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#推薦図書

あなたのおすすめしたい本の感想やあらすじ、その本にまつわるエピソードなどを、ハッシュタグをつけて教えてください。

急上昇の記事一覧

勉強法、その前に #書もつ

脳科学と聞くと、人間の脳の限りない能力とか、まだ全体の一部しか解明されていないとか、運動すると育つとか、ギフテッドやら、はたまたスピリチュアル系の話題までさまざまな話題がある。 そんな脳科学を、分かりやすく、そして実践的に解説したのが、この作品。いま取り組んでいる僕の勉強のやりかたも、この作品のおかげで、気が楽になった。大変だけれど、なるほどなぁと実感できる日々だ。 一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 加藤俊徳 大人になってから、記憶力が落ちたとか、勉強しても身に

【読書感想】ストレスとうまく付き合う100の法則/下園 壮太

「ストレスとうまく付き合う100の法則」こちらの本、読みました。 本書の著者である下園壮太さんの本は今回が初です。 最近はメンタルヘルス関連の本が多いな…と思いつつ、またしてもメンタルヘルス関連の本となります。 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 著者は「元・陸上自衛隊衛生学校心理教官」という経歴です。 その影響か、他のメンタルヘルスの本にはない個性があるように感じました。 100個紹介していることもあり、ピンとくる内容が見

【作家】進化するべきか?変わらぬべきか?

最近、文庫になった 吉本ばななと宮本輝の  対談集『人生の道しるべ』を 読んでいます。 吉本ばななも、宮本輝も、 私には懐かしい「昔の恋人」です。 今から30数年前、 私が二十歳前後の頃に、 面白くて人気も高く、 私もドハマりしていました。 かつての恋人たちと会っているような、 懐かしく優しい気持ちになったんです。 それにしても、 この懐かしさは貴重だ。 吉本ばななも、宮本輝も、 最新作を読んでも、 30数年前と、読んだ印象が同じです。 宮本輝の最新作を読んでも、 結局

【読書感想】「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。/工藤 孝文

『「やせてる人」の習慣、ぜんぶ集めました。』こちらの本、読みました。 タイトルから想像するに、痩せるためのコツみたいなものがたくさん載っている本なのかなと思い、興味を持ちました。 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 本書を知ったきっかけは書評サイトからでした(以下リンク)。 記事の冒頭でも触れた通り、痩せるためのコツみたいなものがたくさん載っている本なのかなと思い、興味を持ちました。 そして実際、そんな感じの本でした。 著者

失敗は成功のもと。正確な情報共有が未来につながる

仕事でミスをしてしまった、プライベートで友人や家族を不快な気持ちにさせてしまった。ささいなことから大きなことまで、ミスや失敗を繰り返すのが人間です。 失敗という言葉は負のイメージが強すぎて(実際に叱責されますしね)、その体験を引きづったり、自分を責めたりして、最悪の場合トラウマのような状態に。 本書「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎 著)では、失敗をひとつの学問としてとらえて、失敗を次に生かそうという前向きな考え方を学べます。 今回は”失敗情報の伝わり方・伝え方”から、情報

ストア哲学のことを知って、心穏やかになろうとする思考実験

心穏やかになりたいわぁ みたいなことをXで口走ってから10日くらいが立ちました。本書は、そうのたまってからamazonで適当に新刊を探していたら発見した本です。 ここのところ鬼のように忙しくて、なかなか書く時間も取れないし、まだ忙しいのが終息したわけではないので、本当はそれどころじゃないような気もしているのですが、心穏やかになるためにこのテーマでつらつらと書いてみようと思います。 ※6000字以上と長くなってしまったので、気を付けてください(笑) ※アマゾンのアソシエイ

「若手を育てる」のはなぜ難しいのか?不満はないが●●がある

【超訳】Z世代の特徴は、会社に不満はないが不安がある。成長を促す職場の鍵は、心理的安全性とキャリア安全性の両軸を満たす環境にある「若手を育てる」のはなぜ難しいのか?「若手」とは誰で、どんな価値観をもった存在かを、そもそも知らなかったということに気付かされた。「若手」を集合体として括るのではなく、「ひとりの個人」としていかに捉えることができるかが、育成の肝にあることは間違いない。 これからの成長する企業のヒントは、①働き方改革+②育て方改革の両軸にある。職場の働き方が変わるこ

