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【楽曲感想文】安全地帯「恋の予感」

こんばんは!
誰かを待っても、どんなに待っても、あなたは今夜も・・・小栗義樹です!

本日は楽曲感想文を書かせて頂きます!
好きな音楽を題材に、感想文を書くというあれです。

本日の題材はコチラ
安全地帯「恋の予感」
です。

玉置浩二という天才を世の中に知らしめたロックバンドという印象をお持ちの方が多いかもしれませんが、楽器隊の演奏能力も異常に高いです。

玉置浩が作る旋律を最大化させ、強固なイメージを作り上げる事ができる点で言えば、ソロよりも安全地帯というバンドの方がレベルが高いと個人的に思っています。

恋の予感は4枚目のシングルで、井上陽水さんと合作して安全地帯が歌った曲としては最後の曲になります。

この曲を最初に聴いたのは、確か中学3年生の頃だったのですが、初めて「非の打ち所がない曲だ」と思ったのを覚えています。

ロックとしても、歌謡曲としても成立している音楽で、歌う人を選ばない(もちろんうまいに越したことはないけれど)メロディーを持っているなと思います。

作詞は井上陽水さんなのですが、距離感がたまらないです。恋愛がテーマだったとして、この男女の距離感は、誰でも一度は経験しているのではないかと思います。しかもこの曲、ある1人の女性を紹介するというテーマで聴いても、実に普遍的で理想的な女性像を描いているように思えて、名残惜しさとほっとけない感じが両立しているのが、とんでもない色気を放っているようにも感じます。

失恋と恋愛を同時に感じられるのも素敵ですよね。最近、そんな大きな振れ幅を持った音楽を聞くことがありません。恋愛なら恋愛だし、失恋なら失恋です。0か10ではなく、5とか6で10楽しませてくれる音楽、それが「恋の予感」という曲なのではないかなと思います。

際立った特徴があるわけじゃないのに、全て聞き終わると「良い曲だった」という印象だけが残る。これはなかなか体験できることではなくて、色々な条件が重なった、ほぼ奇跡と呼べる代物だと思います。

色々と言葉で書きましたが、恋の予感は一回聞いてみてほしいです。絶対損はしないです。というか、安全地帯の曲にハズレはありません。世の中にはたまにいるんです。人の琴線を掴んで離さない作曲家というのが。玉置浩二がまさにそれです。

恋の予感は、Youtubeで簡単に聞けます。ぜひ一度、アクセスしてみてほしいです。

というわけで、本日はこの辺で失礼致します。
また明日の記事でお会いしましょう。
さようなら〜

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