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あの子が幸せならいいなあ


あの子が幸せならいいなあ


弱虫なあの子が。


いつでも、すぐに飛んでいってしまいそう


私は分からなかった


君と遊んで居たいだけ

君と、居たいだけ


そんな単純な欲は、あの子を傷つけてしまったのかもしれない。


私は、大好きな散歩をあの子ともした。


パピコは、すきな人と分け合うものだ。


私にとっての すき には

色んな意味がある。


そんな すき で、傷付けたのかもしれない。


好きでもないパンケーキはやっぱり甘すぎて、


美味しかった。

 

 

今何してるだろうな。


あの子の音が綺麗ですきだった。



出会ったのは僕の散歩道だった。



深い夜の森に溶け込んでしまいそうなモスグリーンのセットアップを着た彼を、

一目見たときから、

彼は悲しみを纏っているのだとすぐにわかった。



時のズレ、出会いのズレ、言葉のズレ、

そんなことで、傷ついてしまった。


ごめんねぇ、



ねえ、

あの子が幸せなら、 いいなあ。










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