【読書感想】できるリーダーは、「これ」しかやらない/伊庭 正康

『できるリーダーは、「これ」しかやらない』こちらの本、読みました。 本書の著者である伊庭正康さんの本は今回で3冊目です。 これまでの読書感想をリンクしておきます。 【読書感想】最速で仕事が終わる人の時短のワザ 【読書感想】超・集中ハック 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 これまで読んだ伊庭さんの本は「時短」だったり「集中力」に関してでした。 今回は「リーダー」に関して。 色々と気付きがあり、参考になりました。 著者情報

白雪姫の悪役は実母。

 今や世界的に有名な物語となった『白雪姫』は、ドイツ各地の民話を収集したグリム兄弟により編纂された『グリム童話集』を原典とします。  CERO規定の厳しい現代社会のような生温い物語ではなくて、グリム童話の直訳本は相当に残酷で不気味なホラー系雑誌でした。もしもグリム童話を忠実に再現した映像作品が現代にあったら、CERO Z(18禁)だと思います。  創作物に寛容であった当時のドイツにおいても、『白雪姫』には一つ大きな問題がありました。それは配役の問題です。  当初、悪役は

【育休9月課題本】今月のテーマは「書くこと」

みなさんこんにちは。 もう9月も半分以上過ぎてしまいましたね。。 何だか最近はあっという間に時間が過ぎていっているような気がします。 さてさて。もう課題本を紹介しているだけのコーナーになってしまっていますが笑 いやいや、ここから追い上げますよー? 9月のテーマは「書くこと」にしました。 この2年、いろいろ記事を書いてきましたが、 心のままに書いている記事も多々あり。 何なら語彙力ないまま勢いで描いているのもあったりして笑 この時間がある今のうちに、もっと文章の書き方を上達

【読書感想】イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本/内藤 誼人

「イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本」こちらの本、読みました。 本書の著者、内藤誼人さんの本は今回で6冊目です。 これまでの読書感想をリンクしておきます。 【読書感想】ビジネス心理学の成功法則100を1冊にまとめてみました 【読書感想】すごいメンタル・ハック 【読書感想】世界の心理学者が研究していること 【読書感想】すぐに実践したくなる すごく使える心理学テクニック 【読書感想】がんばらない生き方大全 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋

『ひとり羅生門方式風読書』岡本さん家のお母様と太郎さん

頭の上に 岡本さん家のお母様と太郎さんがおります いいえ、頭の上にいるわけがありません 正確にいいますと 寝室の枕元に 「岡本太郎」さんの本と 岡本太郎さんのお母様である「岡本かの子」さんの本があります 枕元には他にも 未読の 女性シリーズ『精選女性随筆集』が数冊ありまして 昭和にご活躍された エネルギーに満ち満ちたおばさま方が あなた!早く読みなさいよ!っ 私が先よ!いえ私の作品が先よ!と わちゃわちゃされているような気がするようなしないような‥ 偶然私の枕元

子どもも大人も未熟ーミニ読書感想『児童精神科の看護師が伝える子どもの傷つきやすいこころの守りかた』(こど看さん)

子どもの心に精通した「こど看」さんの『児童精神科の看護師が伝える子どもの傷つきやすいこころの守りかた』(KADOKAWA、2023年11月22日初版発行)が、学びになりました。子どもを傷付けたり脅かしたりする大人の言動の注意点をティップス形式の短い章ごと学べる。自分にとって必要な知識をつまみ食い的に吸収することが可能です。 タイトルに取ったのは、『子どもは「未熟な存在」大人も「未熟な存在」』という章から。かなり後半の章で、本書を通読しているとその意味が刺さります。胸の内に染

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』読書感想文

きっとこの本を、周りに馴染むのに必死だった大学1年の頃とか、新卒で入った会社に絶望した社会人1年目の頃とかに読んでいたら、立ち直れないくらいダメージを食らっていたのだろうな。 読み終わった後、そう思った。 何故なら、今の私は当時に比べてかなり精神的に余裕がある筈なのに、それでもズタズタになるくらい痛手を負わされたから。 麻布競馬場さん。 名前だけは聞いたことがあったが、今まで彼の書く文章に触れたことがなかった。 だが、偶々タイムラインに流れてきたこのツイートをきっかけ

