西田幾多郎さんは、それまで、日本の哲学が西洋哲学の解説であったのに対し、日本の文化の考察により、西洋と東洋の哲学を融合させたのが『善の研究』であり、歴史的に、西田さんの研究の方法論と考察は、日本のオリジナルな哲学、学界から、画期的と評価され、その後、「西田哲学」と呼ばれています。