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「noteをはじめて1ヶ月が経ちました」2022年9月・加筆編

私が福岡市の自宅で開講している「ことのは幼児教室」の指導者という立場でnoteを始めたのは、2020年があと少しで終わろうとしている12月29日のことである。これまで1ヶ月間に約30本程の記事を書いてきた。今日はいつもの記事とは違い、私のこと、文章を書くことについて記事を書くことにする。(いつもと文体が違うのもそのためですが、筆者は同じ人物です)

私は物心付いた頃から、文章を書くことが好きで、自分でもはっきりとそのことを自覚していた。一番最初に物語を書いたのは幼稚園の頃で、確かクリスマスの夜をテーマにしたものだったが、残念ながらその内容ははっきりとは覚えていない。ただ、ただ、物語を自分で書き上げたことが嬉しくて、母に「見て、見て」と何度も読んでもらった記憶がある。その後、小学校入学以降は毎年作文コンクールや市の文集に掲載されるなど、家にはたくさんの賞状が並んだ。このような状況に、「将来は作家になれるかもね」なんて周りにおだてられた私は、すっかり天狗になり、「作家かぁ。ずっと文を書いて生きていきたいなぁ」なんて、呑気に考えていたものだ。そして、クラブ活動が始る4年生になると迷わず「小説クラブ」に入ることを決めた。小説クラブは人気がなかったのか、4~6年生全部で10名程度しか居なかったと思う。クラブの時間では自由に小説を書き、担当の先生に見てもらう。そして、学期の最後には文集にまとめられた皆の小説が配布された。当時、私は「雪うさぎ」という今、思えばどうしてこんなネーミングを?と思うようなペンネームを使って小説を書いていた。しかし、クラブで最初の小説を何とか書き上げる頃には「私には小説を書く才能がない」と悟ってしまうこととなる。自分で読んでもつまらない小説だった。そして、翌年以降は友達と1番人気の「お料理クラブ」に入り活動することとなった。その後の中学、高校でも作文や小論文は得意であったし、賞もいくつか貰った。大学生になる頃には、エッセイコンテストや雑誌の掲載に応募しては、目当ての賞(時計や商品券など)を手に入れていたものだ。そんな様子を見ていた姉が、「文を書くのが好きなら編集者に向いているんじゃない」と薦めてきたことがあったが、何故か私の中で「それは何か違う」そんな不確かな思いがあり、結局、文を書くこととは無縁の進路を歩むことになった。この根底には小学4年の時に感じた「私には小説を書く才能がない」その思いが影響していたのだと思う。しかし、小説、物語は書けなくても私は今尚、文章を書くことが大好きだ。こうして、自分の中にある言葉を広い集め、それらを繋げていく、この文章を書くという作業はまるでパズルをしているかのようにわくわくする。文字を綴る時、「これは私の言葉なんだ」そう感じる。私はここに居る、そして、確かに生きていると感じることが出来る瞬間が何度も生まれる。

noteとの出会いは私の日常を大きく変えた。noteには以前から興味があったが、なかなかその一歩を踏み出せずに居た。そんな私を後押ししてくれた人が居る。その人は作家で、パリに住んでいる。当然、私とは面識がない人だ。でも、私はその人が書く毎日の日記に、その文に多くの励ましを受けた。「私の中にも届けたい想い、言葉がある」とはっきり自覚をさせてくれたその人にはこの場を借りて心からありがとうと伝えたい。言葉には力がある、そこには魂が込められているのだ。私にはまだまだ伝えたいこと、書きたい想いがたくさんある。幸せなことにこの1ヶ月、noteを書いてみて、記事のネタに困ったことは一度もない。この先、ネタに悩む日が来るかもしれないが、とりあえず、今は100本の記事を目標に毎日、言葉を綴っていきたいと思っている。

私が遠くのあの人の言葉に文に励まされたように、私の言葉が誰かの心を少しでも軽くしたり、温めることが出来たらとても嬉しい。今日もまた私はこうして、言葉を繋ぐ。文を書く。想いよ届け、そう魂を込めながら。

2022年9月14日加筆。

私の後押しをしてくれた人。それは辻仁成さんです。当時はお名前を出すのが恥ずかしく、そして、出してもいいのかなぁと戸惑いもあったので、あえてボカシて記述しました。(バレバレだったかな?)でも、こうして今も楽しんでnoteを続けている!この事実が、辻さんのお名前を出してもいいかなぁと気持ちの変化を促しました。

あと、これは今年40歳になり…私が図々しくなったことも一因だと自覚しています。『好きなものは好きって言おう!!』そんな風に思えるようになったのです。まぁ、要は厚かましさが増したということです。恥じらいは捨てきらずに生きたいと思っております。(本当です)

そして、最初の記事を書いた時から、今も変わらず、私は辻さんの綴るあたたかな言葉にたくさんの元気をもらっています。感謝しかありません・涙。ご本人、関係者の方の目に届くことはおそらく無いとは分かっていますが…この場を借りて、伝えます。『ずっと、今も、いつも、本当にありがとうございます♡』


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