あなたの人生も変わるかも?私の人生を変えた本たち

「最近、なんかうまくいかない」 「もうちょっと良い方法がありそうなのに、アイデアが浮かばない」 「人間関係に行き詰まってどっか行きたい!」 日々を過ごしていると、なんとなくモヤっとする瞬間、あると思います。 そんなあなたにおすすめするのが、読書です。 洒落のメンバーは、ときどき読んだ本を紹介し合う時間を設け、異なる職種のメンバー同士で新しい価値観に積極的に出会う努力をしています。 話題の新書に限らず、自分の人生に影響を与えた一冊、価値観の形成に役立つ一冊、大事に何度も読ん

【友情について】キケロー

人の悩みの90%は「人間関係」である。 と、言われるぐらいですから… みなさんも一度は悩んだ事があるんじゃないでしょうか? 中でも「友達」に関しては、特に悩んでる人が多いような気がします。 今回は2000年以上前に活躍した、古代ローマの哲学者「キケロー」から「友情について」学んでいきたいと思います。 ■こんな人におすすめ友達は必要か? 人間関係でうんざりしている 信頼できる人を見極めたい ■グッときたポイント3選友達100人できるワケねぇじゃんw 友情が憎し

「心配事の9割は起こらない」 枡野俊明

「ひた走る人生もそれはそれでかまわないと思いますが、禅語は、止まることは決して悪いことではない、むしろ、大事なことなんですよ、と教えています。」 「心配事の9割は起こらない」 枡野俊明 著者の枡野俊明さんは、お寺の住職。 枡野さんは、たくさんの人からさまざまな相談を受けるのだそうです。とくに不安や悩み、迷いといったもの。 相談者の話に耳を傾けていると、そのほとんどが「妄想」や「思い込み」「勘違い」「取り越し苦労」にすぎないというのですね。 僕は、事あるごとに落ち込む

小手先

 実体験がベースとなった、ある夢を見たとする。そこから目覚めて、「嫌な夢見たな……」と感じたとき、その実体験が自分の思っている以上に精神的負担になっていたことに気づく。その夢を、幾度も見るようであれば尚更だ。 *  朝六時半出勤の労働に従事していた頃。最大のミッションは、遅刻しないことであった。労働内容には特に苦になる要素はなかったので、とにかく寝坊しなければ、1日の労働をすべて終えたような気分になれた。  寝坊しないためにできることの第一は、前日に早く寝ることである。夜

『花火と残響』/ササキアイ

 140文字以内のTwitter(現𝕏)でアイさんがつぶやかれる言葉、載せる写真、聴いている音楽、それらすべてにセンスの香りが漂っていた。  勝手ながら「しっかりした人」「仕事ができる女性」「頼もしい料理上手なお母さん」「芯の通った精神」というように、軸がブレブレなわたしは憧れの眼差しでアイさんを見ていた。  「何者かになりたい」の「何者」を差す先がわからずとも、アイさんは「何者か側」にいる人だと感じながら。  26編のエッセイが収められている、ササキアイさんの『花火と残響

読書記録31 自由に生きるための地味な投資で2000万円

タイトル 自由に生きるための地味な投資で2000万円 著者 大西真人 第一刷 2022年1月8日 この本からの気づきや学び 投資は難しい。 よくわからない。 初心者には、そんなイメージです。 初心者でも、投資で自由に生きられるのでしょうか。 著者が言う「地味な投資」とは、以下のとおりです。 この本には、投資のことや地味な投資の始め方が、初心者でもわかりやすく書かれていました。 頑張って働いて稼いだお金を、「地味な投資」で育てて、自由に生きていきたいなと思いま

【学研まんが】大相撲のひみつ オススメ度:★★★★★(1〜5)

テーマ 特化してます。 神事・競技としての「相撲」よりも、 システムとしての「大相撲」に フォーカスしている感じでした。 大相撲のシステムの中で、 小学生から力士を目指すための流れが 特に詳細に説明されています。 実用性 知識として。 日本人の嗜みとしても、 ある程度は知っておきたいところです。 ストーリー 地元(群馬県)出身の力士に憧れて、 小4 で相撲に目覚めた主人公。 クラスメイトの兄(2歳上) がわんぱく横綱であり、 彼と切磋琢磨しながら相撲に邁進し

