パの意味を常に考えよ

2015年5月20日
「アロンジェはバランスできた後に、さらに体を引き上げるためにやる。
パの意味を常に考えよ。 レッスンは汗をかきに来るところではない。
意味を考え、理解せよ。 何のためにあるのか考えよ。」

アレグロは、肩甲骨で吊り下げらた人形のように

2012年2月16日

センターアレグロでの発言。
「普通の人が立っている場合、体重はかかとに乗っているが、
バレエの場合、基本の重心はアンナバンの中心、すなわち体よりも少し前方にあり
かかとはいつでも持ち上げられる状態にある。
体全体が肩甲骨の辺りで吊り下げられた人形(マリオネット)のようにイメージすることで、手足が自由に動く。
腰椎が伸びているようにいつもポジショニングせよ。」

センターアレ

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英国ロイヤル・バレエ団『眠れる森の美女』プティパ振付、チャイコフスキー音楽

チャイコフスキーが作曲し、プティパが振付をしたロシアの「三大バレエ」の一つ、『眠れる森の美女(The Sleeping Beauty)』。(あとの2つは『白鳥の湖』と『くるみ割り人形』)

英国ロイヤル・バレエ団の前身となるバレエ団が、第2次世界大戦後の初公演として1946年に公演したのがこの作品で、主演のオーロラ姫はマーゴ・フォンテインだった。(幕間の話によると、物資不足の中、舞台芸術や衣装に工

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読んでくださってありがとうございます!

「芸術が日常の一部。」

とロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務めた英国を表した吉田都氏(先週の『ニュースウオッチ9』)。「生きる事に組み込まれている」とも。そのバレエ団員には緊急事態中も給与の8割が支給されたが日本の新国立劇場バレエ団員が無給だったとは、貧しき国、日本。

力を抜くときには、スパイラルで上に捻じりあげていくように小さくまとまっていくイメージで

2012年1月31日

「すべてのパの動きは、プリエの時にねじって力をため、それをルルベや回転、ジャンプの時、力を抜いて解放するということの繰り返しで成り立つ。」

見える姿で学ぼうとすると、どうしても高く飛んでいるその時、グルグル回っているその時、ルルベで引きあがった頂点その時にギュッと力むものだと思ってしまう。

そうではなく、プリエや正確なポジションで周到な準備(力み)をしてこそ、高い技術を

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ストレッチする動きで、バランスをとっていく

2015年11月26日

「バランスをとるときに、体を緊張させて(縮むように)バランスをとるのはダメ。
ストレッチすること、バランスをとれる方向に動いていくこと。
力をゆらすのでなく、流す=力を抜く」

アラベスクでバランスをとるためには、体中どこも動かしてはならないと思い
息を止め、首はすくみ、体をこわばらせてしまう。
そういうポーズからは、緊張感しか伝わらない。

タカギバレエでよく言われたの

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バレエ鑑賞超入門 実践編(4)

(とりわけ教養主義の男性向けに)

実践編(4) 「全幕モノ」バレエ鑑賞(3)

前回はあなた(「男一匹」な教養層のオッサン。バレエをまともに見るのは初めて)が「全幕モノ」バレエを見に一人で劇場まで足を運んだ、というような想定で、「グラン・パ・ド・ドゥ」とは何か、というところまで話を進めました。

さて、今回はもうちょっと細かいところを見ていきます。
(といってもあくまで超急造な鑑賞者にも役に立ち

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バレエ鑑賞超入門 実践編(3)

(とりわけ教養主義の男性向けに)

実践編(3) 「全幕モノ」バレエ鑑賞(2)

前回はあなた(「男一匹」な教養層のオッサン。バレエをまともに見るのは初めて)が「全幕モノ」バレエを見に一人で劇場まで足を運んだ、というような想定で、話をある程度進めました。
どんなストーリーの作品なのかも既に頭に入っています。

後はとにかく見てみるのみ……ということで別にいいと言えばいいのでしょう。

ただ、バレエ

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バレエ鑑賞超入門 実践編(2)

(とりわけ教養主義の男性向けに)

実践編(2) 「全幕モノ」バレエ鑑賞(1)

前回はあなた(「男一匹」な教養層のオッサン)が、どうした風の吹きまわしか、バレエを見てみようかと思い立ったという前提で話を進めてみました。
今回はその続きです。

全幕モノのバレエとは

教養層のオッサンがもしバレエを──ビデオでなく実演で──見に行こうと思い立ったら、まずはきっと有名な演目の公演……例えば「白鳥の湖

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バレエ鑑賞超入門 実践編(1)

(とりわけ教養主義の男性向けに)

実践編(1) 序論その他

私はかつてロシア文化を学ぶ学徒に「なりそこねた」経緯がありまして、そんな関係からひところ(数年ほど前)バレエにハマったというか、改めて集中的に見た時期がありました。
そんな中でしばしば「これは市販のバレエ鑑賞入門書」とかにはあまり書かれていないことだなぁ、などと感じることがありました。
そこで、ここにはそんな私の「気づき」を書き連ねて

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