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【手取り24万】SIerに入社。客先にいると自社社員以外の人とのほうが仲良くなれる不思議【4社目】

どうも、しんのすけです。読んで頂きありがとうございます。ゆっくりしていって下さい。
前職のSES企業からSIer企業に転職しました。
給与が多少残業すれば、額面では30万についに届きそう・・と淡い期待を入社時に考えておりましたが、のちに地獄の門を開けることとなります。
先に仕事の内容から書いていきたいと思います。
①1ヶ月の研修:プログラミング中心に同月入社の同期との座学。
②本配属。1年ほど自社で、医療関連のアプリケーション開発案件に参画。
③金融系システム刷新案件で客先に常駐。

①この研修ではじめて手を動かしてプログラミングを経験しました。そして、同時期に入社した方たちと研修を受けました。
転職を繰り返すと、同期がいるという感覚がないため、たまたま大量に採用していたおかげで、研修期間は同期と呼べる人たちと飲みに行ったりしたことは何か新鮮さと嬉しさがありました。皆さん年齢も近く非常に良い方たちで今でも感謝です。(しみじみ)

②配属先では自社でしばらく開発工程を経験しました。自社で自分のデスクがあることも何か不思議な気持ちでありました。
はじめてのプログラミング経験もしましたが、当時は正直
「何がわからないのかわからない。手が動かない。」この一言。
当時の上司はセンスの塊で非常に優秀な方で、この悩みを相談したところ、
「こういうところでつまずいたことがないから、どう教えたらいいか、わからない」と言われたことがありました。
薄々私自身も、ああワイはプログラミングは向いてないのかもしれない、と思いました。ただ、上司に不満があるわけでもなく、自分自身が不甲斐ないと思うこともなく、手を動かし続ければ、時間経過とともに楽しくなる予感がしていたのも事実です。
実際そこから数年経過した今、業界から足を洗いましたが、日曜大工プログラマーで趣味として作りたいものを作っています。なので、JavaScriptやPythonを触って少しは書けるようになったかもしれません。何事も可能な限り継続して手を動かすことが大切ですね。
そんなこんなで1年ほど経過し、いよいよ開発が大詰めとなり、システムテストや受け入れテストで客先と行ったり来たりした時に、クライアント側のメンバーに今いる業界を知るきっかけになった医療系メーカーの方と出会いました。それはまたの機会に書きたいと思います。

そして、システムリリースする頃に、徐々に人が散り散りに減っていく中、私も上司に呼ばれました。客先で金融系の基幹系インフラの刷新案件に行ってくれと言われ、3つ目の案件へ。

③要件定義から始まりここもリリース前までいました。久々の客先となり、在籍年数が一番長いプロジェクトで規模も一番大きかったです。
そして、社会人生活で一番稼動が高かったのがこの期間でした。病まずにやれたのは、全て周りの人間のおかげです。
同じ現場では、ずっとその案件に参画していた人が上司となり、最後までソリが合わなかった。
相性は悪かったが、ドキュメントの書き方、プロジェクトの進め方など汎用的なことを徹底的に叩き込まれました。
ふとした瞬間そうしたナレッジが今でも役に立つのでこれも感謝です。

一方で、プロジェクト自体のリーダーは別におり、フリーランスのおじさんの下についた。最初は、私の進捗報告の仕方が回りくどく怒られたこともありましたが、色々気にかけてもらっており、徐々に仲良くなり、お互いこの現場から離れた後も家に呼んでもらったこともありました。

この方が諸事情でプロジェクトを先に卒業し、私がリーダーに上がる時、喫煙所で何かのきっかけでこんなことを言われました。
「サラリーマンをやっていた時に、あまりにも技術者を軽視し、人間として扱わないことが多い会社・業界だから、せめて腕一本で、雇用契約ベースじゃない働き方をしたいと思い、フリーでやってる。」
なぜか今でも覚えている言葉です。おそらくずっと心の中で生きている言葉です。

プロジェクトも大詰めになり、自分の配下にも何人か部下を抱え、他のチームや後続のプロジェクト、コンサルなどステークホルダーも膨大な人数です。
自分自身が年上のおっさんたちをマネージメントする経験は貴重でした。
約3年ほどプロジェクトにいましたが、いよいよリリース前のテストも無事終わったあたりで、以下のように思うようになり、この業界を辞めようと思い、退職しました。

SIerにいて管理の経験、案件の規模に応じて自分の価値観や尊敬すべき人たちとの出会いもあり、学ぶべきことも多い。しかし、自分が知りたい技術的なスキルを取得する量以上に稼動時間が膨大であり、枯れた技術のお守りをすることで、こんなんで良いのかなと思いはじめる。

これ以上長くなると申し訳ないので、かなり端折ったので、かなりボヤっとした文になりすいません。
次は、4社目からさらに異業界5社目へ転職のこと、5社目の仕事内容について書きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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