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『Vol.35』 外資系IT 年収ランキング  2024年8月時点 営業編

割引あり

今回は、外資系ITの年収ランキングの比較です。
外資系と言えば、圧倒的な給与水準が魅力です。実際に就活生の中には、GAFAをはじめとした外資系を目指している方は多いのではないでしょうか。
私も日系のITから外資系のITに転職した際に、年収は2倍に増えました。本当に外資系ITは稼げるのか??今回はそんな疑問から調査をしてみたいと思います。

ちなみに”日系IT 年収ランキング”はこちら

一般的にはIT企業の場合、職種は大きく営業職とエンジニア職に分かれます。今回は営業職の平気年収を口コミサイトを元に作成しました。特に営業職の場合は、実績に応じてインセンティブが変動するので、企業によっては青天井の場合もあります。こちらのランキングはあくまで口コミサイト等を参考に独自調査したものになるのであくまで気休め程度に参照ください。


(外資系IT年収ランキング 営業編)

外資系IT年収ランキング 第38位〜第21位

第38位:Trend Micro|推定平均年収808万円
第38位にランクインしたのはトレンドマイクロです。サイバーセキュリティの世界最大手です。PCやサーバー向けのウイルスバスターシリーズなどは、皆さんもお馴染みではないでしょうか。

第37位:Equinix|推定平均年収833万円
第37位にランクインしたのはEquinixです。マルチテナントのデータセンター世界最大規模のマルチテナントのデータセンターおよびコロケーションプロバイダーです。

第37位:Accenture|推定平均年収882万円
第37位にランクインしたのはAccentureです。ITコンサル事業の業績がとても堅調で、採用人数も近年増加しています。そんなAccentureですが、昨今は営業職としての採用も増えており、外資系SIerのような位置付けになってきました。Accentureのコンサル給与事情は下記をご参照ください。

第35位:Kyndryl|推定平均年収887万円
第35位にランクインしたのは、Kyndrylです。2021年にIBMから分社化してITインフラのサービス提供をしています。分社化したことによって、IBMサービスに捉われない、マルチベンダーのサービス提供をしています。

第34位:Opentext|推定平均年収887万円
第34位にランクインしたのは、Opentextです。Opentextは、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携、様々な企業データの保護やサイバーセキュリティなどのソリューションを提供しています。

第33位:Hewlett Packard|推定平均年収927万円
第33位は、PCでお馴染みの日本HPでした。PCやサーバーをはじめとして、Arubaと呼ばれるNW製品を提供しています。日本HPといえば、オフィスが超綺麗なことで有名ですね。

第32位:Deloite|推定平均年収930万円
第32位にランクインしたのは、Deloiteです。こちらもAccenture同様にITコンサルの分野に投資をしており、採用枠の拡大を図っていますが、近年は営業職の採用も増えています。Deloiteのコンサル給与事情は下記をご参照ください。

第31位:Dell|推定平均年収936万円
第31位は、パソコン・タブレットから、サーバ、ストレージ、ネットワークといったIT環境のインフラに至るまで様々なITソリューションを提供しているDellがランクインしました。メーカーとしては珍しく、代理店販売ではなく直販をしています。故に手頃な価格で企業に対してPCやサーバーを提供できるといった強みがありますが、ここ最近は、クラウド利用の増加に伴い、サーバー部門は斜陽気味です。

第30位:NortonLifeLock|推定平均年収983万円
第30位にランクインしたのは、NortonLifeLockです。コンシューマー向けのウイルス対策ソフトで有名です。

第29位:McAfee|推定平均年収993万円
第29位にランクインしたのは、McAfeeです。ウイルス対策ソフト、VPNサービスをはじめとした、セキュリティソフトで有名です。

第20位:IBM|推定平均年収1,066万円
第20位にランクインしたのは、IBMでした。IBMはITコンサルとして有名ですが、今回のランキングは営業編になります。IBMのコンサル給与事情は下記をご参照ください。

第27位:Oracle|推定平均年収1,095万円
第27位は、Oracle Databaseでお馴染みのOracleでした。最近はクラウド分野に力を入れており、大量採用している印象がとても強いです。SAP同様に営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があり、SAP程ではないですが、やはり営業の方が給与水準は高いです。

第26位:Dassault Systemes|推定平均年収1,134万円
第26位にランクインしたのは、Dassault Systemesでした。製造業や建設・都市開発などで注目されている「デジタルツイン」で業界をリードしているフランスのソフトウェアベンダーです。

第25位:Lenovo|推定平均年収1,195万円
第25位にランクインしたのは、ThinkPadをはじめとするブランドのPC製品の開発、販売を提供する香港に本社を持つ中国メーカーです。

第24位:Apple|推定平均年収1,201万円
第24位にランクインしたのは、Appleでした。ここでGAFAの一角が登場です。GAFAの特徴で、営業の平均年収よりもエンジニアや開発系の職種の年収が高い傾向にあり、エンジニアの平均年収はぶっちぎりの3,102万円という結果になりました。

第23位:SAP|推定平均年収1,245万円
第23位にランクインしたのは、ERPでお馴染みのSAPでした。
ERPソフトを扱うことから他の外資とは違って、営業職、エンジニア職とは別にコンサルタント職があります。営業は個々の達成率に応じて、インセンティブが大きく跳ねるので平均年収1,245万円と稼げる印象があります。一方で、コンサルタント職は平均年収1,083万円と営業と比べるとやや見劣りします。個人的には、売れている営業はもっと稼いでいる気がします。。

第22位:Salesforce|推定平均年収1,261万円
第22位は、SFAやCRMの覇者、Salesforceでした。会社名の通り、とにかく全国から選りすぐりの営業戦士がこの会社に集まっている印象です。また、面接では自身のアピール動画を提出したりととにかく営業に熱い会社なイメージです。営業の平均年収も高く、実力があれば青天井なことが魅力です。

第21位:Akamai|推定平均年収1,346万円
第21位は、Web全体のトラフィックの15%から30%の配信の信頼性を高めるサービスを展開している世界最強のCDNでもあるAkamaiがランクインしました。日本ではあまり知られていないですが、インターネット業界では、グーグルやFacebookやAmazon並に大きな存在でもあります。


外資系IT年収ランキング 第20位〜第1位

ここまで外資系ITの38位〜21位までを見てきましたが、やはり外資系ITは軒並み給与水準が高く、後半になるにつれて平均年収は1000万円を軽く超えています。果たして、ランキングの後半はどうなるのでしょうか??
GoogleやMicrosoftなどはどれくらい給与をもらっているのでしょうか。

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