すぱこ

今はなんとなく、そのうち手芸とか本とか音楽とか映画とか美術とか生活を書きたい本屋マニア

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最近の記事

彼岸花

彼岸花、曼珠沙華、リコリス、観ると本当に彼岸に連れて行かれそうな気持ちになる。 金木犀、銀木犀よりも、秋ならこっちが好きだ。

    • 春にして君を想う

      近所の小学校の桜が咲きました。ただの染井吉野のはずなのですが、いつもより白に近い色をしていると思います。 個人的には、春は鬱を発症します。春鬱。麗かな春の日差しを浴びると途端にものを憂うようになる。 今年は、周りが春鬱のような状態なので、私自身はほぼ鬱ではありません。これは、9年前の春と同じ感じがします。 周囲に憂い事が多いと、私は俄然がんばってしまうのです。なので、今年は元気です。 この間、児童養護施設のAmazon欲しいものリストから、ささやかなプレゼントを送りま

      • 「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」と私

        テリー・ギリアムがジョニー・デップを主演のような助演で「ドン・キホーテ」をモチーフにした映画を撮ると知ったのは、いつ頃の事だっただろうか。多分何かの雑誌の媒体で、大学1年か2年の頃。 その頃の私は、「シザー・ハンズ」や「妹の恋人」のようなちょっと変な人を演じて、バンド活動とかもやっているジョニー・デップが本当に大好きだった。あの有名な「winona Forever」と刺青を彫ってしまったちょっとおバカな所を含めて好きだった。 そして、あの頃の可愛いウイスパーボイスの歌姫、

        • 寝起きが悪い人へつける薬

          私は昔から寝起きが悪い人に囲まれている。 まず、姉。姉は寝起きが悪い。幼い頃は、起きる時に毎日泣いていた。朝起きる時も昼寝から覚める時も。 低血圧であるらしい。測定値的には、私の方が血圧が低いのだけど。その後、午前中いっぱいは、あんまり機嫌が良くない。最近は、少しづつ改善されたようで、朝機嫌が悪いは半分くらいになったようだ。 次は、夫。かなり厄介。出会った頃の大学時代は、私より学校に近い位置に住んでいたのに、1限目にくることにかなりの不安を感じていた。まず、朝話した事は

          年末年始 アダム・ドライバー祭り

          Netflixで配信中の「マリッジ・ストーリー」を観てうっすらとは感じていたのですが、スター・ウォーズep9を観るために、ep7とep8をダラダラと見返している時にちゃんと気づきました。 もしかして、私、アダム・ドライバーが好きなのではないかと……  「妹の恋人」・「シザー・ハンズ」・「エド・ウッド」に出ていた頃のジョニー・デップ、「スーパーバット」のセス・ローゲン、「マイティ・ソー」のロキ役のトム・ヒドルストンといったダメ男役が似合う役者がもともと大好きです。  アダ

          年末年始 アダム・ドライバー祭り

          「家族を想う時」

          この映画には、救いがありません。そんな事は、最初から分かっていた。分かっていたのだけど、観たかった。 ケン・ローチ監督の前作「わたしはダニエル・ブレイク」を観てイギリスの福祉の話は、ちょっと日本の福祉に近いなと思っていたこともあり、今年結構売れていてとても嬉しかったブレイディ・みかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだばかりだったので、イギリスの中産階級以下の生活について、もっと知りたかったのもある。 そして、この映画はたった1時間40分しかないの

          「家族を想う時」

          はやく和かなおばさんになりたい

          私は、アラフォーと最近はカテゴライズされる40代前半である。この時期は、中々自分の心と身体の乖離が激しい。 まだまだ、若いつもりでも、眼元のシワはできるし、簡単に徹夜もできなくなった。 似合う服も似合う髪型も迷子だし、若作りをするつもりもないのに、どんな服を買ったら良いかわからない。好きな服が似合う服とズレてきてしまった。 まあ、好きな服を着て、好きなアクセサリーをガンガンつければ良いのは、分かってる。 でも、なんだか似合わないだもの。 難しいお年頃なのです 仕

          はやく和かなおばさんになりたい

          小沢くんが今年アルバムを出した

          2019年、今年私には色々あった。良いことと悪いことをシーソーの右と左に置いたら、たぶん左側に傾くし、周囲も家族もそう思っているだろう。 前置きはさて置き、今年は私の記念すべき年になりました。それはタイトル。 小沢健二がアルバムを発売 ここ数年は、私の好きな物の定期的な刊行が続いている。ファイブスター物語は、Newtypeでちゃんと連載していて、コミックスも出版されているし、Corneliusのライブも3年連続で行くことができた。 そして、小沢健二がアルバムを出した。