【読書/Netgalley】いつか月夜/寺地はるな

みなさんこんにちは。 今回はこちらの本を読みました。 ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています あらすじ所感&危うさと優しさが入り混じった素敵な小説今回のお話はNetGalleyで読みました。 (久しく紹介してませんでした。みなさんもいかがですか??) 寺地はるなさんの優しいけれど、でもそれぞれが危うい登場人物たちに、 つい目が離せず、一気に読み終わってしまいました。 ざっくりとした内容としては、夜みんなで歩いているお話なのですが、 その中で各々悩んでいることがあ

【読書感想】ハイパフォーマーの睡眠技術/小林 孝徳

「ハイパフォーマーの睡眠技術」こちらの本、読みました。 睡眠関連の本は今回で9冊目です。 これまでの睡眠関連の記事は以下マガジンにまとめています。 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 今回で睡眠本は9冊目になります。 これまで読んだ睡眠本と被る内容もありますが、本書ならではの読み応えがありました。 特に「第5章 睡眠の常識・非常識」が読み応えがありました。 著者情報本書の著者である「小林 孝徳」でネット検索したところ、いくつ

【読書感想】科学の力で元気になる38のコツ/堀田 秀吾

「科学の力で元気になる38のコツ」こちらの本、読みました。 本書の著者である堀田秀吾さんの本は今回で5冊目です。 これまでの読書感想をリンクしておきます。 【読書感想】「考えすぎない」人の考え方 【読書感想】"他人の目"を気にせず動ける人の考え方 【読書感想】絶対忘れない勉強法 【読書感想】図解 ストレス解消大全 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 いつもながら研究データを交えて書かれているので納得感があり、分かりやすか

理由とかないーミニ読書感想『たぶん私たち一生最強』(小林早代子さん)

小林早代子さんの小説『たぶん私たち一生最強』(新潮社、2024年7月25日初版発行)が面白かったです。「ガールズトーク小説」と銘打たれた作品。男性・夫・父親として読んだけれど、面白く読みました。そのスピードについていけないこともあったし、「?」となる部分はもちろんあるけど、それすら新しい発見。何より、既存の男性優位社会に疑問をぶつけるカウンター小説として楽しみました。 高校卒業以来、縁が続いていた女性4人組が、30歳を前にして同居生活(ルームシェア)を始める、というのがあら

【読書感想】超・集中ハック/伊庭 正康

「超・集中ハック」こちらの本、読みました。 最近は健康に関する読書感想が多かったのですが、久しぶりに仕事に直結しそうな本の読書感想となります。 本書の著者である伊庭 正康さんの本は「最速で仕事が終わる人の時短のワザ」に続いて2冊目です。 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 1トピックを4ページ使って解説する構成でした。 1ページ目はトピックのタイトルとイラスト、残りの3ページで詳細を解説、といった感じでした。 このイラストが分

【読書感想】科学的に「苦手意識」をなくす技術/西多 昌規

『科学的に「苦手意識」をなくす技術』こちらの本、読みました。 本書の著者である西多昌規さんの本は今回で3冊目です。 これまでの記事をリンクしておきます。 【読書感想】「集中力」を高める技術 【読書感想】医師が教える幸せな人がやめている36の習慣 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 勝手に200ページくらいあるものだと思っていたら、84ページと薄めの本でした。 ただ、内容は薄くなかったです。 かなり地に足付いた内容に感じました

7月、8月に読んだ本一覧

〈7月〉 ・『檻のなかのダンス』 鶴見済 ・『卒業式まで死にません』 南条あや ・『信仰の現場~すっとこどっこいにヨロシク~』 ナンシー関 ・『こらっ』 中島らも ・『人間レコード 夢野久作怪奇暗黒傑作選』 夢野久作 ・『悲しみよこんにちは』 サガン ・『不道徳教育講座』 三島由紀夫 〈8月〉 ・『犬狼都市』 澁澤龍彦 ・『黄金時代』 澁澤龍彦 ・『不思議の国のアリス』 キャロル ・『サロメ』 ワイルド ・『さるのこしかけ』 さくらももこ ・『憧れのまほうつかい』 さく

フリーランスに憧れる会社員が最近読んでよかった本 3選

「フリーランス、憧れるけどどんな日常を送ってるんだろう?」 「どうやってスキルを磨いてるんだろう?」 「そもそもわたしってどんなクリエイターになりたいんだろう」 など多種多様な悩みや疑問にぶつかりながらも、まだ見ぬ世界にワクワクしている会社員のいとりです。イラストやマンガを描くようになり、それで生計を立てられたら夢のようと焦がれていますが、今はただの夢でしかなく、すぐに独立できる実力はまだまだ足りてない段階です。 そんな中で、最近はマンガを描くスキル以外にもいろいろと学んで

