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ずっと言葉と遊んでいたいから

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ことのは幼児教室・作文教室の指導者、家庭学習アドバイザーtomoによる私的な記事です。文章を綴ることや日々、私が想い考えていることを中心に書いています。
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記事一覧

「言葉を取り込む」と言った娘

「言葉を取り込む」と言った娘

某月某日、(大好きな某作家さんの真似をしてみました)車での移動中に娘と私は語彙力についての話をしていた。*運転は夫。娘は「お母さんはどうやって言葉の力を増やしたの?」と尋ねていきたのがこの会話の始まりだった。私はこれまでのnote記事から分かると思うが、言葉に興味があり、言葉集めが大好き。言葉の力を信じ、そして愛する者の一人である。私のようなタイプはnoteを書いている方には多いのでは?と思う。さ

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「師匠、いかがお過ごしですか?」

「師匠、いかがお過ごしですか?」

今日は私の師匠、と言っても心の中で私が勝手に師匠と呼んでいる存在についてお話したいと思う。私は小学校3年生頃から中学卒業までの期間、近所の個人塾に通っていた。そこの指導者である女性が私の心の師匠である。そこは個人塾と言っても看板もない個人宅の一室を開放した教室だった。姉が通っていた関係で私は知り合い枠という感じで通うことになったが、他の生徒達も大体、同じような経緯で通うことになったようだった。塾の

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「note祝50本 家庭学習アドバイザーとしての第一歩」

「note祝50本 家庭学習アドバイザーとしての第一歩」

今日の記事は私が昨年末にnoteを始めてから記念すべき50本目の記事となる。始める前に「とりあえず100本の記事を書いてみる!」と自分の中での目標を決めていたのでようやく目標の半分まできたというだ。これまでに書いた記事は「小学校受験」「幼児教育」「家庭学習」などが主なテーマであり、これらは全て私が自身で学んできたことや子ども達との関わりの中で考えてきたことの集大成とも言える。集大成といっても私はま

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いつも心にユーモアを~娘に伝えたいこと~2021~

いつも心にユーモアを~娘に伝えたいこと~2021~

初めて娘をこの手に抱いた時のことを今でもはっきりと覚えている。いや、忘れるはずがない。その身体は事前に育児雑誌で見ていた赤ちゃんとは比べ物にならない程、小さくか細い姿だった。抱きしめているこの手を離してしまったら、一瞬でどこかへ消えていってしまう、そんな気がして私はその壊れてしまいそうな程に繊細な命をぎゅっと抱きしめていた。初めての出産、そしてこれから始る育児という大仕事を目の前に決して明るい気持

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「自分が何かを感じた所がパワースポット」

福岡市の「小笹」という地域、私はそこで生活し小さな教室を開講している。「小笹」この字を見てどう読むのか?と思う人は少なくないだろう。私自身、はじめてこの文字を見た時には「こざさ」と読んだし、特に他県に住む友人からは「何て読むの?」と聞かれることがしばしばある。福岡にゆかりがある人ならば既にお分かりだと思うが、これは「おざさ」と読む。  私達家族がこの地に越してきたのは今から4年ほど前になる。引越早

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「大人にだって叶えたい夢がある」

「大人にだって叶えたい夢がある」

ある日のおやつタイムの時のことだ。娘は好物のグレープフルーツを口に運びながら「ふみちゃん、将来はお医者さんになりたいんだって」「それから、せいちゃんはコックさんになりたいみたい。お家がレストランしているから跡を継ぎたいとか言ってたよ」とつぶやいた。これは私に言っているのか?まぁ、同じテーブルを囲んで一緒におやつをタイムをしているのだから私に話しているのだろう。私は娘の口に次々と運び込まれるピンク色

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「noteをはじめて1ヶ月が経ちました」2022年9月・加筆編

「noteをはじめて1ヶ月が経ちました」2022年9月・加筆編

私が福岡市の自宅で開講している「ことのは幼児教室」の指導者という立場でnoteを始めたのは、2020年があと少しで終わろうとしている12月29日のことである。これまで1ヶ月間に約30本程の記事を書いてきた。今日はいつもの記事とは違い、私のこと、文章を書くことについて記事を書くことにする。(いつもと文体が違うのもそのためですが、筆者は同じ人物です)

私は物心付いた頃から、文章を書くことが好きで、自

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