          小沢くんが今年アルバムを出した

          書店を開く夢

          いつの頃からか、古書店か書店か図録カフェをひらきたいという夢をもっています。 幸い、夫も私も本好きなので、自分の選んだ本を販売できたら幸せです。 本日、その夢を叶えている、千葉氏の幕張ちかくの本屋さんにいってきました。 「light house」さん。とても素敵な本屋さんでした。 すごく憧れる。選書がうまくできるようになりたい。 ついつい買いすぎてしまいました。また、伺います。

          書店を開く夢

          中野正貴 「東京」 写真展

          東京都写真美術館の展示を観てきました。 人のいない東京の風景は、とても美しく懐かしい。 特に、1992年の渋谷PARCOの風景は、リニューアルオープンというタイムリーすぎてちょっと泣きたくたりました。 当時、高校1年生の私は、後に渋谷系と呼ばれる音楽が大好きで、WAVE HMV TOWER CISCO によく通っていた。PARCOにはPBCとロゴスがあり、本を眺めて吟味して買うのがとても楽しかったのだ。 もう、あの渋谷の風景はない。電力館はシダックスだし、大好きだった

          中野正貴 「東京」 写真展

          趣味は読書ではないことにこの年になって気がついた

          私の趣味は、編物、製菓、料理、映画鑑賞、絵画鑑賞、音楽鑑賞、楽器、コスメ、洋服、犬、読書と色々あるが、一番の趣味は、読書だと思っていた。 でも、最近、違うことに気がついた。文字を読むことが好きなのだ。仕様書、説明書、成分表示、お菓子の袋のうらにかかれている豆知識、電車の広告、案内板、町の看板。 私は、ただの文字好きである。文章が面白うが面白くなかろうが、読むことにどこか快感を覚えている。 目を閉じない限り、この世は文字に溢れているので、時々目をつぶって、首を振る。 そ

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          神様を見てきた話

          2019/11/11 青山ブックセンターで行われた(トークショー)に参加してきました。 昭和的ガーリー文化研究所のゆかしなもんさん(以下ゆかしなさん)の「‘80少女漫画ふろくコレクション)刊行記念のトークショー。ゆかしなさんのTwitterをフォローして、8年くらい。ぶろぐを観たり、イベントにいったり、本を買ったり、ずっと応援してきまきたが、先日一大ベントがありました。 装丁家の名久井直子さん、漫画家の池野恋先生をゲストに迎えたトークショー。 当時、250万分売れていた

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          「映画 すみっコぐらし 飛び出す絵本とひみつのコ」について

          私は、すみっコぐらしがかなり好きです。元々、てのりすみっコと言われるぬいぐるみを沢山もっていたり、当地すみっコのキーホルダーをかなり集めていたりする。 とくに好きなのは「喫茶 すみっコ」テーマ (キャラクターグッズ業界では、シーズンごとにテーマをたててグッズ展開をします。ちなみに、現在のすみっコぐらしのテーマは、お泊まり会だったはずです) その、大好きなマメ店長とオバケが勤める喫茶すみっコが始まりの舞台に選ばれた映画を観ないわけにはいかなかった。 最近、精神おれてるし

          「映画 すみっコぐらし 飛び出す絵本とひみつのコ」について

          明日の神話と渋谷駅

          渋谷マークシティのコンコースに、岡本太郎の「明日の神話」が展示されるようになったのは、2008年頃だったと思う。長い間見つからなかった壁画が見つかり、色々あってここに設置された。一時期は、汐留の日本テレビのところで、展示されていた記憶がある。 (正確には Wikipedia 等で確認して欲しい) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/明日の神話 第五福竜丸の被爆のがモチーフになっているので、複雑かもしれないけれど、岡本太郎の代表作だ。 渋谷に

          明日の神話と渋谷駅

          ときめきメモリアル と私の家

          PS1を買ったのは、1995年、大学1年生の夏でした。その頃の私は、親元から離れた一人暮らしに浮かれていた。 大学から歩いて3分の自宅。近過ぎるゆえ、大学の友人、先輩が毎日のように遊びにくる家だった。皆で、私のうちでご飯を食べたり、お茶したり。 そこに、登場したのが、PS1と何故買ったか覚えていない「ときめきメモリアル 1」。 女友達も男友達も、何故かみんなで夢中になり、毎日のように私の部屋に集まって、ヒロイン藤崎詩織を陥落させようと頑張り、ちょっとした隠しキャラ扱いの

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          何年ぶりかに更新してみよう

          登録してから、いつのまにか5年以上も経ったらしい。 その間に、自分も家族も犬も周りも5年歳をとった。 その間に、小沢健二さんはLIVEをし始め、Corneliusが名義のアルバムを2枚だし、電気グルーヴの楽しみにしていた30周年記念ライブがなくなってしまった。 私といえば、どうにか潜り込んだ会社に通うための満員電車で、これを書いている。 推しを応援するために、頑張って今日も働くのだ。 犬も家族ももちろん推しなのです。

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