「至高の虚像」&「哀しき実像」

少し前に出た↓の売れ行きが好調です。 出版社は河出書房新社。「新資料を中心に、秋霜烈日の裏の生身のあたたかさに迫る」との紹介文に惹かれました。ドラマや小説でお馴染みの「鬼の副長」像しか知らないので。 同じ著者による↓は読了済み。 斎藤一といえば、やはり和月伸宏「るろうに剣心」の印象が強いです。同作における斎藤は「悪・即・斬」という己の信念を貫く孤高の狼。実際はどうだった? 忠誠を捧げた対象は幕府か、同志か、信念か、それとも。 興味のある方はぜひ。 ところで新選組のフ

【読書】『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む/かまど・みくのしん』何だかYouTube見てるみたい

みなさんこんばんは。 今回はこちらの本を読みました。 あらすじ所感&なんだかアニメの海外反応YouTubeを見てる気分話題になっていたので、Kindleセールの機会に購入。こちらの本は、4つの小説がまるまる載っていて、数文毎にみくのしんさんとかまどさんの会話が挟まれながら進んでいきます。なんだかんだ走れメロスくらいしか読んだことなかったのですが、会話形式で進むので、サクッと読み終わることができました。 みくのしんさんは32年間本を読んだことがないそう。国語で読む物語は勉強

【読書感想】眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法/田中 奏多

「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」こちらの本、読みました。 睡眠関連の本は今回で8冊目です。 これまでの睡眠関連の記事は以下マガジンにまとめています。 本の内容 まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感じの本です。 睡眠本ではあったのですが、「食事」「運動」「メンタルヘルス」等に関する内容も多かったです。 健康に関して幅広く取り扱っている印象で、読み応えがありました。 著者情報本書の著者である「田中 奏多」でネット検索したところ、いくつか

色とイタリアを知る -「見知らぬイタリアを探して(作:内田洋子)」 読書感想文のようなもの)-

先日子どもと図書館へ行った際、その日に返却された本の置かれたコーナーを見て驚きました。 数ヶ月前に何気なく立ち読みした雑誌に載っていて、読んでみたいと思っていた本が、目の前にあったからです。 積読本が大量だから…とタイトルだけをメモし、買うこともなく月日が経っておりました。 けれども、ちょうど帰省もひかえているし、こうして出逢えたときに読むしかない!と借りて帰ることにしました。 こちらです。 色をテーマに、イタリアの様々な姿を描いたエッセイ集といったところでしょうか

【読書感想】ブレイン メンタル 強化大全/樺沢 紫苑

「ブレイン メンタル 強化大全」こちらの本、読みました。 本書の著者である樺沢紫苑さんの本は今回が初です。 本書を読む前に、いつも聴いているポッドキャストに樺沢さんがゲスト出演していた回を聴いていました。 なのでポッドキャストで感じた樺沢さんの人柄をイメージしながら本書を読むことができました。 ポッドキャストのリンクは後ほど貼ります。 別の著作でのゲスト出演っぽいですが、人柄が見えてくるかなと思います。 本の内容まずはAmazonから本の内容を抜粋します。 こんな感

朝日にリッツクラッカー

先月(8月)はなんだか変な月だった。 猛烈に暑いだけではなかった。マスコミが地震や台風による被害発生の恐れを煽っていた。 自然災害に対応しなければならない立場の私は、自信がないなりに、本当のところの分析はしていた。だけど、見えない影が私に張り付いているようで、ずっと落ち着かなかった。 頭の中は、始終Mr.Childrenの『フェイク』が鳴りっぱなしだった。 先月あったことをここに記すことは控えたい。 ただ、ひとつ、『令和の米騒動』については、間接的に農業に関わる者として大事な

マイペース

 夏は蒸し風呂、冬は底冷え。この二点が我慢できれば、京都は住むのになかなかいい場所である。  今の私が、20年前の私に自慢できることがあるとすれば、京都で暮らしている、この一点に絞られる。日本史の資料集をめくりながら、うっとりしていた小学生の私は、この事実に喜んで踊り出すに違いない。 *  京都という空間では時間がゆっくり流れている。この感覚は、住む年数に応じて、ますます高まっている。  ゆっくり流れている、ように感じる、とはつまりどういうことか。それは、時流によって自分

