JAN 11 2020 「東京」
東京都写真美術館で開催されている中野正貴さんの写真展へ行ってきました。彼を知ったのは「TOKYO NOBODY」と言う写真集。当時は「長時間露光」をして人を消したと思っていたけど、実際はお正月の人がいない時期に撮られたものであったことを知った。(そうじゃない写真もあるかもしれないけど)今の東京だと海外からの旅行客でこんな風景は撮れないだろうなっと思いながら、その異様な風景に惹き込まれた。
特におおっと思ったのは「東京窓景」。窓越しに見る風景は私も惹かれる被写体の一つではある。けど、彼の作品は、どこか寂寥感が込み上げてきた。私は東京の出身ではないし詳しくは知らない。けど、ここ十数年の東京の変貌を目の当たりにしている。だから感じるのか、ただ歳を取ったから感じたものなのか分からない。東京を撮り続けてきた彼だからこそ成し遂げられた風景なのではないかなっと思いました。
私はただ写真を撮ることが好きだから撮っているが、撮り続けると言うことは素晴らしいことなのではないかなっと感じました。彼のように賞を撮ったり素晴らしい作品を展覧することはできないだろうけど、私個人満足できるような写真を撮り続けていきたいなっと思いました。
「東京窓景」より
この写真は一番印象に残りました。
この場所にタイムスリップしたいそんな気持ちになりました。
陽の当たり方が心地よい
虚
私の中で恵比寿らしい風景
窓越を眺める
機種:SUPER-ELMAR-M f3.4/21mm ASPH., Jupiter-3 50mm F1.5 + Leica M10
ありがとうございます(*^-^*)