早瀬耕

カフェで圧倒的なマイノリティーになった

今夜は、昨今よくあるマジョリティーとマイノリティーの話。 どうもこんばんは。一昨日くらいにnoteを久しぶりに書いてから、ちょっとハマっているかもしれないです。長いことやっていなかったゲームにハマるあの感覚。まぁ最近時間に余裕が出ているっていうのもあるんですけどね。 昨日、とあるカフ…

2020年の読書記録を振り返る

プロローグ 個人的にも社会的にも変化の多かった2020年。そんな1年であっても僕の読書ペースは変わらなかった。昨年は75冊、今年は73冊(12/29時点)。 毎年70冊ずつ本が増えていくので、今年の初めに買い足した本棚もすでに読了済みの本で埋め尽くされている。いよいよ来年は電子書籍に移行か、と思う…

時間は連続しているのか、世界はほんとうにあるのか|早瀬耕 インタビュー

 個人的な話から始めたい。「2017年、一番おもしろかった国内小説はなに?」と問われたら、『未必のマクベス』と迷わず答える。同書との出会いは秋、書店の文庫棚に平積みされている淡い夕景の装丁と、「22年ぶりの新作」というポップの文言が目をひいた。  作者の名前は早瀬耕。不勉強ながら、初め…

江ノ島文庫2020 その14 早瀬耕 新作

「彼女の知らない空」 早瀬耕 とても考えさせられる。 ちょうどコロナで世界が大騒ぎになって、 ちょうど原油安で世界がきな臭くなって、 ちょうど総理が厚顔無恥っぷりを晒しても世間が取り合わないように仕向けられて、 そんな昨今。 憲法がねじ曲げられた後に起こるかもしれない、昨日と違う…

ベトナム旅の予習には333と愛人と

誤解を恐れずに言えばフランス占領下インドシナ(現ベトナム)は当時世界で最も魅惑的な場所だったに違いない。 うろ覚えだけど、林真理子がananの巻末名物コラムでこういったニュアンスのことを書いていたと思う。 わたしも誤解を恐れずに言えば、そうだろうと。 それはそう、この映画の記憶のせい。 …

令和律令 GWに本を読む

令和律令=節目に何かしたくなる心理を利用し発布された自分世界でのみ有効な新憲法 というわけで積読解消再読予定一覧です。 1.少年の名はジルベール〔再読〕著者;竹宮恵子 15歳に文庫本で出会い生涯本、棺桶本となった(※生涯を通して読み直す、棺桶に入れてもらいたい本)漫画、風と木の詩の竹…

キューバ・リブレの夜

「最近私が読んだ本はどれでしょう?」 お花見の入場に並んだ御苑の列で、彼に問う。どれでしょう?と聞くってことは選択肢があるんでしょう。と穏やかに言うので、「1.君たちはどう生きるか、2. 未必のマクベス、3. LIFE SHIFT」と提示する。ああ、どれも今人気だね。話題のコーナーに平積みだ。と…

究極の初恋小説『未必のマクベス』冒頭公開、第2回更新

『未必のマクベス』冒頭公開、第2回更新です。 前回までの内容はこちら 「沢木耕太郎(さわきこうたろう)の?」 「うん」 「学生のころに読んだな」 「あの話に出てきた澳門のカジノって、まだあるのかな」  伴は、そう言いながら、スーツケースに引っ掛けたバッグからiPadを取り出して、検索…

【3万部突破!】あなたは、初恋の人の名前を検索したことがありますか――? 究極の恋…

「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」――IT系企業に勤める中井優一は、帰国の途上、マカオの娼婦から予言めいた言葉を告げられる。やがて香港の子会社の代表取締役として出向を命じられた優一だったが、そこには底知れぬ陥穽が待ち受けていた。 早瀬耕『未必のマクベス』ハヤカワ文庫 …