ミケランジェロを主人公にした作品紹介

7月にローマやフィレンツェを訪れました。目的は主にミケランジェロに関わる現場を見ることだったので、その写真などを特集して投稿する予定でしたが、急遽気が変わりまして💦、こちらから先に投稿することにしました。 ミケランジェロに関する、私の好きな2作品を紹介いたします。 ①L'avventura di Michelangelo(ミケランジェロの冒険) まず、こちらフィレンツェのウフィツィ美術館の売店で、衝動買いしてしまったものをご紹介いたします。 下の写真が表紙ですが、下記の通

本を読む時間のない方はぜひ「パン」と「スープ」を

↓が店頭に並んでいます。 出版社はKADOKAWAで著者は柴田ケイコさん。待望のシリーズ第6弾です。 去年も同じ時期に「パンどろぼうとほっかほっカー」が出ています。2年前の「パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち」も9月8日発売でした。 「9月といえばパンどろぼう」が定着してきた印象を受けます。ぜひ継続してほしい。どれか買ってみようかな。 ところで、少し前に「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)という本が出ました。売れ続けています。 本当はもっと本を

ナイフ

 この本の、この一文に救われた。こういう体験を、10代の頃に味わいたかったと思うことがある。自身の進路に思い悩む時期、私は本と無縁の生活を送っていた。 *  数年前、ある友人に大学の学園祭に誘われて、彼の所属する文芸部に顔を出したことがある。各部員から簡単な自己紹介があり、話は自然とこれまで読んできた本の話題に移っていった。  先程布団から出てきたと言わんばかりの、寝癖を披露する部員の一人は、「子どもの頃、本に何度も救ってもらった」という。口ぶりに熱がこもっていたので、「

家族の認知症と向き合うときの本

祖母が先日88歳を迎えた。 私は祖母が大好きだ。 小学生の頃は毎週末に祖母の家へ遊びに行っていたし、夏休みは毎日のように通った。 祖母が裁縫や料理をしている姿を眺めたり、昔話を聞かせてもらうのが楽しみだった。 家は離れているが、今も月に2回は必ず顔を見せにいくようにしている。 祖母は明るくておおらかでお喋りが好きで、誰とでもすぐに仲良くなれる。 私とは60歳近く年齢が離れているというのに、どんな話題を振っても上手く返してくれるし、ちゃんと興味を持って聞いてくれる。

📚39【人間の証明】人質司法の実際 872

※ヘッダー画像は表紙部分です ※Amazonアソシエイトプログラムに参加しています 人間の証明 勾留226日と私の生存権について角川歴彦(1943年東京生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業、1966年角川書店入社) リトルモア 133頁 2024/6/27初版 帯 佐藤優氏推薦⤵️ 「歴彦」と書いて「つぐひこ」と読むと知ったのは2022年9月。 東京五輪に関する贈賄容疑で新聞紙上に掲載されたときのこと。 角川春樹氏がコカインで逮捕されたときに「歴彦」という名前を見た気は

悩み・ストレスは自分の頭が生み出す妄想。自分と向き合い感情をコントロール。

仏教で心を蝕むと言われる3つの毒。 欲、怒り、無知。 欲が満たされないから怒りが生まれ、無知ゆえに対処法がわからず、現実や自分の本心を理解できないため、新たな欲が生まれるという負のサイクル。 自分自身と向き合うことで、心の変化を感じとり、心を蝕まれないようにする本書、”自分という壁”(大愚元勝 著)。 中でも、生きていると必ず感じてしまう怒りの感情について、”「怒り」の壁の乗り越え方”から対処法を深掘り。 〇怒りとは何なのか裏切られたとき、相手に腹が立つのではなく、

『地頭力を鍛える』

「地頭」ってなんだ? そして、 「地頭」って鍛えることができるんだ! というお話です。ビリギャル本人の『私はこうして勉強にハマった』の中で出てくる本で、「地頭」が気になって読んでみました。 本書を読んで、地頭力の中で自分に足りないものがはっきりと見えました。磨いていきたいですね。 一緒に学びましょう!💪 「考える力」とは?「人々の思考停止の危機」 今、「考える」ことの重要性が高まっている という話がありました。 この本が出たのが2007年なので、まだスマホが普

