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【読書ログ#175】TOKYO NOBODY(中野正貴)

とっても有名な写真集なので、知っている方も多いと思います。書棚を整理しているときに手に取って、子ども達と一緒にながめた(整理が進まない人の典型だ)のだけど、今この時代に見る事の価値とか意味ってのがあるのだなと感じたり。

TOKYO NOBODY (中野正貴)

銀座の目抜き、新宿、渋谷、東京の繁華街の写真集なのだけど、よく見ると人間が一切写っていない。今だとコンピューターで処理してしまえばすぐに出来てしまう絵なのだけど、この写真集が出版されたのは20年前ということで、本当に人が居なくなる瞬間にシャッターを切っている。

カメラマンは休日や祝日の早朝を狙ってカメラを構えていたという。そうやって撮りためる事10年。この写真集が出来上がった。

もちろんアナログ。大判写真なのか、早朝の締まった空気を、その時の気温や湿度なんかも全部一緒に閉じ込めたような写真だ。人間の干渉が無い、無表情な街にのめりこむ。

ちょっと昔の東京がおじさんには懐かしい。オリンピック後は失われるのかもしれない風景がそこに残っている。今だからこそ、楽しめる見方もあるねということで。

府中育ちのなんちゃって江戸っ子な娘達は、初めて見る街が面白いようで、楽しそうに眺めていた。移動のほとんどが車なので、彼女達の知る都心は、首都高からの眺めだけ。

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