそ、結局は「何をやっても無駄だよ…」と虚無感を生み出していたりします。

真面目すぎるというのは仕事でもプライベートでも自分を追い込みすぎる傾向があります。

当然、そんな完璧な超人は誰一人いないので自分が思っている通りの人生にならず、虚無感だけが大きな心のモヤモヤになってしまうのです。

ただ、その虚無感に慣れてしまうこともあります。

そうなるといつでも心は虚しく、空っぽになっているように感じてしまいます。

まずは自分が感じている虚無感の原因と理由を知ることです。

是非、今回紹介した対策方法を活用して毎日活き活きとした生活を送ってみてくださいね。

今回は「虚無感」◆何をしても楽しくない…原因と対策方法を紹介◆についてお話します。

なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページよりご連絡いただければと思います(^^)

また次回の記事でお逢いしましょう。

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