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ワーママ転職の道④ やってよかったこと3つ+おすすめの本

 6歳・2歳の子を持ちながら働く中、去年人生初の転職をしました。④では、実際にやってみてよかったことをまとめてみます。

✅検討した転職先の“意思決定用”リスト

 以前、意思決定は「目的と判断基準」で、迷うときは点数化するといい!というのを学び、スプレッドシートに意思決定用リストを作っていました。
 左側の行は会社名、上の列が私が今回の転職で大切にしたい価値基準の項目を並べていきます。

価値基準の例
【働きがい】
・仕事内容
・自分のやりたいことができるか

【働きやすさ】
・リモートワークがあるか
・フレックスがあるか
・副業OKか

 この価値基準については、10点満点で各企業の自分にとっての点数を入れていき、合計点・平均点を出します。

 この他、ひかれた理由や、進捗状況(検討したけど受けなかった、書類選考中、一次位面接中など)を書く欄をつくれば完成です。

 よかったのは、漠然とここも良さそうかなあ〜応募しようかなあ〜と考えているだけだと前に進みづらいところ、点数化することで「あ、ここ思った以上に点数低いから応募やめとこう……」「意外に点数高いから頑張って受けてみよう!」などの基準になったこと。
 また、選考が進む中で違和感を感じたときにも、点数を見直して、「やっぱり点数が低いってことは違うんだな……」と少し合理的に判断ができたかなと思います。

 他にも、どうするか迷ったときに夫や友人にこのスプレッドシートを見せて、率直なアドバイスをもらったりしました。(ちょっと恥ずかしいですが……)

実際のリストを公開用にまとめたもの

✅感じたこと・フィードバックのメモ

 転職サービス・エージェントとのキャリアカウンセリングで言われたことや、面接の際に相手企業から言われたことなどは、ひたすらメモをしておきました。
 転職活動自体が初めてだったこともあり、知らないことも多かったので、メモしたことを何度も読み直して参考にしてました。

 プラス、言われて感じたこと、やってみて思ったことも、書きたくなったタイミングで書き出すようにしてました。
 転職活動をしてみて、例えばうまくいかなかったときに凹むなど、同じことをぐるぐる繰り返しちゃうタイミングってあるかと思うんですが、そんなときに過去の自分に励ましてもらう意味で書いててよかったなと思います。

✅他社でのボランティア体験

 私の場合キャリアチェンジに近い転職活動だったため、異業種・異職種でも他社で働く経験が得られるという、ママボランのボランティアに挑戦してみました。

 結果的に、異業種・異職種でもこれまでのスキルが横展開できるということがわかり自信につながりましたし、実際の転職にも役立ちました。

 ボランティア自体は全てオンラインで完結したのでとてもありがたかったです。基本的には、起きれた時の平日早朝の時間や土日を中心にタスクをこなしておき、週に1度程度のミーティングは、平日の在宅勤務で空けられる時間にお願いしていました。

 いきなり転職!となる前に、少し興味がある業界や内容の仕事を体験できるので、本格的に転職活動を始める前にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

✅読んでよかった本

 そんなに多読ではないのですが、主に人から薦められて読んでよかった本を3つ挙げておきます。

📖転職の思考法

 本格的に転職活動を始める前の人にもおすすめの本。
 キャリアの築き方や、マーケットにおける各仕事のライフサイクル、転職先を選ぶ基準などが、物語形式でわかりやすく展開されてます。

 特に意外だったのが、「専門性」は学べば誰でも獲得してしまうので年齢が上がるほど差別化が難しいけど、「経験」は汎用化されにくい自分だけの強みになり、他の会社でも横展開できるスキルとも言えるということ。

 他にも自分にラベリングしようなど、労働マーケットを意識した転職活動について学べる一冊でした。


📖仕事選びのアートとサイエンス

 キャリアについての考え方とともに、「逃げの転職」「攻めの転職」のタイプの違いや、実際に転職した後に起きがちなことなど、幅広く書いてある本。

 VUCA時代と呼ばれる今、未来予測なんてできない中で、いかに自分自身の価値基準を身につけていくかや、そんな中「良い偶然」を身につけていくための具体的な手法なども載っています。

 面白かったのは、転職した後に起こりうるマイナス面についても紹介されてることで、「転職ハイ」にならないような参考になりました。


📖クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方

 キャリアに関する本を読んでると出てくるクランボルツ理論を、かなり端的にわかりやすく書いてある一冊。ライトにさくさく読めちゃいます。

 「キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」というクランボルツの理論について、有名なお笑い芸人などを例に取り、図解とともに説明してあり、とても腑に落ちます。

 やってみたいことはあるけどどうしようと迷ってる方や、漠然と今後のキャリアが不安な方などにおすすめです。

 ここまでご覧いただきありがとうございます。次回は最後、私自身の転職活動の経緯と結果についてお伝えしようと思います。

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① 転職理由
② 登録したサービス
③ 転職活動の時間の作り方
④ やってよかったこと3つ+おすすめの本
⑤ 実際の活動と結果
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