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思うこと

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考えてみたこと、思うこと。
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2019年6月の記事一覧

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

ほんとうにすごいのは、人への熱量と愛を表現できる人

 いつもいつも、かっこつけていろいろ書いてますが、なんだかんだ言っても人に見てもらえると舞い上がるし、褒められると嫌なことのひとつやふたつ帳消しになるし、あまりに嬉しい言葉で賞賛されるとニヤニヤが止まらないくらいには、単純です。

 いや、単純なんだけど、ほんとそういうもので、そういうことを素直に喜んでだれかに還元できる自分でいたい。むしろ積極的に単純回帰したい。
 今日はそう思わせてくれるような

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今日ふと耳にして心に残った言葉。
「準備がすべて」

消費する快感

消費する快感

 依存症体質である。いやほんとそう思う。
 薬物やある種の偏執的な犯罪に手を出す人のニュースが他人事ではない。
 依存症=意志が弱いというわけではない、というのが最近の通説のようだけど、それにしたって自分は意志が弱い。

 一度始めてしまったことは意味がないと知りつつもコンプリートしないと気が済まないところがあって、そういえばnote毎日更新も、いざやめようとしてもやめられない、みたいなところがあ

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回遊魚

回遊魚

 むかし、カツオだかマグロだか、そんな魚に喩えられたことがあったことを、そういえば急に思い出した。
 泳ぎ続けていなければ死んでしまう魚の話だ。

 それはもうずいぶん昔のことのような気がする。私は立ち止まったら死ぬ、ほんとうにそう思っていた。それは、頼る人も帰る場所もなくて、どんなにブラックでも当時の仕事にしがみついていないと生き延びていけないという経済的な逃げ場のなさのことでもあったし、また同

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弟と話していたのは

 実は、娘ちゃんのことでも互いの近況報告でもなく、もっと厄介な事案についてだった。

 欲が絡むと、人ってこんなに変わるのね。いや変わるわけじゃない。最初からそういう人なんだろうけど、繕うことをやめるよね、って驚いている。
 姉弟で、やっかいな家庭のいざこざに巻き込まれている。

「なんでこう、マトモに話もできない人ばかりなのかね、あの家は」
「ほんまになあ」
 なんだか、呆れて笑いあってしまう。

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弟

 弟は血をわけた人間の中でもっとも信頼のおけるやつだ。

 信頼、というと違うのかもしれない。もっと言語化しがたい、自分と近しい存在としての信。性格も性質もちがうのに、なぜだか一番似ている気がする。魂の質感みたいなものが似ている。理屈抜きにそんな感じがする。

 兄弟姉妹とよばれる関係性が、必ずしもそのような通じ方をしているわけではないだろうし、どちらかというと、(まわりを見るに)めずらしいくらい

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所信表明 〜私にとって、noteとはこういう場所〜

所信表明 〜私にとって、noteとはこういう場所〜

 noteをはじめて約三ヶ月、そして先日、連続更新30日をとりあえず達成することが出来ました。
 ありがとうございます!

 ここまでいろいろ試しつつ模索して、とりわけ「続けること」の大変さがnoteの場合は本当になくて、そこにはやさりnoteというプラットフォームの間口の広さや自由さ、やわらかさ、それでいてモチベーションにつながるような楽しみもあっての事だと思います。
 つまり、この節目でまず感

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だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

だいたいのことは、良いようにも悪いようにも取れる

 あっうん偉そうだね。意識高そうだね綺麗事っぽいね!!!
 自分でも字面を見てそう思った。
 しかし、ときにはそんなありきたりな、ありふれた、使い古された、あざといことを再確認してしまったりするものなのだ。
 仕方ない。世界は普遍で出来ている。
(関係ないけど、「ありきたり」が「在り来り」と変換されるのを見て始めて「これ古文だったのか」と気づいた)

 そして、せめてうまい例えを出そうと考えてまた

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AIと人間のはなし

AIと人間のはなし

「AIが人間に取って代わることはあると思う?」
「ないと思う、なぜなら、私はAIとは結婚できないもの」
 昨日とあるニュース番組を見ながら、おうちの人に訊かれた時、咄嗟にそう答えたのにはちゃんと根拠がある。
「えー、そういう話?」
 おうちの人、心なしかつまらなさそうな反応である。そういや、「ショートサーキット」とか大好きだもんな。ロボットが感情を持って人と交流するハートフルな映画。うんうん。私も

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