『Vol.23』 外資系コンサル VS 日系コンサル 時給比較調査 2024年4月時点
今回は、外資系コンサルと日系コンサルの時給比較調査です。
とにかく就活生から人気の高いコンサル業界ですが、
外資系であれば、「戦略系」「BIG4」「総合系」の3つに加えて、さらには「FAS」「監査法人」に分類されます。一方で、日系であれば、「戦略系」「総合系」「シンクタンク」「FAS」に大分類され、さらには「独立系」に分類されます。
一方で、激務、ノルマが厳しい、長く続かない、、そんな不安を抱える人も多いかと思います。実際に、給与水準が高くても内訳が時間外労働であれば、魅力的ではないですからね、、
さらには、企業によっては残業代が出ません。「裁量労働制をとっているから」、「年俸制だから」等の理由で、長時間労働してもパフォーマンスに応じて給与が支払われます。であれば効率重視で働くこともいいかもしれません。今回はそんな疑問から調査をしてみたいと思います。
ちなみに”外資系コンサル VS 日系コンサル 年収ランキング”はこちら
こちらのランキングはあくまで口コミサイト等を参考に独自調査したものになるのであくまで気休め程度に参照ください。
尚、計算方法は以下の通りです。
条件:
-実働20日と仮定
-コアタイム8h(9-18休憩1hを想定)
平均年収÷12ヶ月÷20日÷稼働時間(8h+1日あたりの残業時間)
ちなみに”外資系IT VS 日系IT 時給比較調査”はこちら
外資系コンサル時給ランキング 第20位〜第11位
第20位:EY新日本有限責任監査法人|推定時給3,315円
第20位は、4大会計事務所のEY Japanに属する、いわゆる「4大監査法人」の一つEY新日本有限責任監査法人がランクインしました。平均年収は、「4大監査法人」の中でも最下位となりました。
第19位:有限責任監査法人トーマツ|推定時給3,377円
第19位は、デロイト トーマツ グループでの大手監査法人である有限責任監査法人トーマツがランクインしました。
第18位:PwC Japan有限責任監査法人|推定時給3,404円
第18位は、PwC Japanの大手監査法人であるPwC Japan有限責任監査法人がランクインしました。
第17位:アバナード|推定時給3,584円
第17位は、アクセンチュアグループに属するアバナードがランクインしました。マイクロソフトのソリューションを活かした企業のDX化などを強みとしています。
第16位:デロイト・トーマツ・コンサルティング|推定時給3,609円
第16位は、BIG4からデロイト・トーマツ・コンサルティングがランクインしました。平均年収はBIG4では2番手の950万円でした。残業時間はBIG4で最も長い結果となりました。
第15位:EYストラテジー・アンド・コンサルティング|推定時給3,682円
第15位は、BIG4からEYストラテジー・アンド・コンサルティングがランクインしました。平均年収はBIG4の中では4番手の902万円です。
第14位:Arthur D. Little|推定時給3,706円
第14位は、「世界初の経営コンサルティングファーム」として設立されたことで有名なArthur D. Littleです。平均年収は1,199万円と高年収ですが、残業時間は、全体の中でも頭一つ抜きん出る結果となりました。戦略系は忙しいイメージですが、他の戦略と比較しても桁が違います。
第13位:日本IBM|推定時給3,722円
第13位は、総合系から日本IBMがランクインしました。前回の"外資系IT年収ランキング"に登場した日本IBMはあくまで営業を想定した年収になっています。勘違いしてほしくないのが、IBMは総合系(IT系)というだけで、中には戦略系コンサルタントも在籍しています。おそらく戦略系コンサルタントは一般のITコンサルタントよりも給与水準は高いのではないかと予想します。またITコンサルとSIerの違いについては、別記事で解説したいと思います。
第12位:有限責任あずさ監査法人|推定時給3,802円
第12位はKPMGジャパンの大手監査法人である有限責任あずさ監査法人がランクインしました。大手監査法人の中では、最も残業時間が短い結果となりました。
第11位:KPMGコンサルティング|推定時給3,843円
第11位は、BIG4でお馴染みのKPMGがランクインしました。残業時間はBIG4の中では、最も少ない結果となりました。
日系コンサル時給ランキング 第20位〜第11位
第20位:リブコンサルティング|推定時給2,547円
第20位は、リブコンサルティングがランクインしました。DXを活用した多岐にわたる分野のコンサルティングサービスを提供しています。
第19位:タナベコンサルティンググループ|推定時給2,714円
第19位はタナベコンサルティンググループがランクインしました。日本の経営コンサルティングのパイオニアとして知られており、1957年設立以来、あらゆる業種の大企業から中堅企業に対して、戦略策定から現場オペレーションの実装までを一気通貫で支援。全国10地域でファーム(事業所)を展開しています。
第18位:富士通総研|推定時給2,784円
第18位は富士通総研がランクインしました。富士通総研はメーカー初のシンクタンク系コンサルティングファームです。1986年の創業以来、コンサルティング、研究開発、経済研究所を設置し、クライアントの成長と社会にサービスを提供しています。
第17位:みずほリサーチ&テクノロジーズ|推定時給3,384円
第17位はみずほリサーチ&テクノロジーズがランクインしました。みずほリサーチ&テクノロジーズは「コンサルティング」「IT」「リサーチ」の掛け合わせによりソリューションを提供しているシンクタンク系コンサルティングファームです。2021年にみずほ情報総研、みずほ総合研究所、みずほトラストシステムズの統合により発足しました。
第16位:三菱総合研究所|推定時給3,470円
第16位は三菱総合研究所がランクインしました。三菱総合研究所(MRI)は企業経営、社会インフラ整備、教育、医療・福祉、環境、資源、安全防災、先端科学技術、ITなどの総合的なコンサルティング・ICTソリューションを提供するシンクタンク系コンサルティングファームです。研究に基づく構想や方法論の提言など、シンクタンクならではのリサーチ力が特徴です。
第15位:アビームコンサルティング|推定時給3,472円
第15位はアビームコンサルティングがランクインしました。アビームコンサルティングは内資のBPRからグローバル展開を強みとするコンサルティングファームです。アジアNo1のグローバルコンサルティングファームを目指しています。
第14位:日立コンサルティング|推定時給3,547円
第14位は、日立コンサルティングです。日立製作所100%出資のコンサルティング会社になります。 日立グループのテクノロジー及び、ソリューションを提供しています。
第13位:NTTデータ経営研究所|推定時給3,554円
第13位は、NTTデータ経営研究所でした。
NTTデータを母体とする大手シンクタンクです。。SI業務はNTTデータで行っており、同社では戦略立案、新規事業戦略、IT戦略など上流コンサルティング特化しています。NTTデータの営業力を利用して仕事を受注できるので、ビジネス基盤も安定しています。
第12位:シグマクシス|推定時給3,564円
第12位はシグマクシスがランクインしました。シグマクシスは、「マネジメント・トランスフォーメーション(MX)」「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」「サービス・トランスフォーメーション(SX)」の3つの変革を支援する国内コンサルティングファームです。
第11位:イグニション・ポイント|推定時給3,575円
第11位はイグニション・ポイントがランクインしました。企業改革に向けたコンサルティング、新規事業の創発支援、スタートアップ企業への投資事業を展開しています。
外資系 / 日系コンサル時給ランキング 第10位〜第6位
ここまで外資系コンサルと日系コンサルそれぞれ11位までを見てきましたが、外資系コンサルの方がやや時給が高い傾向があることがわかりました。果たして、ランキングの後半はどうなるのでしょうか??
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?