記事一覧

ワーホリに行こうかと悩んでいる人へ

 ネットの記事をみてみるとどうも腑に落ちない。「こーゆー特徴の人はワーホリにいったほうが行ったほうがいいだ」とか、「ワーホリを成功させるためには云々…。」  そ…

ハル
5日前
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【南米ボリビア】俺だけのカセリータを見つけろ‼︎

 ボリビア1の大都市、ラパスを夜出発して到着したのは、首都のスクレ。人口は30万人とあまり多くなく、規模感でいうと那覇市や秋田市と同じような都市である。10時間と言…

ハル
1か月前
6

追憶の血が流れる、23の誕生日

 21から22になる時よりも、22から23になる方がその1年が早く感じる。小学生の時なんて、次の誕生日プレゼントが貰える日が楽しみで楽しみで、いつまで経っても誕生日は来…

ハル
3か月前
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【南米バイク】化粧を落とした街、アントファガスタ

 洗わないといけない皿が残っているシンク。今の僕にとってnoteはそんな感じ。明確違う点と言えば、皿洗いはやらないといけないが、noteは書かなくてもいい。  コロンビ…

ハル
3か月前
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メデジンからカリへ① (メデジン→ハルディン)

 鮮明すぎる記憶はあまりに完全すぎて、どうやって文字にしたらいいのかわからない。ゆっくりと時間をかけて、その記憶を思い出したり忘れたりする。そうすることで、とん…

ハル
6か月前
7

コロンビア・カリ、句点を打つのはサルサ。

 普段生きていると、節目になるようなタイミングがある。元旦初日の出を見た時とか、彼女と付き合い始めた時とか、明らかな節目。文章で言うならば、意味段落が変わるタイ…

ハル
6か月前
11

デニムの色がうつる。

 羽田から約10時間、日付変更線を越えればロサンゼルスにつく。僕はベニスビーチを左手に見ながら北に向かって歩いていた。2月のカリフォルニア州は思ったより風が冷たく…

ハル
7か月前
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そんな夜があってもいい

僕はその日、友人と待ち合わせがあった。普段移動するときは、電車を利用する。冬だから車内に暖房が効いているんだけど、暑くて汗をかいてしまうほどだから、せっかく着て…

ハル
8か月前
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青い空を切り取りたい!

今日の天気はとてもいい。冬は寒いから嫌いだけど、晴れの日が多いのは嬉しい。空は高く、青い。あまりにも綺麗な青だから、そのまま切り取って部屋の壁紙にしたくなる。「…

ハル
8か月前
9

一年前の記憶

日本にて暖冬なんて言われている割に、朝晩はしっかりと冷える。 少し厚着をして出かけると、お昼頃には暑くなって服はかさばる。無理して薄着をすると、凍えながら帰路に…

ハル
9か月前
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伝わるけど話せない、英語の苦悩

タイではタイ語が話されていますが、観光が盛んなため、買い物や宿では主に英語を使っています。 また他の観光客と喋るときは、十中八九英語で会話をします。 タイに来てま…

ハル
2年前
18

なぜ"今"、世界一周なのか

※あくまで個人のお話しであり、客観的な理由ではありませんm(_ _)m ※また、旅行に行く理由はこちらの記事でお話ししております。読んでいただけると嬉しいです。 ↓こ…

ハル
2年前
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ワーホリに行こうかと悩んでいる人へ

ワーホリに行こうかと悩んでいる人へ

 ネットの記事をみてみるとどうも腑に落ちない。「こーゆー特徴の人はワーホリにいったほうが行ったほうがいいだ」とか、「ワーホリを成功させるためには云々…。」
 そもそも悩んでいる理由はそれぞれであって、それに対して万人ウケするようなフレームワークを当てはめるのは、医者が全ての患者に同じ薬を処方するようなものだ。また成功させるためと言っても、お金を稼ぎたいのか、経験をしたいのか、英語を学びたいのか、は

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【南米ボリビア】俺だけのカセリータを見つけろ‼︎

【南米ボリビア】俺だけのカセリータを見つけろ‼︎

 ボリビア1の大都市、ラパスを夜出発して到着したのは、首都のスクレ。人口は30万人とあまり多くなく、規模感でいうと那覇市や秋田市と同じような都市である。10時間と言われたバスは結局12時間にもなり、スクレに到着したのは朝の8時。ラパスはこの時間は十分に寒かったのに対し、ここスクレの気温はやさしい。
 バスターミナルを出るとタクシーの運転手に物売り、混声4部合唱にも劣らない声を浴びせられる。タクシー

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追憶の血が流れる、23の誕生日

追憶の血が流れる、23の誕生日

 21から22になる時よりも、22から23になる方がその1年が早く感じる。小学生の時なんて、次の誕生日プレゼントが貰える日が楽しみで楽しみで、いつまで経っても誕生日は来なかった。トイレットペーパーを使えば使うほどどんどんとその周期は短くなっていくように、次の誕生日までの1年はもっとはやく感じられるのかもしれない。
 日本ではもう僕は23歳になっているんだろう。南米ではまだ22歳だ。こうやって考える

