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キンとする冷気に馴染みゆく君を腕(かいな)に沁みすこのままずっと

短歌。元旦は猫の命日。
11年経った、11年も経ったのに
まだ泣いてしまうよ。
ずーっとずーっと抱きしめていたかった。
まだ、ゴメンネゴメンネと
あやまってしまう私がいる。

私が帰るのを待っていた。
私がいない間にいってしまわないでくれて
ありがとう。

私の腕で眠ってくれてありがとう。

まだこんなに悲しいのは
アキがいた証だから
思う存分悲しむよ。


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