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精神科に入院していること
私は今月6日から精神病棟に入院している。
入院を決めたのは、日常に蔓延する 死にたさ をどうにかしたいと思ったからだ。
最初の1週間、同棲している彼氏と会えない事や、
慣れない入院生活のせいで毎日号泣していた。
しかし、入院してから2週間、
死にたい気持ち 希死念慮が全く無くなっていた。
毎日生き生きとしていられる。
正直、退院の日が待ち遠しいが、
入院して良かった と思っている。
なかなか暮れない夏の夕暮れ
登場人物と、稔の読んでいる小説の内容を挟みながら進んでゆく物語。
まるで本の中に本があるみたい。
現実世界は無機質に淡々と過ぎてゆく日々、
小説の中の小説の内容やオチが気になって仕方なかった。
そうだな、私の日常も淡々と過ぎて行き、
周りの人々もそれぞれの暮らしを生きているのだ。
ああ、普通なんてくそくらえだ。
あの子が好きだった。
あの子はとても可愛かった
身長はそんなに高くない
制服の青いチェックなスカートから見える足首からふくらはぎにかけては、すらっと真っ直ぐに伸びていて、真っ白だ。
なんだか心配になってしまいそうなくらい。
そんなすらっとして身体付きに反して、
その顔はもっちりしていた。
ほっぺたは、ふっくらと笑う。
あの子の目が好きだ。
まつ毛は儚く下を向いていて、
私はなかなか目を合わせられなかっ