中野正貴

【読書ログ#175】TOKYO NOBODY(中野正貴)

とっても有名な写真集なので、知っている方も多いと思います。書棚を整理しているときに手に取って、子ども達と一緒にながめた(整理が進まない人の典型だ)のだけど、今この時代に見る事の価値とか意味ってのがあるのだなと感じたり。

TOKYO NOBODY (中野正貴)

銀座の目抜き、新宿、渋谷、東京の繁華街の写真集なのだけど、よく見ると人間が一切写っていない。今だとコンピューターで処理してしまえばすぐに

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JAN 11 2020 「東京」

東京都写真美術館で開催されている中野正貴さんの写真展へ行ってきました。彼を知ったのは「TOKYO NOBODY」と言う写真集。当時は「長時間露光」をして人を消したと思っていたけど、実際はお正月の人がいない時期に撮られたものであったことを知った。(そうじゃない写真もあるかもしれないけど)今の東京だと海外からの旅行客でこんな風景は撮れないだろうなっと思いながら、その異様な風景に惹き込まれた。

特にお

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写真展はいいぞ 中野正貴写真展「東京」

「何の変哲もないものを、おもしろく撮ってみなさい」

大学で写真展を作る授業を受講していたとき、講師の写真家の先生が言っていた言葉である。

「綺麗なものを、ただ綺麗に撮っても何も面白くない。見た人が、『あれ?』って一瞬思うような写真でなければ、写真展には飾れない」

当時の私には、これがすごく難しいように思えた。

当時は既にインスタの「映え」文化が定着していたし、逆に「映え」ないものは撮って人

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カミサマ~
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中野正貴 「東京」 写真展

東京都写真美術館の展示を観てきました。

人のいない東京の風景は、とても美しく懐かしい。

特に、1992年の渋谷PARCOの風景は、リニューアルオープンというタイムリーすぎてちょっと泣きたくたりました。

当時、高校1年生の私は、後に渋谷系と呼ばれる音楽が大好きで、WAVE HMV TOWER CISCO によく通っていた。PARCOにはPBCとロゴスがあり、本を眺めて吟味して買うのがとても楽し

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「白」原研哉展と、理論から演繹されたデザイン[2008・10]

10月×日

銀座のクリエイションギャラリーG8で、植原亮輔・菊地敦己・平林奈緒美の3人のグラフィック・デザイナーによる「FASHION/GRAPHIC」を観る。3人がそれぞれに関わったファッション・ブランドのグラフィックの仕事をまとめたもの。菊地さん(ミナペルホネン、サリースコット)、平林さん(アーツ&サイエンス)の仕事はすでにあちこちで見ていたので驚きはなかったが、植原さんのシアタープロダクツ

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東京あれこれ①

東京の写真集は数あれど、特に好きなものといえば、この二冊。

ホンマタカシ
東京郊外 TOKYO SUBURBIA

中野正貴
東京窓景

東京は人工的に作られたものが多い街で、だからこそ、そこにある人間や、自然がより浮かび上がってくる。

人間っぽさや、生きていることを、却って大きく感じたりする。

目立とうとしたり、わかりやすくしようとする気持ちから、意図せずごちゃごちゃしてしまった広告たち。

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