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短歌。詩。読書日記。

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短歌創作。好きな詩人や歌人、読んだ本のことなど。
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目の奥の痛みも慣れて12年これから先も猫は君だけ

目の奥の痛みも慣れて12年これから先も猫は君だけ

短歌。秘境ブログへようこそ~~~

新年あけましたね。。。
不安な毎日が続きますが、Xでフォローしている方のリポストで目にした、「私達に出来ることは日常を精一杯生きること」という芸人の女性(元自衛隊)の言葉が刺さりました。

愚痴を言わず生きていかねばならない。自分への戒め・・・

そして、そのような本を紹介したかったのですが
今日は短歌を。

この歌はですね、元旦に詠みました。
元旦は愛猫の命日

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X'masに読み返す本。⑬

X'masに読み返す本。⑬

Merry Christmas🎄🎅🎁✨
って24日に言うのかな?25日かな?

私のうちでは、それらしいことは一切せず、普通の日常。肉じゃがを作って食べました笑

さて、X'masになると本棚からひっぱりだし読む本があります。

トルーマン・カポーティの半自伝的といわれている短編

○クリスマスの思い出
○あるクリスマス

です。村上春樹さんの翻訳で山本容子さんの挿絵。これがまた最高に良い味

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ずっと好きな小説9

ずっと好きな小説9

Xのタグをまた掲載です。
(ネタがなかった)
#名刺代わりの小説10選 というとってもそそられるタグです。

悩みに悩みました!(´;ω;`)

耳なし芳一かお貞か…
杜子春も好きやし…六の宮の姫君か…
吉屋信子だって稲垣足穂だって
カポーティやクリストフも…
ファージョンだって!
夜長姫と耳男や檸檬も…

他にも好きなのはたくさんあるけど!

自分の中に染み込んだ、原点とも言えるくらいの愛すべ

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なぜ読書をするようになったのか。②

なぜ読書をするようになったのか。②

本を読むようになったキッカケはずばり!

大学図書館との出会い。

元々、子どもの頃から読んではいました。
毎週土曜日、小学校が午前中で終わった後は
自転車で少し遠くの大きな図書館に併設されている
「子ども図書館」に通っていました。

小学生当時は犬も猫も飼っていたので
読む本は動物が主人公のものばかり。

シートンや椋鳩十の本ばかり読んでいました。
当時の装丁の本が見当たらなくて残念(~_~;)

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母の日が近づくたびに少し泣く ずっと娘でいさせてほしい

短歌。母の日に贈り物をして感謝を述べたのは小学生の頃だけだったかも。

なぜ、存在を当たり前に思い
寄り添わなかったのかと後悔ばかりしている。

生きている時になぜ
お母さんいつもありがとう、と
この素直な言葉をかけなかったのだろう。

なぜもっと優しくできなかったのか。

きっと更年期に入り辛かっただろうに
理解が足りなかった。

母の年齢に近づくのが悲しい。

人にしても動物にしても
優しき者

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あの星をピアスに変えて暗闇にいつも迷子な君におくるよ

あの星をピアスに変えて暗闇にいつも迷子な君におくるよ

短歌。とーーってもお気に入りのピアスがあるのですが、昨晩、片方失くしました( TДT)

濃紺のビーズをギュッと集めた、夜空みたいなピアスです、、、、🌃✨

夜、自転車に乗りながら何気なく耳を触ったら既に失く。ショックで自転車止めました。
振り返っても、夜道で全然わかんない。
がーーン。
作家さんのハンドメイドなので一点モノです(/_;)仕方ない仕方ない、、、、言い聞かす。

ピアス大好きなんで

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草の花。千枝子の手紙が胸にせまる、、、、

草の花。千枝子の手紙が胸にせまる、、、、

3月19日は、福永武彦のハッピーバースデー🎁🎂🎉であります。
1918年(大正7年)3月19日。
100年以上前なんだね。

たまたま古本屋で出会った、「草の花」。
1954年に発表だから、もう69年前の小説かぁ。

なのに、この清潔感、透明感。
愛するとは、孤独とは、、、、
戦前、戦中の若者の痛々しいまでの想いに
羨ましいとまで思ってしまうよ。

サナトリウムで出会った「私」と、汐見。

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キンとする冷気に馴染みゆく君を腕(かいな)に沁みすこのままずっと

キンとする冷気に馴染みゆく君を腕(かいな)に沁みすこのままずっと

短歌。元旦は猫の命日。
11年経った、11年も経ったのに
まだ泣いてしまうよ。
ずーっとずーっと抱きしめていたかった。
まだ、ゴメンネゴメンネと
あやまってしまう私がいる。

私が帰るのを待っていた。
私がいない間にいってしまわないでくれて
ありがとう。

私の腕で眠ってくれてありがとう。

まだこんなに悲しいのは
アキがいた証だから
思う存分悲しむよ。

働いてただ働いて帰り道主は来ませりと夜空に歌う

働いてただ働いて帰り道主は来ませりと夜空に歌う

短歌。昨日寒すぎた。
今日も寒い。灯油が切れてストーブつけれない。

しゅっはっきっまっせ~り~
しゅっはっきっまっせ~り~
しゅは~しゅは~あきま~せ~り~

歌集「青いコスモス」。

歌集「青いコスモス」。

明日は、11月9日は、歌人・田中雅子さんの命日です。
とても好きで、思い入れのある方で
もちろんお会いしたこともないし
田中雅子さんの歌を知ったのは亡くなってから随分と経ってからです。

キッカケはもうわからないのですが、何かで彼女の短歌を知り
たまたま購入できた、歌集「青いコスモス」。

一般には出回っておらず、現在はおそらく廃版でしょうか?

購入できたこと、そして
歌集が届いた日が、田中雅子

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6月の蝶よりきたる初夏の風疾走しませう眩しき日々を

6月の蝶よりきたる初夏の風疾走しませう眩しき日々を

短歌。6月に出すの忘れてた😃もう7月じゃないか~!早い、、、、。しませう、を使ってみたかった笑 5月、6月は爽やかで好きだ(梅雨以外)。にしても早い。もう一年の半分過ぎた。

さあ夏至だ今宵祝おう人間と妖精界が繋がれる日だ

さあ夏至だ今宵祝おう人間と妖精界が繋がれる日だ

短歌。今日は夏至。
妖精の世界の扉が、ゲートが、開くそうです。

あいにくの雨ですが
ふいに、葉っぱの木陰で雨宿りしている
妖精を目撃できるかもしれません。
(だといいなぁ・・・)