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【南米バイク】化粧を落とした街、アントファガスタ

【南米バイク】化粧を落とした街、アントファガスタ

 洗わないといけない皿が残っているシンク。今の僕にとってnoteはそんな感じ。明確違う点と言えば、皿洗いはやらないといけないが、noteは書かなくてもいい。
 コロンビアからペルー、そしてチリ。サンティアゴで1ヶ月以上ホームステイをした後、バイクを購入して現在はチリの北部、カラマという都市にいる。車で3時間も走ればボリビアに行けるようなところだ。
 その全てをnoteに書きたいと思う一方で、文章を

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メデジンからカリへ① (メデジン→ハルディン)

メデジンからカリへ① (メデジン→ハルディン)

 鮮明すぎる記憶はあまりに完全すぎて、どうやって文字にしたらいいのかわからない。ゆっくりと時間をかけて、その記憶を思い出したり忘れたりする。そうすることで、とんがった木材の角をやすりで削るようにだんだん滑らかになって、触り心地が良くなる。要するに、少し時間が経ってはっきりと思い出せなくなった時初めて、自分はその記憶を言葉にまとめることができる。しかしそれは同時に悲しくもある。自分がその経験の記憶を

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コロンビア・カリ、句点を打つのはサルサ。

コロンビア・カリ、句点を打つのはサルサ。

 普段生きていると、節目になるようなタイミングがある。元旦初日の出を見た時とか、彼女と付き合い始めた時とか、明らかな節目。文章で言うならば、意味段落が変わるタイミング。
 また一方で、なんとなく節目が変わるようなタイミングがある。旅行で言うならば、次の都市へ移動するとき。つまり出会った人たちと別れるタイミング。別れが近づくにつれ、今ある時間を変に意識してしまう。特別話すようなことはないけれど、いつ

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デニムの色がうつる。

デニムの色がうつる。

 羽田から約10時間、日付変更線を越えればロサンゼルスにつく。僕はベニスビーチを左手に見ながら北に向かって歩いていた。2月のカリフォルニア州は思ったより風が冷たくて寒い。よくMVで見るベニスビーチスケートパークと、その後ろにちらほらと立っている背の高いヤシの木、電動スクーターに乗った若いブロンドの2人組が通り過ぎる。話し方やスタイル、カリフォルニアガールは日本でいう港区女子みたいなイメージがあるの

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そんな夜があってもいい

そんな夜があってもいい

僕はその日、友人と待ち合わせがあった。普段移動するときは、電車を利用する。冬だから車内に暖房が効いているんだけど、暑くて汗をかいてしまうほどだから、せっかく着てきたダウンを脱ぐ羽目になる。脱いだダウンを丸めて網棚の上に載せてから腰を下ろす。それでもまだ暑いと感じるのだが、電車が停車して扉が開く度に外から入ってくる冷たい空気が、僕の足元を少しだけ冷やしてくれて心地がいい。例えるなら、冬の寒い夜に毛布

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青い空を切り取りたい!

青い空を切り取りたい!

今日の天気はとてもいい。冬は寒いから嫌いだけど、晴れの日が多いのは嬉しい。空は高く、青い。あまりにも綺麗な青だから、そのまま切り取って部屋の壁紙にしたくなる。「切り取る」で思い出したけど、雑誌や広告の切り取りをしたことある人ってどれくらいいるんだろう。気に入った写真を見つけたら、ハサミを取り出して、それを切り抜く。なくさないように、ファイルや本の隙間にしまっておく。だから小学生の時は広告をよく集め

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一年前の記憶

一年前の記憶

日本にて暖冬なんて言われている割に、朝晩はしっかりと冷える。
少し厚着をして出かけると、お昼頃には暑くなって服はかさばる。無理して薄着をすると、凍えながら帰路に着くことになる。夏は薄着にすればいいだけだが、冬はどれほど厚着をしようか迷ってしまう。いっそ冬も暑ければいいのになんて思ったりもする。

寒くない冬というのを去年初めて体験した。厳密には冬ではないが、タイはこの時期であっても十分に暑かった。

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伝わるけど話せない、英語の苦悩

伝わるけど話せない、英語の苦悩

タイではタイ語が話されていますが、観光が盛んなため、買い物や宿では主に英語を使っています。
また他の観光客と喋るときは、十中八九英語で会話をします。
タイに来てまだ数日ですが、様々な国の人々と話すにつれて気がつくことがありました。

僕の英語は伝わるが、会話ができていない。

はじめに値段を聞きたいときは “How much?”で伝わるし、
他の観光客に話しかけられても “This food go

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なぜ"今"、世界一周なのか

なぜ"今"、世界一周なのか

※あくまで個人のお話しであり、客観的な理由ではありませんm(_ _)m
※また、旅行に行く理由はこちらの記事でお話ししております。読んでいただけると嬉しいです。 ↓こちらの記事

はじめに日本ではマスクをつける生活が続いていて、バイト代は変わらないのに物価ばかり上がっている。加えて円安はどんどん加速していく一方です。

そんな中僕は世界一周旅行に行くことを決めました。出発は2022年10月29日で

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