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組織の成長を牽引するNo.2~NO.2の選び方
中小企業の経営において、"No.2"、つまり組織内の副リーダーや重要なポジションについている人々について、多くの課題が存在します。
このテーマに関する私の記事は、読者にとって非常に関心が高いものとなっているようです。実際、私のノートの中でも2番目に多く読まれている記事であり、1番は私自身の自己紹介記事です。また、過去1年間では、社員教育に関する記事も人気があります。
今回は、No.2の役割につ
民主的な組織運営への誤解に気が付くことが、民主的な組織運営につながるということ
「民主的な組織運営といったことは非常に重要です。」と多くの方が語っています。ただ、民主的であることがどれだけ確固たる価値であるかについて、その言葉を語っているか?ということに、私たちは疑問を抱いてみる必要があるかもしれません。
日本国憲法には民主主義という原則が掲げられており、その普遍性に疑いの余地はないかもしれません。ただし、民主主義が絶対的かつ普遍的に適用できるかどうか・・・、世界の中でも民
議論・討論・論評・感想それぞれの意義とファシリテーションの役割~町工場の夫は准教授
町工場の娘からは「あんたは、コミュニケーションが下手すぎる」ということをよく言われます。ただ、私の内心では「目的」と「相手」によって違うと思っています(言葉には出さないけども)。なので、私とお会いする方からは「思ったよりも普通の人」と言われることもあるそうです(町工場の娘曰く)。
さて、今回はコミュニケーションについて考察してみたいと思います。私は内心で思う通り、「目的」と「相手」によってコミュ
社員の自主性が光る組織へ-議論の力を活かす~町工場の夫は准教授
町工場の娘の嘆きから、「社員の自主性」というものを考察してきましたが、あることに気が付きます。町工場の娘は「議論」を嫌うようですが、決してそんなことはなく「コミュニケーション」とか「報連相」という言葉を使います。しかし、じゃあ何のため?ということが欠いていると、その報連相も、コミュニケーションも、議論も何の効果も生み出しません。
今回は、自主性と議論ということを考察しています。そして、組織ガバナ
自主性を育む企業文化の構築-タイムマネジメントの役割とは?~町工場の夫は准教授
中小企業(特に小規模事業)は、企業利益の最大化のため、様々な課題に直面していると思います。その中でも、「人」の課題。企業利益の最大化のため、企業は創意工夫と柔軟性を持つ社員を求めています。しかし、時折、社員たちが自ら考えることなく、上司や他の同僚からの指示に頼る傾向が見受けられます。
同じような嘆きを町工場の娘から聞き、考察をしたのが次の記事でした。
今月、一番読まれている記事であることも、そ
経済的発展と社会的均衡を目指す中小企業の企業利益最大化~町工場の夫は准教授
町工場の娘と話をしていると、「どうも合わない」ということが多々あります。合わないということは、価値観や志向というものがあるでしょう。そして、中小企業、特に小規模事業者の経営者と話していても、「どうも合わない」というか、「あれ?なんか前提が違う?」ということも。
この正体について、一つの視点からひも解いてみようかなと思い、今回の記事を書いてみました。一つの視点とは「企業利益の最大化」という視点です
企業の終活についての雑感~町工場の夫は准教授
本記事では、企業の終活について考えます。終活は一般的には個人の未来についての活動と捉えられますが、家業や事業の場合も「終焉」を予測し、選択肢の一つとする必要があるかもしれません。倒産だけでなく、何を遺すのか、何を継いでいくのかという視点も重要です。
この点は、町工場の娘と私では、背負うものが違います。したがって、決断をするということの難しさも異なってきます。
経営者が退く時には、何を託すのか、