マガジンのカバー画像

ダイエット基礎知識

40
ダイエットの基礎として、体重ではなくて見た目を気にすることこれが一番重要! ダイエットする場合に必要なのは運動、トレーニング、筋力がつくということはどういうことか基礎代謝があがり…
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

体脂肪が消費される仕組み

体脂肪が消費される仕組み

食事で摂取された脂肪は、小腸で吸収されて血中に入ったあとに、必要に応じて酵素の働きで中性脂肪として脂肪細胞に貯蔵される。その中性脂肪は必要に応じて再び酵素により遊離脂肪酸とグリセロールに分解され血中に流され、体内各所の細胞でエネルギーとして利用される。

体内のエネルギー消費方法は、酵素を必要としない無酸素系システムと、酵素を必要とする有酸素システムに大きく分かれていますが、遊離脂肪酸をエネルギー

もっとみる
1水分と肥満の関係           2体脂肪の役割と種類

1水分と肥満の関係           2体脂肪の役割と種類



 水分は人間の体の役70%を占めている                   摂取しなければ命の危機をもたらしますからなくてはならないものですが、水はカロリーゼロなので、体脂肪の増加には影響を与えません

ただ、食生活の中で濃い味付けによって塩分過多になったり、ナトリウムとのバランスを保つカリウムが不足すると、体内に過剰な水分を保持してしまうことがあります。これがむくみにより、体重やサイズが増

もっとみる
『肥満の定義』

『肥満の定義』

肥満とは『体重過多状態』を指すのではなく、正しくは『体を構成する成分のうち脂肪組織の占める割合が異常に増加した状態』のこと。

筋肉組織は脂肪組織よりも比重が高いので、筋肉が多いと体重が増えますが、体脂脂肪率は逆に低くなります。したがって、体重が多くても体脂肪が少なければ肥満とは言わない。

ブローカー

日本では以前、標準体重を求める時、ブローカー式桂変法として     (身長−100)×0.9

もっとみる
ダイエットという概念の歴史!

ダイエットという概念の歴史!

日本の平安時代の文学に『ふくよかで顔がしたぶくれ』の女性が美人だと考えられていたことがわかる記述がみられた。日本では近代まで、骨盤がしっかりしていてふくよかな女性が「理想的なよい嫁のスタイル」されていた。「女性は働き、たくさん子供を産み育てるのが理想」という美的観点からとも言われている。

西洋でも、ヨーロッパのルネサンス時代の裸嫁画を見ると、現代では肥満の域に入る女性が『美女』として描かれている

もっとみる
ファッションがダイエットの新分野を作った

ファッションがダイエットの新分野を作った

まずダイエットという概念は、望まずに体重が増えてしまった状況への対策あるいは予防である。すなわち「食に困らない」という状況が前提としてある。

ダイエットの目的が、若い時は美しい容姿や体に見られたいという美的観点が主なのに対し、歳を重ねると肥満が引き起こす数々の病、機能障害に対する対策や予防が加わる。

ダイエットは現代人の人生のほぼ全てのフェーズに関わるものである。

例でいうと「流行りのファッ

もっとみる
ダイエットの本当の意味

ダイエットの本当の意味

現在、日本ではダイエットという言葉が日常のように使われています。日本でいうダイエットの意味は「体重を減らすこと。それを目的とする行動、考え方」を表します。

しかしdiet英和辞典で調べると、1 日常の食事

2食事療法、規定の食事、食事制限

3国会、議会

とされている日本でいう『痩せる』体重を減らすという意味はありません。

いわゆるダイエットは2の食事療法、規定の食事、食事制限の結果的部分

もっとみる