子どもとチームになるーミニ読書感想『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』(中島美鈴さん・あらいぴろよさん)

『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』(主婦の友社、2022年2月28日初版発行)が、学びになりました。臨床心理士・中島美鈴さんが認知行動療法の知見を分かりやすく伝えてくれ、それをあらいぴろよさんが漫画に仕立てた本。子育ての「心構え」じゃなくて、「しくみ」に目を向ける。発想の転換を促してくれます。 ターゲットは小学校入学後。ある程度、親子間の意思疎通が取れるようになったタイミングを想定しています。発達障害や知的障害が

ときにはシニカルな視点も、パリ。

パリとは、イノベーティブな街といえるかもしれない。 2024年のオリンピックはパリで開催された。エコロジーを意識するあまり、ちょっとトンガリすぎやしないか?という抗議も殺到したパリ。 しかも決して、お世辞にも綺麗とは言えない歴史の集大成であるセーヌ川でトライアスロンまで開いてしまい、入院患者まで出してしまった。(景観は美しいが、下水や浄水の機能的には、その水の綺麗さは、今まで振り返られることはなかったのだ。タバコのポイ捨てを含めて、汚水を下水にそのまま垂れ流し。セーヌ河にも

自分史その③ 小学校の頃、夢中になっていたことは?|本・漫画・創作・アニソン・音声

自伝的な文章を最近書いている。 ひとり盛り上がってしまい、マガジンも作ってみた! 初回記事はこちら。 2回目の内容は暗かった…… しかし意外にも読まれている。自慢よりも自虐のほうが好かれるからだろうか? ただそれにしても暗すぎたので、今回は少し明るい話を。 図書館に通って本を仕入れる日々小中時代テレビを禁止されていた私にとっての1番の娯楽は、何と言っても「本」だった。 小学校の時点で既に活字中毒ぎみで、教科書が配られたらその日のうちにほとんど目を通してしまってい

読書まとめ『共感障害』→障害ではなく、個性だと受け容れて活かす

『共感障害 「話が通じない」の正体』黒川 伊保子 一言で言うと障害ではなく、個性だと受け容れて活かす 概要「共感障害」という パンチ効きすぎな単語が気になって読んでみました。 思い当たるフシがありすぎましてね。 ここ数年、どうでもいい情報を切り捨てて、 他者の目を気にせず我が道を往く生活を続けていたら、 他者に共感する力がすっかり衰えたと感じています。 職場や家族(特に妻) との関わりの中で、 このままの状態では支障が出そうなので、 なにかヒントが得られればと思った

職場、プライベートで【居場所】がない……孤独な気持ちとの向き合い方

職場や家庭、プライベートで友人に誘われて参加した飲み会などで孤独を感じたことはありませんか? まわりはコミュニケーションを取りながら仕事をしたり、楽しそうに会話したり、その場に馴染んでいるのに、自分だけが取り残されてるような気持ち。 そして、焦りからみんなの輪に入ろうと気を張ったり、早くこの場から立ち去りたいと思ったり、この場所にいることが苦行になってしまいます。 この場にいる自分を他人からの評価にゆだねていると、まわりの視線ばかりが気になり、不安しか感じられません。

中沢新一の『レンマ学』を読み終えた流れで、やはり積読だった『菌類が世界を救う』(マーリン・シェルドレイク 鍛原多惠子 訳)を読み始めたが、この本の内容は残暑の疲れが吹き飛ぶくらいに刺激的で興味深い。こんなに興奮するのは腸内細菌やマイクロバイオームにハマった時以来のような気がする😊

自分探しという最上のエンタメ。「シソンヌじろうの自分探し」を読みました。

シソンヌじろうさんの「シソンヌじろうの自分探し」を読んだ。 故郷の青森県弘前市での思い出を遡り、自身のルーツを考えていくエッセイ集。 故郷への感謝とか、懐かしい記憶が蘇ってなんだかエモくなれました。 今いる自分を作ってくれたのは、関わってきた土地、人のおかげである。 そこに対する感謝は忘れずにいたい。 たとえ綺麗な思い出だけじゃないにしろ。 これからも、様々な場所へ行き、様々な人と会うのだろう。 その中で、自分がどんな影響を受け、何を考え、どんな人生を進んでいくのか。