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【友情について】キケロー

人の悩みの90%は「人間関係」である。

と、言われるぐらいですから…

みなさんも一度は悩んだ事があるんじゃないでしょうか?

中でも「友達」に関しては、特に悩んでる人が多いような気がします。

今回は2000年以上前に活躍した、古代ローマの哲学者「キケロー」から「友情について」学んでいきたいと思います。


■こんな人におすすめ


  • 友達は必要か?

  • 人間関係でうんざりしている

  • 信頼できる人を見極めたい

■グッときたポイント3選


  • 友達100人できるワケねぇじゃんw

  • 友情が憎しみに変わる前に

  • 信頼できる人の見極め方

1.友達100人できるワケねぇじゃんw


いちねんせいに なったら
いちねんせいに なったら
ともだち ひゃくにん できるかな

作詞:まどみちお、作曲:山本直純

友達100人もできるワケねぇじゃんw

この曲を聞いた時、僕はそう思いました。

みなさんの中にも、そう思った人いるんじゃないでしょうか。

どうやら、古代ローマの哲学者「キケロー」さんも、似たような考えのようです。

友情は極めて限定されたものであり
愛情の絆によって結ばれるのは
二人もしくは、数人の仲間だけである

つまり、たまに飲み会で一緒になったり、会ったら喋るといった関係ではなく…

喜びも、悲しみも、調子が良い時も、悪い時も、お互いの事を分かち合えるような…

そんな「親友」と呼べるような、深い関係を築けるのは、人生において「数人だけ」だと言っているのです。

2.友情が憎しみに変わる前に


仲良かったハズの友達が、今となっては敵のような存在に…

僕も経験あります。

お互いの意見が合わなくなったり、お金に汚い部分が見えてキライになったり…

何でこんなことになるのか?また、どうすればいいのか?

キケローの考えはこうです。

「ダメなものはダメ!!」w

  • あいつ嫌いだから一緒に無視しようぜ

  • 警察に追われてるからかくまってくれないか

  • お金を貸してくれないか

いくら仲の良い友人の頼みだからといって「犯罪行為」に協力したり、「不道徳な行為」に決して加担してはいけません。

全部断りましょう!

こういった頼みを聞いてしまうと…

友情が壊れてしまうだけでなく、最悪の場合「一生消えない憎しみ」が生まれる可能性すらあります。

3.信頼できる人の見極め方


じゃあ、信頼できる人ってどんな人?って話しですよね。

①媚びを売らない人

まずは「媚びを売らない人」について。

これは、なんとなく想像できるんじゃないでしょうか。

媚びを売る人は、なぜ媚びを売るのか?

それは「自分の利益」になるからです。

つまり、見返りを求めているんです。

こういった人は人間関係を「損得」で考えてる傾向が強く、自分が損するかもと思ったら、平気で裏切ったりします。

②猜疑心を持たない人

「猜疑心(さいぎしん)」とは、「人の言動を素直に受け取らず、疑う気持ちを持つこと」です。

猜疑心が強い人はこんな特徴があります。

・嫉妬深い

例えば、友人や同僚が結婚しても、素直に喜べず「嫉妬」してしまう傾向が強いです。

・根に持つ

昔のことをいつまでも覚えていたり、何かある度に蒸し返して嫌味を言ってきたりするタイプです。

・疑ってくる

他人からのウワサを真に受けて「疑ってきたり」、「怒りをぶつけてきたり」する人。

このような人は「友情」が「憎しみ」に変わる可能性があるため、注意が必要です。

■まとめ


【友情について】のまとめになります。

  • 友達100人できるワケねぇじゃんw

  • ダメなものはダメ!!

  • 媚びを売らない人、猜疑心を持たない人を見極めよう

いやー。2000年前も「人間関係」で悩んでいたんですねーw

そして、現代でも通用するような考え方です。

最後に本書に書かれている、大切なことを紹介して終わります。

どれだけ幸運に恵まれ 成功を収めても
それを共に喜んでくれる友人がいなければ
人生は退屈で 決して満たされることはない

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#推薦図書

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