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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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考えると生きられない

私は普段Netflixで観たい作品が有ると
Amazon primeでも配信していないか
必ずチェックします。
そしてAmazonに有ればそちらで
観るようにします。

何故か?

もちろん「愛の不時着」の順位を
落とさないためですww\(//∇//)\

そして昨日
娘も帰ってしまい
呪術廻船の

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続きを観ようと
アマプラを開きますと
「あなたにオススメです」の文字が

そしてお勧めされたのがこちらです。

『かぞくのくに』

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あらすじは(ネタバレ有り)
在日コリアンのソンホは総連の重役を務める父の勧めに従い、当時「理想郷」と称えられていた北朝鮮の「帰国事業」に参加し半島に渡り、現地で結婚し子供も生まれたが、離れ離れとなった家族の再会は果たされていなかった。
それから25年、ソンホの一時帰国が実現する。ソンホは脳に悪性の腫瘍を患い、その治療のため、3ヶ月の期間限定で日本滞在が許されたのだ。久々の再会に妹のリエや母ら、家族は歓喜し、ソンホを温かく迎え入れる。だがソンホには常に同志ヤンが付き従い、その行動を制限・監視していた。
検査の結果、ソンホの治療は3ヶ月では足らず半年以上の入院が必要だと告げられ、手術を断られてしまう。なんとかソンホの腫瘍を治療させようとリエがソンホの幼馴染で医者に嫁いだスニに相談していた矢先、朝鮮本国より突然の帰国命令が下る。

これは原作者で監督も務められたヤン・ヨンヒ氏の
実体験に基づいて描かれた作品です。

地上の楽園と言われて渡来した日本人が
栄養失調になって治療のために
帰国するパターンが
頻繁に起こっていたようです。

主演の井浦新さんも
妹役の安藤サクラさんも
そしてオモニ(宮崎美子)さん
皆さま素晴らしい演技で
思わず引き込まれてしまいました。

タイトルは新さん演じるソンホが
妹に向かって言う台詞です。

彼の国では生きるためにはそうしていないと
おかしくなってしまうと……

もちろん、かなり昔の話なので
今はもう少し良くなっていると
思いますが…

私は大学生の頃
民団と総連の違いを学びました。

民団
日本国内の270を超える拠点で活動を行っている。主な活動内容は、在日韓国人の相互親睦、韓国文化の紹介等の広報宣伝、日本での地位向上(日本での参政権要望、教科書内容の是正要求等)など。
会員は約33万人で、日本などに帰化して韓国籍を離れた者も会員になることができる。韓国の公的機関ではないが韓国籍パスポートの申請、韓国の戸籍処理などの依頼を代行している。また、韓国政府から年間80億ウォンの支援を受けている。傘下に金融機関(商銀信用組合を参照)や教育機関を多く保有している。


総連

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「在日本公民団体」と自称、2013年以降は、同国を支配する朝鮮労働党に所属する諜報機関の統一戦線部の傘下の第225部(旧対外連絡部)の指導を受ける。1955年2月の日朝国交正常化を求める「南日声明」と、従来の指導機関である日本共産党の路線転換に伴い、在日朝鮮人運動が再編を迫られる中、同年5月25日から26日に浅草公会堂において結成大会が開催された。結成当初は、日本に滞留している「朝鮮籍」朝鮮人を対象とした民族学校の運営や、「朝鮮籍」朝鮮人経営者に対する融資をおこなうなど、一種の互助組織として機能していたが、発足当初から社会主義を支持し、その後冷戦期社会主義陣営を支持する団体としての性格を明確にした。過去の反日暴力事件の経緯や、こういったことから日本政府や警察などの治安機関との緊張関係を生み出す要因となった。


主人には大学の学部生の時も
大学院の研究室時代にも
在日の方がいて
今でも連絡をとっています。

また娘も
小・中・高・大どの時代においても
やはり在日の同級生に囲まれていました。

そして私にも、お稽古事の仲間で
在日のお友だちがいます。

どなたも民団(韓国)の方ですが
皆さま、とても良い方で
これからも仲良くしていきたいと思って
います。

映画の中には

「愛の不時着」のリジョンヒョク中隊長や

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「コンフィデンシャル共助」の
リム・チョルリョン少佐は

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どこにもいませんでした。

「愛の不時着」を観て以来
2つの国のことが
以前より気になっていましたので
今回、視聴したことで
改めて拉致問題や
民族の分断などを
考え直す機会をいただきました。

今回は真面目なお話になってしまいました。

いつも読んでいただきありがとうございます。




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