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【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦

2年に進級する前に、校長面談があるらしい。
生徒一人ひとりの目標や希望する進路などを聞いてアドバイスされたりクラス分け反映されたりするようだ。

娘はこの面談でちゃんと自分の目標や意向を伝えるために、事前にいいたいことを英訳したメモを用意していた。通訳を用意する子もいるらしい。
1年この学校に通い、いろんなダンスも勉強して、改めてクラシックが好きだということを認識した娘。
ただ、コンテンポラリーの評価が高かったので、将来、何処かのバレエ団にクラシックではとってもらえなくてもコンテでとってもらえるかもしれないという微かな野望?を抱き、コンテの力もつけたい。
小さくてもいいから、クラシックもコンテの公演もあるバレエ団に入ってプロになりたいということを伝えた。

さらに、現時点では履歴書に書けることが何もないことが不安であること、
自分のレベルもわからないからコンクールに挑戦したいと言うことを校長に伝えた。
すると、校長から、日本と同じでドイツでもあまりよくないコンクールはたくさんあるようで、どうせならローザンヌとYGPに出てみない?と打診された。

わお。
わお。

挑戦しないことにはなにも始まらないと、娘はその場でYESと返事をしたそうだ。

なんてこったい。日本の時は結局出られなかったYGPにドイツで参加するとは。
コンクールに出たことがない、自分のレベルも把握していない娘が、ただでさえ敷居の高いコンクールに、体型も先生にも恵まれし人が多いヨーロッパで挑戦することとなった。なかなかのアウェイっぷりである。

YESとは言ったが、「どうしようー。だいじょうぶかなー」とあわあわした電話がかかってきたのはいうまでもない。

果たしてだいじょぶうなのか?


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